令和6年度 2学期
第2学期終業式
運動会や造形展等、様々な行事や楽しいことがたくさんあった2学期が終わりました。行事や様々な遊びを通してたくさんの経験を積み重ねられたと思います。終業式では2学期を振り返ったり、冬休みの過ごし方の約束を聞いたりしました。
クリスマスやお正月等、楽しい冬休みになることに期待を膨らませているこども達です。3学期に元気いっぱいのこども達に会えるのを楽しみにしています!
なかよし会
クリスマスの歌を歌ったり、クリスマスツリーに飾り付けをしたりして、「サンタさんきてくれるかな?」と楽しみに待っていたこども達。なかよし会では、女神様から火を分けてもらい、一人一人のろうそくに火を灯しました。「綺麗だね」と温かい気持ちになり、火を見ながらお願い事もしました。しばらくすると鈴の音が聞こえ、遊戯室の窓にサンタクロースの影!「サンタさんが来た!!」と大喜び。サンタクロースに質問をしたり、プレゼントをもらったり、歌を聴いてもらったり、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
サンタクロースの世界を想像したり、友達に思ったことや感じたことを伝えたりすることで、豊かな感性や言葉で伝える力が育っていきます。また、夢をもつ素直な心をもってほしいと思っています。
「ろうそくの火、きれいだな」
「サンタさん!プレゼントありがとう♪」
ダンスをしたり、大型絵本を読んだりし、お楽しみがいっぱいでした。
こま回し見学
こま回し名人に来ていただき、こま回しのコツを教わったり、技を見せてもらったりしました。初めて見る技に興味津々でうなぎ釣りや金魚すくい等、様々な技を見せてもらい、「すごい!」「やってみたい!」とその素晴らしさに大興奮でした。4つのこまを同時に回す技では「えー!!」と驚き、成功をみんなで祈りました。4つのこまが同時に回った時にはみんなで大きな拍手。「名人ってすごい!」と憧れの気持ちをもちました。また、そのあとにこま回しのコツや正しい紐の巻き方を丁寧に教えてもらったことで初めて回せた子もいて、できるようになる喜びを感じました。
より一層こま回しに興味をもち、友達とこま回し勝負をしたり、教わった技に挑戦したりし、難しいことにもやってみようという気持ちが育ってほしいと思っています。
「こま回し名人すごい!やってみたいなぁ」
「ひもをまくのが難しいけど頑張るぞ!」
老人クラブとのふれあい交流会
1学期に引き続き、地域の老人クラブの方とふれあい交流会を行いました。久しぶりに会うおじいちゃん・おばあちゃんに最初は少し緊張した様子もありましたが、あやとりやお手玉を優しく教えてもらったり、すごろくやこま回しをしたり等、一緒に遊ぶうちに親しみをもつようになり、楽しい時間を過ごしました。こま回しの上手なおじいちゃんに、各クラスで挑戦しているこまの回し方を教えていただき、より一層挑戦しようとする気持ちや、伝承遊びにも興味をもつ機会になりました。
地域のおじいちゃんおばあちゃんの優しさに触れ、自分たちが大切にされていることに気付いたり、思いやりの心が育まれたりしていきます。
「順番を守って出た目の数進むよ!」
指が思うように動かないこともあるけどおばあちゃんに教えてもらって挑戦!
「いっぱい遊んでくれてありがとう★」の気持ちを込めてお礼に歌を歌いました。
「幼稚園に来てくれてありがとう!また来てね!」
食育教室
非常食のアルファ化米で三角おにぎりを作りました。田植えの時期や何日間でお米ができるか、一本の稲穂にどのくらいの米がついているか等、こども達に分かりやすいようにクイズで教えてもらったり、生米とアルファ化米を実際に見せてもらったりし、「生米はつるつるでアルファ化米はざらざら」と見た目や感触の違いを感じたりしました。アルファ化米にお湯を入れて待つと、ふっくらしたご飯になり「ごはんになった!」と炊飯器で炊かなくてもご飯になったことに驚いていたこども達です。できたご飯で、三角おにぎりの握り方を教えてもらい、おにぎり作りも挑戦しました。「地震の時にはこのご飯食べるんだね」と非常食の味を知る機会となりました。
お米について学んだり、おにぎり作りをしたりことで、食への興味や意欲を育んでいます。また、非常食について知ることで、防災意識へと繋がっていきます。
お米クイズに挑戦!
