3　クロームブックを活用した授業や活動の様子

音楽科授業

　本日(11/30)、4年生で音楽科の授業研究をおこないました。今日の授業では、協同的探究学習を手法として、旋律を作ろうという学習でした。はてさて、4年生が一体どのような旋律を作っていくのか、楽しみです。

　まずは、前回の学習を振り返りながら、どのようにして旋律を作っていくかみんなで考えます。先生のお話を一生懸命に聞いていました。

　おっと、ここで何とchromebookを取り出す指示が出ました。音楽の授業でもchromebookを使うとは、すごいですね！科捜研ではないですが、音楽の授業でも科学の力を使います。どのように使っていくのか、興味津々です。

　前時の授業でも使用し、旋律を自分たちなりに作ってみたようです。本時はまとまりのある旋律を作ります。

　児童たちも作った旋律を実際に木琴で弾いてみて、しっくりくる(=まとまりがりそうな)メロディーを聴きとってみました。

　「う～～ん…」「えぇっ?!」「これかなぁ！」等々、リアクションが飛び交います。

　ここで先生も少しまとめてみます。似ているところや違うところを児童たちと出し合いながら、旋律を確認しました。

　旋律の特徴を捉えていくと、いろいろと発見があったようです。みんなで確認することができました。

　そして、「山さん」「谷さん」「平地さん」「坂さん」とネーミングがつけられました。児童が覚えやすい、なじみやすいことを前提ですね。先生のセンスもうかがえます。

　特徴ある旋律を組み合わせながら、児童がまた個々で考えてみました。さてさて、どのように考えていくでしょうか。「坂さん」で終わる、「平地さん」を続けてみるなどの各々の思いと考えを入力していました。chromebookを文房具のように使っている児童たちが、すてきでした。

　音の動きのおもしろさを感じ取ることができたでしょうか。音を自分で考えて選択し、組み合わせることができたでしょうか。見ていると、児童たちは積極的に音の動きを表現することに興味をもって、学習活動に取り組むことができていたのかなと感じました。また、音作りをおこなう楽しさや喜びを感じとってもらえていたら、嬉しいなと思いました。