西神吉小学校周年記念イベント

　3月2日土曜日、西神吉小学校120周年・西神吉幼稚園100周年記念式典を開催しました。

　第一部は、来賓や実行委員と共に、小学校と幼稚園の子どもたちも参加する式典でした。

　教育長からは、小学校の校庭にある分岐石が、先人たちの努力によって作られた水路に関するものであると話され、西神吉の歴史と発展を児童たちに伝えていただきました。

　記念品として、体育館前の芝生の広場「語らいの広場」のリニューアル工事を贈っていただきました。工事は一足先に完了しており、良く晴れた日には、子どもたちが靴を脱ぎ、歩いたり、座ってしゃべったりしています。

　誓いの言葉では、代表の児童がこの一年を振り返り、周囲の人への感謝や、西神吉の未来への希望を語ってくれました。

　第二部は、株式会社M.Lab(ミムラボ)の代表取締役社長である三村仁司氏を講師としてお招きし、5年生と6年生に向けて、シューズづくりについてのお話をしていただきました。

　話の中で出てくる、有名な選手の名前や、「オリンピック」という言葉に、児童だけでなく大人たちも驚き、感心していました。

　三村氏は、ご自身のシューズづくりの話を通して、子どもたちに、プロとして自分の仕事や役割に誇りを持つこと、失敗を恐れず挑戦すること、相手のことを考えて満足させるような働きをすることを教えてくださいました。

　第三部は、運動場に出て、計画委員の児童によるゲームと、シャボン玉ショーを行いました。

　まずは、西神吉小学校の伝統のキャラクター「ピッカリ星人」が登場し、全校生だけでなく、幼稚園の子たちや地域の方も交えたゲーム「友達を作ろう」をしてくれました。発した言葉の数と同じ人数でグループを作るこのゲームでは、あまりしゃべったことのない人や大人にも声をかける必要があります。子どもたちは、いろいろな人と楽しそうに交流していました。

　式典の最後を飾るのは、しゃぼた あわお氏によるシャボン玉ショーでした。

　大きいシャボン玉、たくさんのシャボン玉が次々とできていき、子どもたちは歓声を上げ、夢中でさわりに行っていました。

　子どもたちにとっては、楽しく交流できた記念式典となりました。また、職員や地域の方にとっては、そのような子どもたちの笑顔を見て、西神吉の明るい未来を感じることのできた式典でした。