令和5年度3学期

更新日:2024年03月29日

卒園式

 3月19日に第5回卒園式を行いました。保護者の方々や小学校の校長先生、地域の方に見守っていただきながらすみれ組26名が全員揃って東神吉こども園を巣立っていきました。卒園式終了後には、在園児からのお祝いセレモニーがありました。「そ・つ・え・ん・お・め・で・と・う」の元気な声に合わせてパネルが出てきた時にはすみれ組の子ども達や保護者の方からも歓声と拍手が起こりました。園児と職員で作った花道をすがすがしい表情で通り抜ける子、別れを惜しむようにゆっくり在園児一人一人と笑顔でタッチする子、照れくさそうに保護者の方に寄り添いながら歩いている子…。一人一人の喜びと、ちょっぴり淋しい気持ちが表れているようでした。4月からは、1年生!それぞれの場所で、自分らしさを発揮しながら元気に活躍してくれることを職員一同期待しています。

看板
パネル
花道

ふれあいウィーク

 卒園するすみれ組(5歳児)の子ども達が、0歳児から4歳児までのクラスを回り、異年齢で触れ合って遊ぶ”ふれあいウィーク”を行いました。一緒に好きな遊びやダンス、じゃんけん遊び等を楽しむ中で、5歳児は年下の友達の目線になって優しく声をかけたり関わったりしている様子に成長を感じました。また、今年度は運動会やこども園ウィークなど、縦割りのグループで活動する機会を多くもったこともあり、互いに親しみを感じながら喜んで関わり合う姿があちこちで見られ、嬉しく思いました。

お別れ会では、りす組、うさぎ組、ひまわり組の子ども達がすみれ組のお兄さん・お姉さんにかわいい歌や言葉のプレゼントをしてくれました。たんぽぽ組(4歳児)からは、なかよしペアのお兄さん・お姉さんにカードのサプライズプレゼントがありました。その子なりに”ありがとう””大好き”の気持ちをお互いに言葉や表情で伝え、嬉しそうな笑顔が溢れていました。

 

ふれあい
じゃんけん
プレゼント
大好き

バイキングパーティー

 遊戯室で給食のバイキングパーティーをしました。この日のメニューは、おにぎり・唐揚げ・ポテト・ブロッコリー・ナポリタン・フルーツポンチ。子ども達は、大好きな献立に目を輝かせ、何度もおかわりもし、たくさん食べていました。友達や先生、調理師さん、用務員さん、事務員さん、みんなで食べる給食は、いつも以上にとってもとっても美味しかったようでおしゃべりも弾んで楽しい時間となりました。

バイキング
トング
食事

こま回し大会

 それぞれのクラスで、こま回し大会を行いました。”上手に回せるようになりたい”と、毎日コツコツを練習を積み重ねてきた子ども達。いつも以上に気合いを入れて紐を巻いたり投げたりする姿に意欲を感じました。「今日が一番よく回った」と喜ぶ子ども、「いつもは優勝するのに今日は回らなかった…」とがっかりする子ども。歓声をあげながら一喜一憂する様子が見られました。自分なりのめあてに向かって挑戦しようとする気持ちをこれからも持ち続けてほしいと思います。

こま回し
うさぎこま回し

ひなまつり会

 遊戯室に子ども達が作った雛人形を飾りました。全園児の作品が集まり、とても華やかで賑やかなひなまつり会場になりました。

由来について話を聞いたり、パネルシアターや”ひなまつりクイズ”をしたりながらみんなで楽しいひと時を過ごしました。東神吉こども園の子ども達がこれからも元気にすくすくと育ちますようにとの願いをこめて、ひなあられもおいしくいただきました。

ひなまつり
ひな人形

一年生との交流

 すみれ組(5歳児)が、東神吉小学校の1年生と交流しました。1回目は、小学校の校内を探検したりミニ体験授業で1年生の作ってくれた”一年生の生活”や”東神吉小学校の1年”の紙芝居、トントン相撲を楽しんだりしました。小学校の正門に入った瞬間から嬉しくて仕方ない様子の子ども達。ペアのお兄さん、お姉さんと手をつないで、図書室や色々な教室を案内してもらいながら1年生の教室に向かいました。「小学校って広いな」「階段がいっぱいある!」「運動場もこども園より大きいね」と、友達とも会話が弾んでいました。優しく声をかけてくれたり丁寧に教えてくれたりするお兄さん、お姉さんの存在が安心感につながり、1年生になる嬉しさや期待感が膨らんだように感じました。