「何問正解できたかな?」
アルファ化米にお湯を注ぐと・・・
「ちゃんとごはんになるのかなぁ?」
「おにぎりを作るよ!三角って意外と難しい・・・」
消防自動車見学
加古川東消防署から消防士さん達が来てくださり、消防車や救急車を見せていただきました。最初に避難訓練の様子を見ていただき、「お・は・し・も」の避難時の約束や、自分の命を守ることの大切を教えてもらいました。話の後には消防自動車の説明を聞き、消火活動に必要なものがたくさん乗っていたり、ボダンが付いていたり、「これはなんですか?」と質問して教えてもらいました。また、放水活動も見せてもらい、園庭の端から端まで勢いよく噴射される水に「すごい!」と目をまるくしながら見ていました。出動から帰ってきた救急車も見学し、「寝るところがある」「この機械何?」と自分の家の車と違う救急車に興味深々で見学し、消防士の挨拶「敬礼」も教えてもらい、気持ちはすっかりちびっこ消防士です。
消防士の話を聞いたり消防車や放水活動を見学したりすることで、防火意識を高める機会となっています。
「わぁ!消防車の中にはたくさんのホースや道具があるね!
「救急車にもいろいろな機械がいっぱい!」
おいもパーティー
幼稚園や地域の畑で掘ったサツマイモを使ってサツマイモのバター焼きを作りました。サツマイモを年少児が洗い、年長児がバター焼きをしました。年長児はサツマイモ掘りをしてから「去年の年長さんが焼いてくれたよね。やりたい!」とバター焼きをすることを楽しみにしていました。できたバター焼きを年少児に振る舞い、「おいしい♪ありがとう!」と言ってもらえて、作る楽しさだけでなく、食べてもらう喜びを感じていました。一生懸命に焼いた後に食べるバター焼きはより美味しく、こども達の顔にも「おいしい」「もっと食べたい」と笑顔がたくさん見られました。
自分たちで収穫し、調理したものを食べる喜びを味わい、食べ物を大切にする気持ちが育っていきます。
「スポンジできれいに洗うよ!」
火傷しないように気を付けながら焼きます。
「いいにおい~、早く食べたいな♪」
「おいしい!年長さんありがとう」
「バター焼きっておいしいね!お家でもやってみたいな」
交流給食
「給食ってあったかくておいしいな♪」
年長児が平岡北小学校の交流給食に参加させていただきました。5年生のお兄さんお姉さんの歓迎を受け、多目的教室へ到着。今回は一緒に食べることはできませんでしたが、初めての給食にワクワクドキドキしていました。この日のメニューはパン、牛乳、カレー煮、野菜炒め、黒豆きなこクリームで栄養たっぷりの給食はとても美味しく、嬉しそうに食べていました。少し苦手なものがあっても挑戦しようとする姿も見られました。給食のあとは、5年生のお兄さんお姉さんと一緒に宝探しやクイズ等、楽しい時間を過ごしました。「4月から待ってるよ!」という言葉とともにプレゼントも貰い、最後には幼稚園の門まで見送りをしてもらいました。「ありがとう!」「楽しかったよ!」としっかり挨拶をして帰ってきました。
小学生になることへの期待がや憧れをもったり、小学校生活のイメージをもったりするいい機会になりました。
お兄さんお姉さんのトンネルをくぐって小学校の校舎へ・・・
少し緊張しているこども達でした。
宝探しにイラストクイズ、お楽しみがいっぱいでしたね★
祖父母参観
祖父母参観を行いました。最初に各クラスでは年長児は紙鉄砲、年少児は竹とんぼ作りをしました。難しいところはおじいちゃんやおばあちゃんに手伝ってもらいながら作り、紙鉄砲はいい音が鳴ったり、竹とんぼはうまく飛んだりする面白さを味わいました。園庭では竹馬やパカポコを披露し、たくさんの拍手をいただいてこども達の自信になりました。後半は遊戯室でおじいちゃんおばあちゃんの幼い頃の話を聞かせてもらったり、あやとりやこま回し等の伝承遊びを見せてもらったりしました。「わぁ!すごい!やってみたい!」と伝承遊びにも興味をもったこども達です。最後にはみんなで「大きな輪」のダンスをし、最初は緊張していた表情も最後にはにっこり笑顔になっていました。
おじいちゃんおばあちゃんに園生活の姿を見ていただくいい機会になり、いつも大切に見守ってくださっている温かさに気付くことができました。
「おじいちゃんおばあちゃん見ててね!」
難しいところはおじいちゃんやおばあちゃんに手伝ってもらいながら・・・
「わぁ!ただの毛糸でいろいろな技ができるんだ!」
みんなで大きな輪のダンスをしました。
とっても大きな輪になって大喜び!
