加古川中学校 SDGsスクール
SDGsスクールとは、国連が2030年までに達成しようとする17の目標であるSDGsの達成に向けて、日常生活のさまざまな場面で、身近にできることに挑戦する活動を行う学校のことです。
ここでは、本校の実際の取組を紹介していきます。
校区一斉清掃
令和5年11月18日(土曜日)
加古川中学校区(ユニット)内にある32の町内会のみなさんとその町内会に所属する中学生が、21か所の活動場所でゴミ拾いや落ち葉拾いなどの清掃活動を行いました。主に、加古川の河川敷、金剛寺浦公園、鶴林寺公園、町内の神社や公園などで実施しました。また、トライやる・ウィークでお世話になった2年生が、活動先であった加古川小学校、鳩里小学校、加古川幼稚園、鳩里幼稚園に出向いて清掃活動を行いました。
これまで、夏休みの終わりに実施していましたが、熱中症などの暑さへの危険回避のため、今年度からこの時期に実施することになり、4年ぶりの開催となりました。
朝から雨がポツポツ降り、風も強くとても寒い天候でしたが、地域の方と中学生が熱心に清掃活動に取り組みました。
加古川河川敷は冷たい風が吹いていましたが、
黙々とごみ拾いをしていました。
金剛寺浦公園では、大きな石のかたまりを、たくさん掘り起こしました。
粟津神社では、地域の方からのごあいさつの後、境内の落ち葉拾いをしました。
お世話になった加古川小学校の体育館周りをきれいにしました。
スマートスクール リーフレットにSDGsの取組を紹介
令和5年11月16日(木曜日)
保護者向けリーフレットのスマートスクールの裏表紙に、SDGsスクールの取組も紹介しました。
さまざまな取組をしてきた中の一部を紹介しています。
ぜひ、ご覧ください。
2年校外学習:平和学習
令和5年11月9日(木曜日)
2年生は、広島方面への校外学習に行き、1日目は、平和学習に取り組みました。
被爆者からの平和講演を聞いた後、平和記念資料館の見学、碑めぐりを行いました。
最後の平和集会では、戦没者への黙とうを捧げた後、各クラスから力強い平和宣言をを行いました。そして、2年生全員の願いをこめた千羽鶴を奉納しました。
多くの外国人観光客は、私たちの平和集会をじっと見つめていました。
平和を願う気持ちは、私たちも外国人観光客も同じです。現実に戦争が起こっている今だからこそ、私たちのそして世界の平和を大切にしていきましょう。
被爆者からの平和講演
平和記念資料館の見学
原爆ドームの見学
原爆の子の像の見学
平和集会
3年 赤ちゃん先生
令和5年11月9日(木曜日)・10日(金曜日)
2日間で学年を4つに分けて、赤ちゃん先生とふれあいました。
赤ちゃん先生の一つ一つの動きに、3年生は、もうかわいくてたまりませんでした。
また、赤ちゃん先生のお母さん方から、育児の大変さを聞き、自分たちも、こんなに苦労をかけて育ててもらったと気づき、お家の方へ感謝しなければと感じたようでした。
3年生は、この赤ちゃん先生と合わせ、今月は「命の学習」に取り組みます。
循環型社会 私たちの生活と環境問題
令和5年10月23日(月曜日)
NIE記者派遣として、神戸新聞社の記者でもあるNIEのシニアアドバイザー三好正文様から、「新聞記事から考える、循環型社会 私たちの生活と環境問題」と題して、お話ししていただきました。
たくさんの新聞記事を提示されながら、過去から現在に至る環境問題の現状と課題を紹介され、持続可能な社会にするためにどうすれば良いのか考える機会となりました。
2年 平和講演会
令和5年10月6日(金曜日)
中間テスト終了後の3校時、11月の校外学習に向けての事前学習として、平和講演会を行いました。
兵庫県立舞子高等学校の壷井宏泰(つぼい ひろやす)先生を講師にお迎えし、「広島被爆者からのメッセージを被爆二世が伝える」と題して、お話しいただきました。
壷井先生が語られる話を、みんな真剣にきいていました。
SDGsってなんだろう?
