ICT活用実践例(令和5年10月~)

更新日:2024年03月15日

6年生による“Canva”講習会

 3月14日(木曜日)、6年生が4,5年生対象にインストラクターとなって“Canva”の講習会を開いてくれました。“Canva(キャンバ)”は、誰でも使えるビジュアルツールキットで、デザイン経験がなくても簡単にプロフェッショナルなデザインを作成できるというものです。6年生は、第1回の台湾交流から使い始め、普段の学習から表敬訪問でのプレゼンなど、上手に使いこなしています。この日は、真ん中に6年生が座り、その横に4,5年生が座って使い方を教えてもらいました。教材として「春」をテーマにした俳句をつくり、イメージに合わせてスライドを作ります。画面をのぞくと、素敵なスライドができていました。

台湾台中市大元國小学校からポストカードが届きました!

 3月7日(木曜日)に、4日にオンライン国際交流を実施した台湾の大元國小学校から、本校にポストカードが届きました。交流した子どもたちの集合写真とともに、担当した先生からお礼の言葉が綴られていました。また、向こうの子どもたちは、6年生のみならず、来年度交流をする予定の5年生一人一人にも、ポストカードを書いてくれていました。そこには、自己紹介と学校紹介が丁寧な見やすい字で短く書かれており、一生懸命書く姿が浮かんできました。次回の交流が楽しみです。  謝謝!!

6年生 台湾との国際交流(2回目)

 3月4日(月曜日)9時40分~11:00頃まで、約80分にわたり、6年生が、台湾の台中市大元國小学校と今年度第2回目となるオンライン交流を行いました。台湾の学校は、2月半ばまで約1か月におよぶ春節祭の休業があり、時間が制約される中、この交流を実現してくださいました。台湾は新年度が9月から始まりますので、今回交流する子どもたちは6年生の2学期中ということになります。前回第1回目に交流した子どもたちとは別の子どもたちです。ということで、あらためて簡単な自己紹介から始めました。まず台湾の学校から、名前と好きなことやものを言っていきましたが、好きなこととして「バスケットボール」「バレーボール」「走ること」「音楽」などが聞き取れると、本校の子どもたちは「同じや!!」「オ~~ッ!」と反応していました。

 次に、お互いが“Canva”で作成したスライドでプレゼンテーションを行いました。内容は学校紹介が主ですが、台湾の子どもたちは、コロナ禍におけるオンライン授業の様子なども紹介してくれ、興味深かったです。途中で上手にクイズも差し込まれていました。本校のプレゼンでは、なんといってもリズムダンスふれあいコンクール全国第2位の紹介が盛り上がり、実際のダンス動画を見てもらいましたが、感想として「アメイジング!」という声が聞かれました。最後に画面越しに記念写真を撮りました。

 この国際交流は、日本の歴史や文化、自分たちのふるさとについて学ぶ貴重な機会であったと捉えています。今年度の交流は、これで最後ですが、担当同士がこれからも続けていくことを約束して、会を終了しました。 謝謝!! 再見!

 台湾:台中市大元國小(Dayuan Elementary School)

6年生 社会科授業

 2月22日(金曜日)に、6年生が社会科の学習で学んだことや調べたことを基に、授業を自分たちで展開しました。6年生だけではなく5年生も、Chromebook持参で授業を受けました。2つの班が、それぞれ「アメリカ」と「ブラジル」について、国の特徴や日本とのかかわりなどを調べて“Canva”でスライドを作り、黒板も活用しながら進めました。何より授業者が楽しそうなのが、よかったと思います。

3年生 総合的な学習での活用

 ほぼ1年間を通して学んだ環境体験学習の最後に、例年お世話になった学校支援ボランティアの方をお招きしてまとめの発表会を開きます。田植えや稲刈り、かかしづくりなど、自分たちで作成したGoogleスライドを見ていただきながら発表していきます。1学期に6年生より作り方を教えてもらうところから始まったスライドづくり。その上達ぶり、スキルの高さに目を見張るものがありました。

道徳科授業での活用

 4年生「ぼくのまちのたからもの」という教材の道徳科授業で、ICTを活用しました。大型モニターで資料を映す。「ぼく」の気持ちが変わったのはなぜか、Jamboardに意見を入力する。加古川市立平荘小学校6年生の狂言動画を視聴する。ふるさとの伝統行事を残すためにどうしたらよいか、Googleフォームで意見を集約。最後にその意見をテキストマイニングで可視化する。などです。教師、児童双方がコンテンツの操作に慣れているということが、まず基本にある活用例です。

5年生 国語科

 国語科「敬語の使い方」の学習で、GoogleのコンテンツであるJamboardを活用していました。付箋の色分けをして意見を可視化し、情報を共有しながらそれぞれの考えを深めていました。

4年生 算数科

 算数科の授業で、ミライシードのムーヴノートを活用して「はこづくり」の学習に取り組みました。ムーヴノートは、その名の通り動かすことができるのが特長なので、子どもたちも考え方がわかりやすく、理解が深まりやすいと思います。

5年生 新入生体験入学で活用

 1月25日(木曜日)に開催した新入生体験入学で、5年生がChromebookを活用しました。5年生は、この日のために学校紹介やクイズをGoogleスライドで作成し、わかりやすく説明していました。後半のゲームのルール説明では、事前に撮った動画を流して、よりわかりやすい工夫をしており、感心しました。

3年生 環境体験学習まとめ

 1年間取り組んできた環境体験学習である米作り、その過程をGoogleスライドを活用してまとめました。これまでもスライドを作ってきているので、操作もスムーズでした。

