日々のようす 高学年
6年「職業人と語ろう」
9月11日(木曜日)、総合的な学習の時間に『職業人と語ろう』がありました。11の職業の方を講師としてお招きして、仕事内容について教えていただいたり、体験させていただいたりしました。
子どもたちは画面上の動画ではなく、働く人の生の声を見聞きし、実際に触れることを通して、各々考えを膨らませていました。以下の内容は、子どもたちが書いたお礼のお手紙の一部です。
○「自分の好きな仕事をする」という言葉が心に残りました。それを目指して、頑張ろうと思いました。
○大変な仕事だと思ったけど、同時に、大事な仕事なんだなと思いました。
○お仕事の話をされているときの笑顔がとてもよかったです。あの笑顔を見ると、暗い気持ちの人でもすぐに明るい笑顔になれそうだと思いました。私も、明るい笑顔で生活をしたいです。
○職業をちょっと体験してみて、普段の生活では知ることできないことを知ることができました。
どんな情報も片手で調べることができる今の時代ですが、学びに繋がるチャンスとして、リアルな経験に勝るものはありません。この職業人との語りが、『自分たちの未来は、「可能性」に満ちている』と気づくきっかけになっていれば良いなと思います。そして、それぞれに自分が働く未来の姿を頭に思い描いてほしいと願っています。
5年生 自然学校
1日目
9月8日朝、5年生は楽しみにしていた自然学校へ出発しました。一部ではありますが、様子を紹介します。
1日目は施設に到着してから、入所式のあと、昼食をとって、オリエンテーリングをしました。その後、夕食を済ませた後に自然学校の間お世話になるリーダーさんとクラスみんなとの交流がありました。
クラスや学年そろって、これほど長い時間一緒に生活する機会は今までになかったため、思い切り楽しめた人がいた反面、家族と離れた生活を寂しく感じる人もいましたが、これから始まる自然学校での学びをどのようにしたいかという目標をたて、1日を終えました。
2日目
2日目は、朝からお弁当作りをし、高丸山登山を行いました。下山後お弁当を食べ、家族への手紙を書きました。登山の疲れが少し出たようでしたが、みんなしっかりと食事をとり、スタンツ練習などに取り組みました。初日に立てた目標に向けて、施設での生活や行動の中に、みなさんの5年生としての責任感を感じた一日でした。
3日目
この日は、朝から昼食を作るための火おこしを行いました。なかなかうまくいかず、交代で挑戦したり、道具を支え合うなどの協力をしながら、カレーを作りました。カレーをおいしくいただいた後は、焼き板磨きを行いました。真っ黒な板を磨いていくと、板の木目や、表面のつやがきれいに浮かび上がり、自分だけの特別な焼き板に仕上がりました。夜にはナイトハイクを行いました。天候の関係で、きれいな星空の観察はできませんでしたが、施設の周りにある森の中を散策しました。
3日目のプログラムを通して、「協力して行動する」様子がたくさんみられました。先生や、リーダーさんの指示がなくても時間を意識し、自分たちで考えて行動する姿に感心させられる一日でした。
4日目
自然学校での生活にも大分慣れてきたこの日は、朝から自然の中でカートンドッグづくりをして朝食にし、魚つかみ体験をしました。なかなか捕まえられずに苦労した人もいましたが、みんなで協力し、捕まえた魚を頂き、自然と命の大切さを五感で感じることができました。次に、3日目に磨いた焼き板に絵付けを行いました。みんなで思い思いの絵をカラフルに描き、素晴らしい作品が出来上がりました。
夜はいよいよキャンドルサービスです。各クラス練習してきたスタンツを披露しました。劇、お笑い、歌にダンス、急なアドリブなど、大いに盛り上がりました。みんなで作った最高の思い出になったのではないでしょうか。
5日目
そして最終日、朝食のあと、自然学校で過ごした部屋の片づけをし、ネイチャーゲームを行いました。1日目に散策したコースに沿って、自然の中にあるものさがしをしました。
昼食の後、退所式でお世話になった施設の方や、リーダーさんににお礼のあいさつをし、感謝の気持ちを伝えました。5日間、全員大きな怪我などすることなく、一回りも二回りも成長して帰ってくることができました。
5年生の皆さん、自然学校での生活はどうでしたか?この5日間で、自然学校の良さと、加古川で、お家の人と生活する日常の良さの、両方を知ることができたと思います。
初めての体験への挑戦や、友だちの新しい一面の発見、自分で考えて行動することや、みんなで協力することの大切さなど、たくさんの学びを、これからの学校やお家での生活に活かしてくださいね!
この記事に関するお問い合わせ先
郵便:675-0104
住所:兵庫県加古川市平岡町土山109
電話番号:078-943-5886
更新日:2025年09月18日