令和5年9月28日(木曜日)
スマートSTの時間を使って、ベネッセ制作の動画を視聴しました。
2・3年生にとっては、復習のような動画かもしれませんが、明日、校外学習に行く1年生にとっては、大事な事前学習でもあります。
2・3年生は、本校が、SDGsスクールとして取り組んできたことを振り返り、1年生は、明日の学習活動に役立ててください。
未来の社会について、これからもしっかり考えていきましょう。
1年 エネルギー新聞発表会
令和5年7月13日(木曜日)
1年生は、関西電力送配電株式会社の出前講座に始まり、社会科での「これからのエネルギーを考える」授業を受け、エネルギーに関する調べ学習を班ごとに行い、その成果を「エネルギー新聞」にまとめました。
本日、1学期間の取組のまとめとして、クラスごとに「エネルギー新聞」を提示しながら、これまで学習してきたことを発表しました。
日本や世界のエネルギー事情について、かなり学習できたのではないでしょうか。
これからも、エネルギーに関心を持ち続けましょう。
緑のカーテンプロジェクト
令和5年6月13日(火曜日)
代議員会終了後、生徒会役員によって、ツルムラサキの苗植えを行いました。
生徒会長が、選挙時に公約していたことを実現するためのプロジェクトです。目標は次の3つです。
1.自分が育てた野菜を自分で食べることで偏食を減らし、食品ロスを軽減する。
2.直射日光を遮ることで、冷房器具の使用量を減らす。
3.一つ一つの命に感謝して、味わって食べる姿勢を育てる。
SDGsの3つの目標とも関連します。加古川中学校の生徒会によるSDGsの取組です。
各クラスや部活動で、しっかり水やりをして、立派に育てましょう。
そして、3つの目標が達成できるようにしましょう。
姉妹都市マリンガ市との交流
令和5年6月12日(月曜日)
本日、ブラジルのマリンガ市から20人もの訪問団が来られました。
今年、加古川市とマリンガ市は、姉妹都市提携50周年を迎えることから、お互いが訪問しあうことになりました。
5月に加古川市の訪問団がマリンガ市を訪れ、今日からマリンガ市の訪問団が加古川市にやってきました。
せっかくの機会ですから、生徒会を代表して、会長と副会長が、歓迎の気持ちをこめたウエルカムボードを手渡しました。受け取られたマリンガ市長は、とても喜ばれ、記念の品を2人に贈りました。
また、生徒が、廊下で出会った時に、「ボンジア」とあいさつしたことにも、マリンガのみなさんは、とても喜んでおられました。
短い時間ではありましたが、加古川市とマリンガ市の交流ができたひと時でした。
1年 エネルギー学習 出前講座
令和5年5月25日(木曜日)
1年生のエネルギー学習が始まりました。
関西電力送配電株式会社の方から、エネルギーについて、次のような内容を教えてもらいました。
1.地球環境問題ってなに
2.地球環境問題を取り巻く世界の動き
3.地球温暖化と日本の現状
4.電気を使うと二酸化炭素が出る?
5.新しいエネルギーの利活用
きっと難しい話しも多かったと思いますが、これからの学習で、エネルギーについて、いろいろ学んでいきましょう。
備後天満神社とんど(1月15日)
令和5年1月15日(日曜日)
昨年末に美術部が、巨大絵馬を制作した、備後天満神社で、「とんど」が行われました。「どんど」や「どんと」とも言いますが、この辺りは、「とんど」ということが多いようです。お正月に迎えた神様をお送りする意味もある家内安全や一年の無事を祈る祭事です。
絵馬を作成したこともあって、今回、美術部にも参加のお声がかかりました。短い時間ですが、地域の伝統行事に触れることができました。
「人権ひろば」開催(1月14日)
令和5年1月14日(土曜日)
人権文化センターにおいて、3年ぶりの「人権ひろば」が開催されました。
最初に、加古川小、鳩里小、加古川中代表による人権作文発表がありました。本校からは、3年の神屋明日美さんが、「幸せはみんなで食べるごはんの中に」を発表しました。多くの大人が聞き入る、とても内容のある作文でした。
その後、三木市人権・同和教育協議会人権教育・啓発専門員の大東太郎さんから「部落差別について考えてみませんか」と題した講演がありました。
「人権ひろば」の展示が始まりました
令和5年1月11日(水曜日)
昨日お知らせしたとおり、今日から20日(金曜日)まで、人権文化センターにおいて、本校生徒と加古川小学校・鳩里小学校児童の人権作品展示会を行っています。
どれも力作で、人権について考えるきっかけにもなると思います。
ぜひ、ご覧ください。
