日々のようす(たんぽぽ学級)

更新日:2023年10月27日

今月のカレンダー 9月

9月のカレンダーは、夏休みをはさむので7月に制作にかかりました。

そのためか、出来上がっている児童のテーマは、相談して統一したかのように月見でした。ススキがあったりなかったり、ウサギがいたりいなかったり、月見団子があったりなかったりと少しずつ違いがありました。それらを描いたり、貼ったりとそれぞれの個性が出ていました。きれいな月は、共通でした。

今年の中秋の名月は、9月29日(金曜日)です。晴れるといいですね。

すいかの試食 リベンジ 9月1日(金曜日)

登校日に冷凍スイカを試食するはめになったのを始業式では、ちゃんと冷蔵したスイカを用意し、スイカの試食のリベンジです。

今年一番の大きさ、7.8Kg のスイカを32個にカットしました。

すぐにかぶりつけるので、おいしいっていう子もいれば、あのシャリシャリしたすいかの感触が気に入って冷凍じゃないんだとちょっぴり残念がる子もいました。

クリームすいかの試食 9月4日(月曜日)

今年は、果肉の黄色いすいかも栽培していました。果肉の色はレモンイエローから山吹色までいろいろあります。

クリームすいかを見たことのない児童が多く、外見は赤いすいかと全く同じなので果肉が黄色いことにとても驚いていました。切ってあるのを見た子の中には、かぼちゃやメロンと勘違いする子もいました。味は、いつも食べるすいかと同じでした。種が黒くなくて、茶色でした。珍しさもあって、赤いすいかは食べなかったのにクリームすいかはお代わりをリクエストする子もいました。

すいかはもともとウリ科の植物だから、果肉は白色や黄色で、赤色をもつ遺伝子に糖度が関わることが分かり、赤いすいかが主流になったそうです。現在では、黄色いすいかも品種改良が進み、甘くておいしいものが増えています。

玉ねぎの種まき 9月19日(火曜日)

今年は、天候不順で収穫が遅れ、大きくなりすぎて割れたところに雨がたまって蒸れて腐ってしまうものが多く出たので、雨の降りにくい5月上旬から下旬にかけて収穫できるように早生の品種の種を購入し、早めに種蒔きをしました。

玉ねぎの種は、葉牡丹の種より大きくて、黒くてごつごつした感じでした。

できるだけ重ならないように大きな四角い育苗箱に種を蒔きました。

その上にうっすらと種まき用の土をかぶせてからじょうろでやさしく水をあげました。

連日の暑さで育苗箱の乾燥を防ぐために水で濡らした新聞紙をかぶせました。

1週間ほどで細長い芽が出始めたので濡れた新聞を取り、日光が当たるようにしています。

カーネーションの種まき 9月19日(火曜日)・27日(水曜日)

昨年度、母の日にカーネーションを贈りたいと5月に開花が見込める秋蒔きにチャレンジし、時期が遅いのをミニ温室で対応したがうまく発育せず失敗に終わったので、今年度は早めに種を購入し、種まき培養土に水を加えて育苗箱に入れて、種まきの準備をしました。

茶色い土に黒い種を蒔くので、どこに落ちたか分からなくなりつつも1つに2つずつ種をまこうと頑張っていました。

上に軽く土をかぶせてから、水やりをし、1週間ほどで芽が出始めました。

秋じゃがの種芋植え 9月27日(水曜日)

春じゃがを収穫したときに小さいものを秋じゃがの種芋としていたものが芽を出し始めたので、植えることにしました。購入した皮の赤いアンデスレッドはまだ芽が出ていなかったのですが、一緒に植えることにしました。

深さ10cmくらいに掘られた穴の中に芽が上を向くように入れ、やさしく土をかけていきました。芽が出ていないものは、運を天にまかせて思い思いに穴に入れていきました。

後日、植えたことに気づかない人が畝を踏んでしまうことがあり、踏まないでほしいとお昼に委員長・副委員長が放送するとともに虫よけのトンネル型のネットをはりました。

大根の種まき 9月27日(水曜日)