裏方作業もおまかせ

 12月20日(水曜日)の1,2時間目に、ひがしっ子チャレンジを実施しました。その活動の中で、子どもたちは上手にChromebookのコンテンツを活用していました。ルール説明のためのプリント、タイマー、BGMなどの音響効果、ランキングのための集計表などです。ツールとして使いこなしています。

1年生 生活科

 11月16日(木曜日)、生活科で「お手伝い大作戦」の授業を実施しました。Chromebookで写真や動画を撮って、家で自分がしている手伝いの紹介を、SKYMENU発表ノートで作成するという宿題が担任から出され、その説明を受けていました。自分たちの兄や姉が、どんな手伝いの紹介をしたか、大型モニターで見せてもらい、イメージづくりの参考になりました。

4年生 理科

 「ものの温度と体積 1 空気の温度と体積」の学習をしていました。問題「空気は、温度によって体積が変わるのだろうか」を考え、予想を立てました。その後、確認の実験をしましたが、学習の過程でChromebookをおおいに活用していました。

5年生 トヨタ北九州工場リモート見学

 11月6日(月曜日)の6時間目14時半より、5年生が福岡県宮若市にあるトヨタ自動車九州宮田工場とリモートでつないで、工場見学をしました。宮田工場はレクサスをつくる工場だそうです。まず、クイズが出題され、その後組立工場見学の動画を見ました。人、ロボット、部品会社が協力してつくり、何より安全と品質にこだわっているそうです。最後に子どもたちからの質問にも答えてくださいました。遠く離れた福岡県の工場とも、オンラインでなら見学することができます。子どもたちもメモをとりながら、しっかりと学習できていました。

6年生 台湾とのオンライン国際交流

 2日(木曜日)9時50分から11時過ぎまで、約70分にわたり、台湾の台中市大元國小学校と今年度第1回目となるオンライン交流を実施しました。初回なのでまずそれぞれ自己紹介、お互いが住んでいる地域や学校の紹介もして、その後クイズに答える時間もありました。

 学校や地域紹介のプレゼンテーションコンテンツとして、大元國小学校が“Canva”を使用していたので、本校もそれを使用しました。Canvaは海外のオンラインで使える無料のグラフィックデザインツールで、61万点ものテンプレートと、1億点の素材(写真、動画、イラスト、音楽)があり、ドラッグ&ドロップの簡単操作で誰でも簡単にあらゆるデザインを作成できるというものです。本校児童は、Googleスライドを使い慣れているのでCanvaもすぐに使いこなしていましたが、圧倒的にデザイン性が高く、見栄えのいいスライドになっていました。

 最初は緊張していた子どもたちも、徐々に雰囲気に慣れ、ボディランゲージで交流する姿も見られるようになり、最後は画面越しに一緒に写真におさまりました。担当者同士で次回日程の確認をして、無事終了しました。大元國小学校の皆さん、谢谢、再見!

3年生 消ちゃん先生 事後学習

 3年生が、校内の消火設備の確認をしました。まず、担任がムーヴノートで校舎図を配付し、消火器設置場所やその他の設備の場所を確認しながら、一つ一つ黄色い星印を置いていきました。

兵庫型学習システム実施状況調査に係る学校訪問

 10月30日(月曜日)に見出しの件で、兵庫県教育委員会指導主事と加古川市教育委員会指導主事の訪問を受けました。兵庫型学習システムとは、すべての子どもたちの可能性を引き出すための「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実させ、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた指導を目的としている学習システムです。本校は、教科担任として理科で加配されています。加配により、より専門性の高い授業が行われています。訪問では、6年生の理科と5年生の外国語の授業を参観していただきました。

 

6年生理科…問題「水のはたらきによって、地層はできるのだろうか」に取り組みました。予想では、全員「できる」でした。実験の前に地層がどのようになるか、SKYMENU発表ノートで予想、提出しました。その後、担当が時間をかけて準備した実験道具を使って3つの班に分かれ、実験をしました。水が流れていくさまや「れき(小石)」「砂」「でい(泥)」がどのように地層を作っていくか、Chromebookで撮影をしました。県の指導主事からは、Chromebookの活用が適切であったという感想をいただきました。

5年生…“Where is the post office?”“Go straight for ~ ”“Turn right left ”“You can see it on your ~ ”の学習をしていました。担当が、オールイングリッシュで授業を展開していましたが、子どもたちはとまどうこともなく楽しそうに学んでいました。

2年生 せいかつ科

 10月26日(木曜日)・27日(金曜日)の両日、まち探検の学習をするため、その事前準備をしていました。SKYMENU発表ノートが配付され、各事業所でどのような質問をするかを入力し、提出後、それらを共有しました。その中から実際に行う質問を決めていきます。まち探検にもChromebookを持参し、記録用の写真を撮ります。

5年生 理科 実験で活用

 「流れる水のはたらき」の学習をしました。まず、3つの班に分かれ学校の運動場の端で小さな川をつくり、内側と外側を意味する旗を立て、水を流して観察しました。よりわかりやすくするため、チョークの粉も流し、その実験の様子をChromebookで撮影しました。

撮影した動画を基に、班でわかったことをまとめ動画も紹介しながら発表し、意見を共有しました。

 最後に、理科室で担当がつくった装置で確認の実験をしました。最初の自分たちの実験動画は、流れる様子を近くで撮影していたので臨場感があり、子どもたちの理解にストレートに働きかけていたと思います。そういった意味で効果的な活用だと思います。

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