なお、「人権ひろば」は、1月14日(土曜日)13時30分から、人権文化センターで開催されますが、コロナ感染拡大防止のため、参加者を制限しております。ご案内のあった方のみとなっておりますので、ご了承ください。
「社協だよりかこがわ」に「ほほえみスペース」が紹介されました
令和5年1月1日(日曜日)
本校生徒がネーミングした、校区内の高齢者の相談窓口「ほほえみスペース」について、「社協だよりかこがわ」の1月号に掲載されました。
ぜひ、ご覧ください。
美術部が巨大絵馬を制作(12月22日)
令和4年12月22日(木曜日)
美術部が、鳩里団地の南側にある備後天満神社の巨大絵馬を制作しました。備後天満神社は、本校が立地している地域の神社です。
中央に来年の干支である兎を描き、戦争のない平和な世界とコロナなどの感染症に負けない飛躍の年になるようにとの願いをこめました。
3年前から、地域の方々と一緒になって制作しています。SDGsの目標11にあたりますね。
年始にかけて、境内に飾られていますので、機会があれば、ぜひご覧ください。
日本教育新聞に取り上げられました(11月28日)
11月2日(水曜日)に行われた研究発表会におけるSDGsに視点をあてた授業が、日本教育新聞で取り上げられました。
ぜひ、ご覧ください。
ほほえみスペースのパンフレットができました
令和4年11月
高齢者の相談窓口の名称とそのキャラクターが、本校生徒の作品から選ばれたことは以前にお伝えしましたが、このたび、パンフレットができました。
関係機関にはすでに配布されているので、どこかで見かけることがあるかもしれません。
地域の福祉に役立つと良いですね。
加古川地区ささえあい協議会だより 令和4年9月号 (PDFファイル: 523.0KB)
スマートスクール推進モデル校研究発表会でエネルギーの学習
令和4年11月2日(水曜日)
スマートスクール推進モデル校研究発表会で、SDGsの目標7であるエネルギーについての授業を公開しました。
将来の日本の電源構成、水素エネルギーの可能性、高レベル放射性廃棄物の地層処分問題と社会的な課題について話し合いました。また、さまざまな発電のしくみについて、実験しながら確かめました。
地層処分の授業では、前時に引き続き、専門家をゲストティーチャーに招いて実践しました。
1年社会科で、日本の2050年のエネルギーミックスを考えました。
2年総合的な学習で、水素エネルギーの可能性について調べて考えました。
1年総合的な学習の時間で、「住民」「専門家」「国民」「政府」の立場になって、地層処分について話し合いました。
3年理科で、さまざまな発電法を実験し、それぞれの長所と短所を考えました。
地層処分について学びました
令和4年10月28日(金曜日)
1年6組では、エネルギー学習の一つとして、原子力発電所で使われた使用済燃料の処分方法について学習しました。
発電に使われた燃料は再処理をすることで、ほとんどがまた使用できるのですが、どうしても使いきれないものが残ります。しかも、かなり強い放射線が出ます。これを「高レベル放射性廃棄物」と言います。
国際ルールで、この廃棄物は、使った国が処分をしないといけないことになっており、日本では、地中深くに埋める「地層処分」をすることが決まっています。ただ、放射線が漏れては困ります。そこで、さまざまな工夫が必要となります。その工夫について学習する中で、漏らさないための一つとして粘土(ベントナイト)で包み込むという方法があります。その方法を確かめるために、粘土(ベントナイト)が、どれだけ水を吸収し、外に出さないかの実験をしました。多くの生徒が、その効果に驚きの表情でした。
原子力発電所の稼働には、賛否の分かれるところですが、「高レベル放射性廃棄物」は、すでに国内に存在しているもので、早く処分しなければなりません。そのことを知っただけでも大事です。
地域福祉に貢献
かこがわ地区ささえあい協議会(加古川中学校区内の地域の福祉について考える組織)が、高齢者の方が困った時に相談できる窓口を設置することになりました。その窓口の名称を加古川中学校で考えてほしいとのことで、夏休み前に3年生に募集し、協議会のみなさんが審査した結果、3年5組の高橋 季里さんの「ほほえみスペース」が、窓口の名称に決まりました。
また、「ほほえみスペース」のキャラクターを夏休みの課題として募集したところ、3年4組 田尻 絢楓さんの作品が最優秀賞となりました。
「ほほえみスペース」が、高齢者の方々に役立つ窓口になり、選ばれたキャラクターが長く親しまれると良いですね。
JA兵庫南の情報誌に授業の様子が掲載
令和4年9月12日(月曜日)
JA兵庫南の広報誌「Farming ふぁ~みん」に、7月の特別支援学級での授業の様子が掲載されました。
