令和6年度 2学期

更新日:2025年03月11日

こま名人と遊ぼう

コマ回し名人の先生が幼稚園に来てくださり、技を披露したりコマ回しのコツを教えたりしてくださいました。同時に2個、3個、4個、5個とコマを同時に回したり体をぐるっと一周する技、手やおでこでもくるくると回したりする技・・・技が決まる度に子ども達は目を丸くして「すごい」「かっこいい」「もう一回見せて」…と、歓声をあげながら拍手を送っていました。コマ名人の技を見て憧れの気持ちをもったはな組(5歳児)は、早速自分のコマで自分なりにめあてをもってチャレンジしていました。コマ名人に紐の巻き方、コマの持ち方や角度、投げ方などを教わり、自分に取り入れようと意欲的でした。何度も何度も挑戦して、この日初めて回せるようになった子や、この日をきっかけに様々な技に興味をもった子等、コマ回しの楽しさ・面白さを感じながら日々遊んでいます。

絵本の読み聞かせ

 学校運営協議委員及び、人権アドバイザーの先生に絵本の読み聞かせをしていただきました。「きょうはなんのひ」の絵本では、遊戯室を絵本の中の”お家”に見立てて、お話に出てくる様々な”もの”を実際に置いて準備してくださり、手紙を見つけたり読んだりしながらお話が進んでいくように工夫してくださり、子ども達も職員も絵本のお話の世界に入り込んで楽しみました。心があたたかくなるようなお話に、子ども達も「次のお話はどんなお話だろう?」と、期待感をもって聞いているのを感じました。想像力や感性を育てる絵本の魅力を再発見した楽しい時間でした。

絵本の読み聞かせ1
絵本の読み聞かせ2

落ち葉遊び

 幼稚園や小学校の木々が紅葉し、日ごとに落ち葉が増えていっています。発見した子ども達は、早速自分たちの遊びに取り入れ始めました。「赤や黄色、ここは緑!にじいろ葉っぱだ!」「穴あき葉っぱ面白いね」「イチョウの葉っぱは、スカートみたい」「これは、うちわに見えるよ」等と、拾った落ち葉の色や形に興味を広げ、感じたことを先生や友達に伝え合っています。”がんじき”で落ち葉をかき集めて、落ち葉の山や温泉を作って座ったり寝転んだりして感触を楽しんだり、キャラクターの形を作って、「目や口、リボンになりそうな葉っぱはないかな…」と、園庭のあちこちからイメージに合った色や形の落ち葉を見つけてきて、葉っぱでお絵かきをしたり…。また、きれいな落ち葉を身に着けて、”秋のプリンセス”になりきってごっこ遊びをする姿も見られました。

落ち葉で遊びながら、秋から冬への季節の移り変わりも全身で感じとっていることが伝わってきます。寒さを忘れて夢中で遊ぶ子ども達の様子を見ていると、心もほかほかとあたたかくなる毎日です。

なかよし会

 12月に入ってから、「サンタさん大好き」「サンタさんに会いたいな」の気持ちを込めて歌ったり、制作したり、手紙を書いたりしていた子ども達。なかよし会では、念願のサンタさんに会えて大興奮していました。サンタさんに質問したり歌を聴いてもらったり、特にプレゼントをもらう時はどの子もとびっきりの笑顔でした。少し恥ずかしそうに「サンキュー」と挨拶する姿は微笑ましかったです。

”火の女神さま”が来てくださってキャンドルサービスをしたり、みんなでダンスをしたりブラックパネルシアターのお話を見たり…。保育室では、ケーキもいただき、楽しく嬉しいことが盛り沢山の一日でした。

消防車見学

 12月11日に、中央消防署から消防士さんが来てくださいました。避難訓練の様子を見てくださり、”おはしもち”の約束を再確認してくださったり、自分の命を大切にする重要性についても、子ども達に分かりやすくお話してくださいました。また、先生たちによる水消火器での消火訓練では、消火器の使い方についても学びました。

消防自動車の見学では、子ども達の質問に一つ一つ丁寧に答えてくださり、消防車の機能や役割、消防士さんの仕事への関心が深まりました。

加古川西高校(野球部)との交流

 加古川西高校の野球部の皆さんが幼稚園に来てくださり、野球体験をさせていただきました。リーダーのお兄さんが投げたボールをキャッチしたり手のバットで打ち返したり、チーム対抗でベースリレーもして遊びました。午後からの短時間ではありましたが、子どもの目線で優しく話しかけながらその子のペースに合わせて遊んだり、褒めたりしてくれるお兄さんに、どの子もすぐに打ち解け楽しく遊んでいました。