全国幼稚園・こども園ウィークin加古川
今年度のテーマは「冒険」です。造形展ではジャングルへの冒険をテーマに遊んできました。ジャングルへ冒険に行くには、虫眼鏡、望遠鏡、リュック、懐中電灯など、冒険に行くために必要なものを身近な材料を使って作り始めました。友達を誘って「冒険に行こう!」と張り切って出発し、園庭では「ドングリや木の実を見付けた!」と秋の自然に触れたり、室内のジャングルではどんな動物がいるんだろう?と考えて「おさるさんやきつねさんいるかな?」「ヘビがいたら逃げないと!」と考えたことを友達に笑顔で話したり、「ゴリラと仲良しになった」とジャングルで出会った動物と関わって遊んだりし、イメージを膨らませながら冒険ごっこを楽しみました。幼稚園・こども園ウィークが始まると「早く見てもらいたい」とお家の方の手を引いてジャングルへ入っていくこども達でした。
冒険ごっこに必要なものを試行錯誤して作る楽しさを感じたり、友達の思いや考えを知ったり、協力したりすることで、友達の良さに気付き仲間意識も育っていきます。
バス遠足
バス遠足で姫路市立動物園に行ってきました。大型バスに乗り、「どんな動物がいるかな?」と予想し、ワクワクしながら動物園まで行きました。動物園に入るとすぐに、ピンク色の綺麗なフラミンゴがお出迎え!「ライオンが見たい!」「キリンもいるかな」と期待しながら進みました。ふれあいコーナーでは、「ふわふわ!」とモルモットの背中を優しくなでて触れたり、リスザルを見ると「ウキ―!」と挨拶をしたり、また、様々な動物を近くで見て、大きな動物の迫力に驚いたり、小さな動物のかわいらしさに思いを寄せたり、動物に親しみをもつことが出来ました。
動物を見たり触れたりすることで、親しみをもち命の大切さや尊さを感じてほしいと思います。また、公共の施設に行くことで、みんなのもの大切に利用しようとする気持ちを育みます。
ふれあいコーナーにて
「ふわふわだ~!」
「オタリアが近づいてきた!」
「泳ぐの上手だね」
「やっぱりライオンって大きくてかっこいい!」
「楽しい時間はあっという間だったね♪」
園内芋ほり
夏前に園内に植えたサツマイモの苗も大きく育ち、収穫の時期を迎えました。収穫までこども達は「おおきくなぁれ」「おいしくなぁれ」と魔法をかけながら水やりをしてきました。まずは、友達と気持ちを合わせて、サツマイモのツルを力いっぱい引っ張りました。連なって、次々と顔を出すサツマイモに、「すごーい!たくさん出てきたよ!」「まだまだ繋がってるみたい!」「もっと引っ張ってみよう!」と、こども達の賑やかな声があがりました。その後、手で掘っていくと、大きなサツマイモが姿を現し、「先生見て!大きい!」と大きなサツマイモを掘ることができてこども達は大満足! 全部のサツマイモを掘り出した後は、ツルを使っていろんな遊びを楽しみました。綱引きならぬツル引きや、なわとび、丸く繋げて電車ごっこ、しっぽのようにぶら下げてツル取りおにごっこ、冠やネックレスを作ってお姫様に変身などなど…次々と遊びを考えて、友達同士で声をかけ合い、元気いっぱい遊びました。
食べ物ができる過程を知り、収穫体験をする貴重な経験となりました。11月には、おいもパーティーも計画しています。取れた食物の有難さや食に対する興味も高まるといいですね。
「みんなで引っ張るよ~!」
「おいも、見つけたよ。掘ってみよう」
「ここにも隠れてたよ♪」
「おいものつるで綱引きだ~!」
地域のお芋ほり
このサツマイモは、新在家町内会さんのご厚意で、5歳児が1学期に苗植えをしたお芋です。初めて体験する4歳児は、広い広い畑に少し緊張していましたが、土の中から少しだけ顔を出しているサツマイモを見て「ここにありそう!」とワクワクした表情でサツマイモ掘りを楽しんでいました。5歳児は自分たちが植えたサツマイモが大きくなったことを喜びながら、一つのツルから何個もサツマイモが出てきたことに大興奮!