2回目の交流を今から楽しみにしている子ども達です。

一年生教室
おしえてあげる
トントン相撲
絵本
図書室

生活発表会

りすぐみ「ねこのおいしゃさん」(PDFファイル:645.4KB)うさぎぐみ「もりのおふろ」(PDFファイル:502.6KB)ひまわりぐみ「3びきのやぎのがらがらどん」(PDFファイル:769.1KB)たんぽぽぐみ「おむすびころりん」(PDFファイル:821.5KB)すみれぐみ「みつばちマーヤのぼうけん」(PDFファイル:676.6KB) 大好きな絵本のお話をクラスの友達や先生と劇にして遊びました。場面を取り上げながら登場人物になって表現遊びを楽しむ中で、自分なりに感じたお話のイメージや登場人物の気持ちを友達と話し合いながら、そのクラスならではの劇をつくり上げてきました。背景や小道具にも担任や子ども達の思いとイメージが溢れています。

生活発表会当日は、緊張しながらも保護者の方に見ていただく喜びを味わいながら張り切って取り組む姿に成長を感じました。一人一人の真剣な表情やさりげなく友達をフォローする姿、のびのびとした歌声からも、クラスの友達とつくってきた劇遊びを大切に思う気持ちやみんなでやり遂げたいという思いが感じられ嬉しかったです。

みつばちマーヤ
ねこのお医者さん
3びきのやぎのがらがらどん
おむすびころりん
もりのおふろ

校長先生に劇を観てもらったよ

 生活発表会の数日前に、小学校の校長先生がすみれ組(5歳児)の劇遊びを観に来てくださいました。「今日は、校長先生がお客さんになってくれる。嬉しいな!」「かっこいい所を見てもらいたい」と、子ども達は張り切っていました。道具の出し入れに友達同士で声をかけ合いながらテキパキと取り組む様子や元気いっぱいの声でナレーションやセリフを言う様子からも、喜びが伝わってきました。

校長先生から、友達と協力して最後まで劇をやり遂げていることや一人一人が一生懸命に自分の役割に取り組んでいたことを褒めていただき、生活発表会当日に向けて更に意欲を高めた様子の子ども達でした。

校長先生

氷ができたよ

 寒い日が続いたある朝、砂場のバケツに入った水が凍っていることに気付いた子ども達。”他の砂場の道具にも水を入れておいたら氷が出来るかも知れない!”と思いつき、フライパンやお鍋、型抜き、ボール等、色々な形や大きさ、深さの容器に水を入れ、風がよく当たる寒い場所を見つけて置いて帰りました。

次の日の朝、登園するなりすぐに確認に行った子ども達から「氷が出来てる!」「見て見て!」と、歓声があがりました。その声を聞きつけて子ども達が集まってきました。

「氷のホットケーキみたい」「氷のたこ焼き屋さんだよ!」「かき氷もありますよ」と、いつの間にか氷でごっこ遊びを楽しむ子ども達。

遊びながら氷の厚さや氷が溶けていく様子、割れた氷にも興味をもち、気付いたことを先生や友達に伝えたり「明日はどんな氷が出来るかな?」と氷作りへの意欲や期待も膨らませたりしていました。

たこやき
氷できたかな
氷のホットケーキ
みてみて
かたまった

まりふるあーのコンサート

 全園児でまりふるあーのさんの素敵なコンサートに参加しました。「ミッキーマウスマーチ」「となりのトトロ」「童謡メドレー」「スーパーマリオメドレー」等、子ども達がよく知っている曲をたくさん演奏してくださいました。曲が始まると、子ども達は自然と口ずさんだり体でリズムをとったりして体中で楽しみ、音楽のすばらしさを感じていました。

マリンバのソロ演奏「道化師のギャロップ」では、速いテンポに合わせてマリンバの上を行ったり来たりする4本のバチを必死に目で追いながら、「バチがめちゃくちゃ速く動いてる」「上手だなー」と、目を丸くしていました。

音楽会で歌った曲や演奏した楽器もあり、子ども達は興味をもって参加していることが伝わってきました。

まりふるあーのコンサート
3人コンサート

コマ回し名人

 コマ回し名人の五百藏先生(いおぴー)が、こども園に来てくださいました。「ウナギつり」「どじょうすくい」「金魚すくい」「UFO」「4個回し」等、沢山の名人技を見せていただきました。技が成功する度に、「すごーい!」「かっこいい!」「あんな技をやってみたい。」と、子ども達からは歓声があがっていました。技を見せていただいた後は、自分のコマをチャレンジしているところを五百藏先生に見ていただきました。

ひもの巻き方のコツや投げ方のコツ等、うまく回すための方法を教えていただき、子ども達は早速、取り入れながら繰り返しチャレンジしていました。

「いおぴーみたいに上手になりたい!」と、目標をもち、コマ回しに意欲を高めた様子です。

4個技
りすチャレンジ
ひまわりチャレンジ

3学期始業式

 1月9日。1号認定児も登園し、3学期が始まりました。元旦にあった能登半島の震災の話を真剣な表情で聞き、テレビで見たことや知っていることを口々に伝えていました。皆で元気に集えることに感謝しながら、自分のことだけでなく、周りの人のことを思いやる気持ちや助け合う大切さについて皆で考え合いました。

今年度の締めくくりの3か月。子ども達と命の尊さを感じながら、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。