SDGsのどれにあたるか考えよう
令和4年9月9日(金曜日)
特別支援学級で、地産地消について考える授業がありました。
フードマイレージの説明を聞いた後、地産地消のポイントをまとめました。
その後、地産地消は、SDGsのどの目標にあたるかを考えました。
フードマイレージの説明を聞く。
地産地消のポイントをまとめる
chromebookを使って17の目標を確認しました。
全体では、大型モニター上に大きな丸を描いて、どの目標にあたるかを確認しました。
特別支援学級とJA兵庫南のコラボ授業
令和4年7月14日(木曜日)
特別支援学級のみなさんが、JA兵庫南さんとのコラボ授業を行いました。
加古川の特産品について考えようと、ネット検索などで調べてきましたが、思うように調べられませんでした。そこで、専門の人に聞いてみようということで、JA兵庫南のみなさんに学校に来てもらってお話しを聞きました。
いろいろな瓜の種類があることや加古川市内で麦を作っていることを知りました。
夏休みには、家族でJA兵庫南のふぁーみんへ行って、実際に売られているものを見ることになりました。
2学期以降もこの活動は続きます。楽しみですね。
SDGs講演会
令和4年7月11日(月曜日)
市民会館において、「自分らしく生きていくこと」をテーマに、トランスジェンダーで現在「乙女塾」の代表として活躍されている 西原さつき さんのお話しを聞きました。
西原さんは、「人を傷つけるような生き方は考えないといけないけれど、まじめに一生懸命生きていくことは何も非難されることはない。自分の生き方に自信をもって。」「ありのままの生き方をしてほしい」と話されました。
多くの生徒が、自分の生き方を見直す機会となったようです。
お知らせ
右のSDGs講演会を開催します。生徒のみの参加となっていますので、保護者のみなさんは、生徒からお話しをぜひ聞いてください。
エネルギーについて考えよう(1年)
令和4年5月30日(月曜日)
1年生総合的な学習の時間で、「エネルギーについて考える」学習が始まりました。
日本のエネルギー自給率は11%で、他の国と比べると大変少ないことを知り、9割近くを輸入に頼っていることを学びました。
これからの学習では「持続可能なエネルギー確保のために何が必要なのか」を考えていきます。単純に「節電する」だけでは解決が難しく、これから生きていくうえで大きな課題です。みなさんの知恵とアイデアを出し合い、この問題に取り組んでいきましょう。
まさにSDGsの取組の一つが始まりました。どんな学びになっていくのか、とても楽しみです。
なお、この学習は、電気新聞社のエネルギー教育支援事業の支援を受けています。
学年全体で日本のエネルギーの現状を聞きました。
主な国のエネルギー自給率を比較しました。
ペットボトルキャップがワクチンに(生徒会)
令和4年5月19日(木曜日)、生徒会が2年間集めてきたペットボトルのキャップを、引き渡し業者を通して、JCV(NPO法人世界の子どもにワクチンを 日本委員会)に寄贈しました。
集めた数は、96000個です。800個ほどでワクチン1人分が購入できるので、120人分のワクチンを開発途上国に送ったことになります。
世界では、1日4000人、時間にして20秒に1人の赤ちゃんや子どもがワクチンがないために命を落としています。つまり、少なくとも120人の命を救う可能性を、みなさんがつくったのです。
まさにSDGsの取組です。これからも、積極的な回収への協力をお願いします。
回収したペットボトルキャップです。
トイレを使いやすく
4月から、生徒が使用するトイレにスリッパが置かれました。
昨年度から、生徒会を通して、トイレに上履きで入るのは衛生的に良くないので、スリッパを置いてほしいとの要望がありました。
コロナ禍でもあり、衛生面から必要と考え、PTAとも相談し、写真のような形で設置することとなりました。
まさに、目標の3や6にあたる取組です。
また、先週から、3年生の校舎の女子トイレには、小さなボックスを置きました。本日中には、本館や北館のトイレにも設置予定です。トイレットペーパー同様、必要なものを必要な所に置くことにしました。世界では、トイレに必要なものがない国が多いそうです。まずは、本校で整備しました。目標の1にあたりますね。
こんな小さな積み重ねをしていきましょう。
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郵便:675-0032
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更新日:2024年03月29日