日々のようす 中学年
4年生 車いす体験
6月5日(水曜日)、車いす体験がありました。総合的な学習の時間に調べ学習をしている、パラリンピック競技の一つ、車いすバスケットボールにちょうせんしました。
始めに、クラスの代表が挨拶と、今日の意気込みを伝えた後、車いすの説明を受けました。
「車いす」と言っても色々あり、介助用、日常生活用、競技用など、車いすのつくりには、使用する場面に合わせて違いがあることを教えていただきました。
次に、介助体験を行いました。実際に人を乗せた車いすを動かしてみると、みんなが普段何気なく過ごしている、芝生や砂利道、ちょっとした段差を超えるためには、一人の力ではなかなか難しいことがわかりました。
次に、実際に競技用の車いすにのって、操作してみました。進み方、回り方、止まり方、しっかりと説明を聞いていても、実際に自分が乗って移動するのはなかなか難しく、みんな楽しみながらも真剣に取り組みました。
コースを2往復して少し慣れたら、ボールを持ってドリブルの練習もしました。
ひととおり車いすの体験をした後は、いよいよクラス対抗の試合です。パスを回したり、相手の攻撃を防いだり、一生懸命がんばりました。
応援の声も大きくなる中、車いすバスケットボールの選手の方とも対戦しました。
最後に、車いすでの生活について、お話をしていただきました。車は、普通の車に少し手を加えるだけで運転できることや、お風呂には濡れても大丈夫な椅子を入れてはいることなど、少しの違いはあっても、みんなの生活と、あまり変わらない部分もたくさんあるということがわかりました。
4年生の皆さん、車いすバスケットボールの体験を通して、パラスポーツについて不思議に思ったことや、もっと知りたいと思うことはありましたか?
今日の体験を生かして、総合的な学習の時間には、誰もが住みよい社会にするために自分たちができることを考えていきたいと思います。
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更新日:2024年06月06日