交流の最後には、お兄さんが一人ずつメッセージカードを書いてプレゼントしてくれました。今回の交流が、野球に関心をもったり、初めてのことにもチャレンジしてみようとするきっかけになれば嬉しいです。

はとっこフェスティバル

 11月29日に「はとっこフェスティバル」を行いました。幼稚園ウィークで遊んだ”世界旅行ごっこ”をテーマにしながら、4歳児・5歳児がそれぞれ歌やメロディー奏、合奏、ダンス等を通して表現しました。保護者の方やお客様に少し緊張した様子でしたが、友達と声を合わせ音を合わせ、音楽を楽しむ姿にクラスの一体感を感じた嬉しい一日でした。大きな拍手をいただき堂々と退場する一人一人の表情には、やり遂げた充実感があふれていました。

幼稚園ウィーク

 11月19日に、参観日を行いました。パリオリンピックから様々な国に興味を広げて遊んできた子ども達。この日は、実際に遊ぶ姿を見たり保護者の方にも参加してたりしながら一緒に楽しんでいただきました。”はとっこワールドツアーへようこそ”をテーマに、子ども達は、日本・イタリア・フランス・アメリカ・フィンランドの各国の特徴や美味しい物を絵本や図鑑、写真などで見つけ、お店屋さんを開きました。うどん屋さん、スイーツ屋さん、カウボーイの射的ゲーム、ファッションショーや歌、ダンスのショー…と、子ども達のアイデアが詰まったコーナーで遊戯室はいっぱいになりました。それぞれのコーナーでお店屋さんやお客さんになって遊び、親子で世界一周旅行を楽しみました。

様々な国の言葉や文化に親しみをもちながら自分たちの遊びに取り入れ、友達とより楽しくなるように考え合う姿から、遊びをつくりあげていく面白さを感じていることが伝わってきました。

大きなマツボックリに飾りをつけ、ツリーを

作りました。

親子で素材を選んだり飾り方を相談したり

工夫したりしながら制作を楽しみました。

絵本シアター

 マンモスキッズ・ママさんが絵本の読み聞かせをしてくださいました。挿絵をスクリーンに映し、様々な楽器で効果音を出したり登場人物になりきったりしてお話を進めてくださり、幼稚園の子ども達だけでなく、ふれあい保育の子ども達も夢中で見ていました。絵本の楽しみ方やその工夫について、職員も学ぶ機会になりました。

いちごの苗植え

 幼稚園の畑やプランターにイチゴの苗植えをしました。にじ組(4歳児)は、春にイチゴが出来ることを楽しみにしながら、はな組(5歳児)は、来年度入園してくる友達のことを思いながら大切に植えました。寒さに負けずに元気に生長して、春にはおいしいイチゴがたくさん実りますように…。

保育園との交流

 はな組(5歳児)が、鳩里保育園の5歳児と交流しました。1回目の今回は、保育園の友達と加古川中学校で鯉の餌やりや木の実拾いをした後、幼稚園で一緒に遊びました。ペアやグループになった友達と自己紹介をして、それぞれのクラスで歌っている歌を歌ったりふれあい遊びやじゃんけん列車をしたりしているうちに、すっかり仲良くなり、笑顔で会話する姿が見られました。その後、はな組が楽しんでいる「世界旅行ごっこ(お店屋さん、ショーごっこ)」を一緒にして遊びました。保育園の友達がお客さんになってくれたり、一緒にショーに出演したりしてくれて遊びも大盛り上がり!あっという間に時間が過ぎていきました。次回の交流を楽しみにしている子ども達です。同じ小学校へ入学する友達と交流することで、就学に対する期待や安心につながると嬉しいです。

加古川南高校インターンシップ

 加古川南高校の1年生がインターンシップ(就業体験)で来園しました。「小さい子どもが好きだから」「幼稚園の先生の仕事や役割について学びたい」「子どもと触れ合う機会がないので積極的に関わりたい」と、高校生はそれぞれに目的をもって3日間過ごしていました。初めのうちは、お互いに緊張した様子でしたが、好きな遊びの中で、お姉さんたちが子ども達のしたいことを一緒になって楽しんだり考えたり手伝ったりしてくれて、徐々に打ち解けていくのを感じました。子ども達もいつの間にかお姉さんに進んで声をかけて遊びに誘ったり、頼りにしたりする姿もあり、関わりを楽しんでいました。

