平岡南中学校 実践協力校【未来を拓く学びの推進】
本校では、平成30年度から加古川市内全ての学校で取り組み始めた「協同的探究学習」の考えに基づいた授業づくりを行い、生徒の「わかる学力」(予測困難な時代に主体的に対応できる思考力・判断力・表現力等)育成に向けた学習活動に取り組んでいます。今年度は市教育委員会から実践協力校として指定を受け、東京大学大学院 藤村宜之教授によるご指導受けながら学校全体として協同的探究学習を取り入れた授業研究・改善に取り組んでいます。
令和5年度の取り組み
WAKARU教室
生徒の「わかる学力」育成を目指し、多様な考えができ、答えが一つに定まらない非定型問題を週に一度課題として出しています。生徒の回答は集約され、生徒に還元されます。
理科の取組
11月1日 東播磨・北播磨地区教育研究会 理科研究大会 「大気中の水の変化」
東播磨・北播磨地区の中学理科教員を対象とした研究大会を本校で開催しました。
本校ならびに市理科部会の研究発表を行い、協同的探究学習を取り入れた授業を公開しました。
本校教諭の授業では、身近な現象である雲のでき方について、ペットボトルを用いたモデル実験から仕組みを考察し、協同探究で出た意見をもとに文章や図で自分の考えを表現しました。
数学科の取組
9月25日 市協同的探究学習実践協力校 市数学部会研究発表会 「関数」
東京大学大学院 藤村教授を講師としてお招きし、加古川市内の数学部会ならびに本校の教職員対象に協同的探究学習を取り入れた授業づくりについてご指導をいただきました。
本校教諭による公開授業では日常にある関数関係について、特徴の共通点をクラス全員で考えました。
生徒の様々な考えや発想からより深い関数の本質を探究することができました。
社会科の取組
10月25日 市研究員研究授業 歴史的分野 「徳川綱吉」
「徳川綱吉の政策のねらいは何だろう。」という問いに対して、資料を読み取り、徳川綱吉がつくろうとした世の中について考察しました。また、政策を出した理由も考えることで当時の時代背景や徳川綱吉の想いなど様々な視点で捉え、生徒たちが自分たちの力で主体的に学習に取り組むことができました。

9月25日 歴史的分野 「江戸幕府~幕藩体制とその仕組み~」
「なぜ江戸幕府は長く続いたのだろう。」という問いに対して、資料を読み取り、江戸幕府が目指した日本について政治・経済・軍事面など多面的・多角的に考えました。出てきた意見を自分たちで関連づけ、比較しながら自分の言葉で江戸幕府が目指した日本について思考しました。
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更新日:2023年11月08日