大根の種まきをしました。おでん用の白首大根と普通の青首大根を畝を別にして種まきをしました。

瓶の底で少しくぼみをつけたところに間引きしやすいように種を少し離して置き、土を丁寧にかぶせていきました。茶色っぽい土に茶色っぽい種、見分けがつきにくかったのですが、上手にまいていきました。土をかぶせ終わると、ゆっくり丁寧に水やりをしました。

数日で芽が出始めました。1週間経過しても芽が出なかったところは、再度種をまきました。せっかく出た芽をバッタなどが食べ始めたので、虫よけのトンネル型のネットをはりました。

レッツクッキング4 9月27日(水曜日)

たんぽぽの学級園で収穫したかぼちゃの追熟が完了したので、これを生地に混ぜ込んだ月見団子を作ることにしました。

皮を取ったかぼちゃをゆでて柔らかくし、マッシャーを使って交代でつぶしました。その間に砂糖を量るなど、手分けして進めていきました。団子粉と砂糖を加えて混ぜていき、固いと感じたら少しずつ水を加えて程よい柔らかさに仕上げました。それを32等分し、お月様のようにまん丸に丸めていきました。それを沸騰したお湯にやさしく入れていきます。一度に入れようとしている人を見て、1個ずつだよと教えてあげる子もいました。表面に浮かんできたら1分ほど待ってから、冷水の中に取り出して入れました。

たんぽぽ誕生会 9月

9生まれの人の誕生会です。誕生日と名前が書かれたカードをクラスごとに作り、黒板に貼っておきました。

苦手な人もいるので、ゆであがった黄色い月見団子を器に1~3個入れて、ほしい数が入っている器を各自取って、席に着きました。

9月生まれのお友だちにみんなで「HAPPY BIRTHDAYのうた」を歌ってお祝いし、「いただきます」の号令をかけてもらい、食べました。砂糖が入っているのでほんのり甘く、食欲をそそったようであっという間におかわりの列ができてしまいました。

葉牡丹の苗の植え替え 9月19日(火曜日)~28日(木曜日)

7月に種まきした葉牡丹の苗が大きくなったので、ポットに植えかえました。

成長に差があり、茎がひょろ長く伸びているものやちょこんと小さいものまでいろいろありました。

茎の長いものは倒れにくいように深めに植え替えています。

高学年が手際よく植え替えてくれました。

低学年も見様見真似で植え替えると、大事そうにかごまで運んでいました。

藍でたたき染め

種から育てた藍、蒔く時期が遅かったので1回目の葉の状態がよい7月にできませんでした。

そこで、2回目にできるように8月に一度選定しておいたから、9月にはきれいな葉が再び生えてきました。

それを摘んでたたき染めをしました。

しっかり色が出るようにやわらかくて元気でみずみずしそうな葉がある枝を選んで切って用意しました。

巾着の上に枝から摘んだ葉を思い思いに並べました。

叩いたときに動かないように、叩いているうちに乾燥してしまわないようにセロテープで固定しました。

木づちでまず中心のところたたき、その後周りをたたき、最後に中をていねいに叩いていきました。

たたいて出た汁が、生地にしみ込んでいるか裏から見て確認し、うまくしみ込んでいないところを再び叩きました。

しばらく置いてから、ゆっくりていねいにセロテープをはがして、葉を取り除きました。

水を入れたボールの中で乳白色の液になるまで石鹸をこすって、アルカリ性の液を作り、巾着をやさしく15分くらい洗って液をしみ込ませ、緑の色素を落とし、藍独特の「インジカン」という藍色の成分が定着するようにしました。

乾かして出来上がり!

と思っていたら、洗った直後は黄緑っぽかったところが 徐々に藍色っぽく変わっていくものもありました。

葉を採取した時期やどの部分の葉なのかによっても出来上がりの色が違ってきました。

完成した作品は、12月の校内造形展で展示します。

ぜひ見に来てください。

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