園に戻ってからは、届けていただいたサツマイモを大きさごとに並べて数え、仲間分けもしました。「これは大きい!」「これは中くらいかな」と目で見て比べながら数量にも親しみをもつことができました。次の日、「昨日のサツマイモがお弁当に入ってるよ」「夜ごはんで食べたよ」と、知らせてくれました。収穫体験を通して、自分の体の栄養にもつながっていることに気が付くことが出来ました。
「さつまいも畑へ出発!頑張って歩こうね」
「たくさん掘れるかな?」
「さつまいも、たくさん取れたね~」
大きさを比べながら、大・中・小のサイズに分けて並べました
お月見会
遊戯室でお月見会を行いました。中秋の名月は過ぎてしまいましたが、十三夜の日に秋の七草やお供えを飾り、お月見のペープサートを楽しみました。園長先生から月や秋の七草についてのお話や、「おすきなふくは」と、七草の頭文字をとった呪文のような言葉も聞き、七つの草の名前にも興味が高まりました。次の日には、お家の人と一緒に夜空を見上げて、きれいな月を見つけたことを「お月さまのウサギも見えたよ」「お月さま、光ってたよ」と目をキラキラさせて話してくれました。このような経験が、秋の実りに感謝をしたり、日本の伝統文化を知ったりする学びにつながっていきます。
きれいなお月さまが見られるといいな。
「お供えのだんご、おいしそうだな♪」
みんなで「パパおつきさまとって」の大型絵本を楽しみました。
運動会
お家の方に作っていただいたパカポコや竹馬。どちらも初めはうまくバランスが取れず、「グラグラする」「難しい」と乗ることを諦めそうになりましたが、何度も何度も挑むことで乗れるようになり、やり遂げた達成感や満足感を味わうことができました。
年少児は初めての運動会。大好きなかけっこでは、元気いっぱいに走り、思い切り体を動かす気持ち良さを感じることが出来ました。また、友達を応援したり、走るためのルールを決めたりと、友達と一緒に運動会を楽しもうとする姿が見られました。年長児のリレーでは、気持ちをひとつにして頑張る気持ち、負けた時の悔しい気持ちなど、いろいろな感情体験をしながら、友達と協力して頑張りました。また、アナウンスや道具係など、競技以外の取組みも友達と声を掛け合いながら進めることができました。
今年は酷暑で、外で思うように活動ができない日が続きましたが、運動会を通して一生懸命に頑張る姿勢や意欲、そして友達と一緒に力を合わせて頑張ることの楽しさや、達成感を十分に味わうことができ、大きな自信に繋がったのではないかと思います。心も体も強く大きくなったこども達の今後の挑戦も楽しみですね!保護者の皆様にもあたたかい応援と、たくさんのご協力ありがとうございました。
「音楽に合わせて、体を動かすよ」
「芝生の上でダンス。気持ちいいね♪」
「よーい、どん!!」「負けないぞ!!」
コーナーゾーンも力いっぱい駆け抜けます。
「エイエイオー!!」
「はちまき結ぶの、手伝うよ」「ありがとう」
「あとは頼んだよ!!」「まかせて!!」
竹馬を倒れないように組み合わせて、ジャンプをしました。
はつか大根植え
はつか大根の種を植えました。小さな種を手の平にのせ、1粒ずつ指でつまんで、「1,2,3・・・」と数にも親しみながら、大切に土の上に置きました。最後は土の布団を優しくかけて「おおきくなーれ」とおまじないを掛けました。毎日お世話をしながら「大きくなあれ」「早く芽が出てきますように」と生長を心待ちにしています。夏野菜と同じように、自分で育てる楽しさと食物への感謝の気持ちに繋げられるようお世話したいと思います。
「とても小さい種だね」
「早くおおきくなぁれ」
祖父母への手紙投函
敬老の日に向けて、大好きなおじいちゃん・おばあちゃんに手紙を書きました。
「おじいちゃん元気かな」「おばあちゃん優しいんだよ」「お手紙喜んでくれるといいな」などと話しながら、一人一人が思いを込めて字や絵を描いた手紙を持って、幼稚園の近くのポストまで歩いて行き、自分の手でポストに投函しました。
送る相手を思い浮かべて手紙を書くことで、親しみや感謝の気持ちを表し、それを手紙にこめて伝えるという体験ができました。こうした経験も一つの社会生活。様々な文化への興味や祖父母への感謝の気持ちにつながっていってほしいです。
幼稚園の近くのポストまで、みんなで歩いて行きました。
「ポストさん、お願いします」
「お返事来るといいな~」
第2学期始業式
長い夏休みを終え、元気に登園してきたこども達。先生や友達との再会を喜び、夏休みの楽しかった思い出をたくさん話してくれました。フランスで開催されたオリンピックを見たこども達もおり、保育室に飾ってある万国旗を見て、他国に興味をもつ姿も見られました。2学期は楽しい行事がたくさんあります。まだまだ続く厳しい暑さに注意しながらも、友達と協力したり、ちょっと難しいことにもチャレンジしたり、みんなで力を合わせてがんばっていきましょう!
2学期も子ども達が毎日元気に登園できますよう、ご協力をよろしくお願いいたします。
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更新日:2025年01月07日