インターンシップ終了後に届いたお手紙には、「子ども達が課題に向かって友達と話し合い、思いつかないような考えやアイデアを次々出していて驚きました」「子どもと関わる時には、子どもの目線になり、何を面白いと感じているかを考える大切さを感じました」「子どもと関わることが好きなことを実感し、将来、子どもと関わる仕事に就きたい気持ちが高まりました」等、短期間ではありましたが、子どもや保育者の姿から様々なことを考え感じとってくださったことが伝わってきて嬉しかったです。

芋掘り

 10月29日に、5歳児は地域の方の畑で、4歳児は幼稚園の畑で芋掘りをしました。幼稚園の畑に植えたサツマイモの苗が、少しずつ大きくなっていく様子を興味津々で見ていたにじ組の子ども達。「お芋出来てるかな?」と、ドキドキしながら土を掘り進めていました。お芋の頭が見えると、「あった!」「ここにも!!」と、友達と声を掛け合いながら夢中でお芋掘りを楽しむ姿が見られました。堀ったお芋を並べて満足そうな表情を浮かべていた子ども達。ツルを頭や体に巻き付けてプリンスやプリンセスに変身したり、しっぽに見立ててしっぽとりをしたりして、ツルでもたくさん遊びました。5歳児は、畑に歩いていく道中に、「こーんなに大きなお芋が掘れたらどうする?」「持って帰れるかな…」と、友達と話しながら期待を膨らませていました。実際に畑では、土の中に隠れている大きなお芋や次から次から出てくるお芋に大興奮しながら、友達と力を合わせて掘っていました。

秋晴れの中、収穫する喜びを体中で感じることが出来た一日でした。

掘ったよ

描いて遊ぼう

 10月22日、遊戯室に全園児が集まり、造形の先生をお招きして造形遊びを楽しみました。講師の先生が持って来てくださった木の葉をクレパスで模り、絵の具を混色して自分だけの秋色を作り、塗って遊びました。4歳児も5歳児も、みんな夢中で色作りを楽しみ、個性豊かな葉っぱが出来上がりました。葉っぱを枝にくっつけると…「葉っぱのブランコになった!」と、子ども達は目を輝かせて喜んでいました。

講師の先生が、「失敗はないよ」と話してくださった言葉に子ども達も安心してのびのびと表現を楽しんでいました。遊ぶ過程で、秋の自然物に触れて心を動かし、感じたことや気付いたこと、イメージしたことを思い思いに表現する楽しさを味わうことが出来ました。

バス遠足

 10月16日、加古川幼稚園と合同で三木山総合公園(みきっこランド)に行きました。大型バスを見て大喜びの子ども達。公園までの道中も、友達とのおしゃべりが弾み、とても楽しそうでした。みきっこランドでは、総合遊具にある様々なアスレチックに挑戦したり、秋の森を散策したりして過ごしました。広い芝生で加古川幼稚園、鳩里幼稚園の友達みんなで食べたお弁当やおやつは、特別な味がしたようで、みんなとびっきりの笑顔で美味しそうにほおばっていました。

サッカー教室

 幼稚園では、年3回、講師の先生に運動遊びやサッカーの指導をしていただいています。この日は、ルールのある集団遊びやボールを使った遊び、サッカーの試合を楽しみました。コーチの話に興味をもって聞いたり見本を見たりし、意欲満々の子ども達。…ですが、実際にやってみると、自分が思うように体やボールが動かず苦戦している姿もありました。それでも諦めずに何度も繰り返しチャレンジしようとする気持ちが見られ嬉しかったです。

サッカーでは、2チームに分かれて試合をしました。初めのうちは、手を使ったりどちらのゴールにボールを入れるのか分からずに戸惑ったりする姿もありましたが、ルールが分かってくると、何とか点を取りたいと必死にボールを追いかけたり止めたりし、見ているこちらも応援に力が入りました。

楽しく体を動かしながら、体の使い方に気付いたり運動する心地よさや充実感を味わったりしてほしいと思います。

ドリブル
足伸ばし
ボールを追いかける

運動会

 前日までの雨で、パカポコや竹馬が泥だらけになる程、園庭の状態は万全ではない中での運動会でしたが、子ども達はどの競技や演技にもこれまでで一番の力を発揮しながらパワー全開で取り組む姿に逞しさを感じました。

にじ組(4歳児)は、初めての運動会の子どもも多く、いつもと違った雰囲気に戸惑いや緊張を感じながらも、友達と一緒に力いっぱいかけっこをしたりリズム合わせてダンスをしたりしていました。親子競技では、日本、イタリア、フランスの3つのチームに分かれて、お家の方と大きな鍋焼きうどん、ピザ、カスクートを運びました。落とさないように親子で協力しながらごちそうを運ぶ子ども達や保護者の方からは、とびきりの笑顔があふれていました。

