旧養田川

更新日:2023年10月17日

旧養田川地図

 旧養田川は、区画整理事業の準用河川養田川のつけかえ整備に伴い、残された500mの川で、地元住民や子どもの意見を取り入れ「住民参加による川づくり」をテーマに整備されました。

養田穴田公園を流れる旧養田川

  養田穴田公園では、すぐ横を流れる新養田川から水を取り入れて、親水広場となっています。

養田川側の取水口

新養田川側の取水口

穴田公園側の取水口

穴田公園側の取水口

環境改善実験の看板
竹炭を手に持っているところ

 養田穴田公園は、2年生がまちたんけんで訪れるところです。川の水質浄化実験として利用されていた竹炭を見つけることができました。竹炭は、水質改善に効果があったと報告されています。

竹炭を設置しているところ
町たんけんのようす
説明書き

 むかしは養田川にもホタルが飛び、えびを採り、川で遊び、大根を洗うというような生活の一部として川がありました。そこで、残る川を何とかしようということで平成10年の4月頃から町内会の役員が集まり、勉強会を積み重ねるようになったそうです。

 整備の視点を「1.養田川の自然景観の再生 2.身近な生きものとのふれあい 3.川辺のコミュニティの形成-地域への愛着-」とし、「養田川の自然景観を取り戻し、そこに生息していた生きものを呼び戻す。護岸は可能な限り土、草とし、流れに変化を与える。あせらず自然に回復するのを待つ。そのための手助けはおこなう。」などの整備方針で取り組まれました。

裏庭広場

裏にわ広場

法音寺の横にあります

まちかど広場

町かど広場

浜国道のすぐ近くにあります

集いの広場

集いの広場

養田川合流地点にあります

法音寺
浜国のすぐ近く
養田川との合流地点

 中学校2年生の「トライやるウィーク」の活動として、養田川のなくなる区間での生物調査や水質調査が実施されました。また、若宮小学校の中庭には、養田川の生き物や植物を移してきたビオトープづくりが行なわれました。メダカ・タナゴ・ドブガイ・ホタル等が移されました。

法音寺横の風情ある写真1
法音寺横の風情ある写真2
法音寺横の風情ある写真3

 法音寺横の旧養田川は、柳の木があったり、川底に石柱があったりして、風情があります。

旧養田川桜の季節
旧養田川ポイ捨て禁止の看板
旧養田川夏の季節

 旧養田川の両側は土や岩となっており、草やユキヤナギなどの植物がしげっています。

道しるべ
ユキヤナギ
養田川と旧養田川の合流地点

川の合流地点。左側が新養田川、右側が旧養田川です。