はな組(5歳児)は、”自分たちの運動会を成功させたい”という思いが高まり、友達と声をかけ合い、力を出し合いながらアナウンスや道具係の役割に取り組んだり、バルーンや竹馬、リレー等、自分が持っている力を存分に発揮しようと一つ一つの種目に真剣な表情で取り組む様子が印象的でした。友達や自分の力を信じて最後までやり遂げる姿に逞しさを感じました。

子ども達の頑張りが空まで届き、後半には青空が出てきました。子どもも観覧席の保護者の方も笑顔いっぱいの運動会となりました。ご来賓の皆様、保護者の皆様、ご声援ありがとうございました。

チャレンジ頑張っているよ

 一学期の参観日にお家の方に作っていただいた竹馬やパカポコに、毎日一生懸命挑戦している子ども達。4歳児は、落ちずに長い距離が歩けるようになったことが自信になり、「今度は、難しいコースを作って歩いてみたい!」と、白線を引いてまっすぐ道やぐねぐね道を歩いてみたり、巧技台やエス棒などの障害物を置いてゴールまで歩いたりすることをめあてにしています。コースをクリアした子ども達は、スロープや階段を上ったり下りたりしながら、「見てみて!こんな所も歩けたよ」と満足気な表情で知らせてくれます。

5歳児は、「竹馬に乗れるようになりたい!」という強い気持ちで毎日コツコツとチャレンジしています。途中、なかなか思うように乗れずに悔しい思いを経験したり足にマメが出来てくじけそうになったりしながらも、友達にコツを教えてもらったり応援してもらったりしながら諦めずに頑張っています。

乗れるようになると、園庭1周にチャレンジしたりジャンプやケンケン、トルネード技などを友達と考え出し、次なる目標を見つけて楽しく取り組んでいます。また、友達と同じタイミングで一緒に歩こうと、横並びチャレンジにも進んで繰り返しチャレンジしている子ども達です。自分なりのめあてに向かって日々努力している姿や意欲をしっかりと認めて自信につなげていきたいと思います。

英語活動

 年に3回、鳩里小学校のALTの先生に来ていただき、英語活動を行っています。子ども達は朝登園すると、門で迎えてくださるALTの先生に「グッドモーニング!」「ハロー!」と、少しはにかみながらも嬉しそうに挨拶をしています。レッスンでは、英語の歌を歌ったりゲームをしたりしながら、外国の言葉や文化に親しみをもち、楽しんで参加しています。活動の最後に読んでいただく、絵本の時間も楽しみにしている子ども達。保育室や園庭で一緒に遊んでくださるALTの先生にも回数を重ねるごとに進んで声をかけたり関わったりしようとする姿も見られます。

次回の英語活動を今から楽しみにしている子ども達です。

お月見会

 9月17日の「中秋の名月」にお月見会をしました。一年で一番月が美しく見える季節に、秋の収穫に感謝をし、豊作を祈る日であることや魔除けに”秋の七草”を飾ること等、由来について聞きました。「お・す・き・な・ふ・く・は」の合言葉を覚えた子ども達。降園時には、”秋の七草”を見ながらお家の方に伝えている姿が見られ、微笑ましかったです。お月見会をきっかけに月の満ち欠けに興味が広がり、お家の方と一緒に夜空を見上げて自分が見た月の形を伝えてくれる姿も出てきて嬉しいです。

秋の虫を見つけたよ

 子ども達は、園庭でバッタやトンボ探しに夢中になっています。ある朝、たくさんのトンボが園庭を飛び回っている姿を見て大興奮の子ども達!トンボを追いかけながら虫とり網をあっちへこっちへと振り回しますが、うまく捕まえられません。上手に網をすり抜けて飛んでいるトンボに、「すごいな。ぼく達の負けやなぁ」と、一緒にかけっこをしている気持ちの子ども達でした。

また、バッタが保育室で大ジャンプをする様子に声を上げて驚いたり手に乗せてじーっと見たり、秋の虫に親しみをもって関わっています。

 

バッタ

おじいちゃん、おばあちゃんにお手紙を書いたよ

 9月16日の敬老の日に向けて、おじいちゃん、おばあちゃんにお手紙を書きました。「おばあちゃんはとっても優しいんだよ」「おじいちゃんは、お出かけに連れて行ってくれるよ」「会いたいな」と、おじいちゃん、おばあちゃんに思いを寄せながら大好きの気持ちを一生懸命に文字や絵で表現していました。

「おじいちゃん、おばあちゃんに届きますように!」と言いながら幼稚園のポストに投函しました。おじいちゃん、おばあちゃんいつも優しく見守ってくれてありがとうございます。これからも元気でいてね!