松原の御井

更新日:2023年10月17日

松原の御井の地図

松原の御井は、しおかぜこみちを歩いているとあります。

松原の御井

 播磨国風土記には、稲日太郎姫(いなびのおおいらつめ)が亡くなられた後の条に、『このとき、景行天皇は妃を慕い悲しみ、「この川の物はこれからは絶対に食べないようにしよう」とちかわれました。だから、加古川の鮎は、天皇の食べ物として献上されることはありません。その後、天皇は病気になられ、「よい薬が欲しい」とおっしゃられました。そこで、宮を思い出の賀古の松原に造って都から移られました。ある人が、ここに清水を掘り出しました。それで松原の御井(まつばらのみい)といいます。』と書いてあります。 

説明書き
松原の御井のまわり

 説明書きには、「この井戸は、昭和初期まで崎宮神社の秋祭り神事や、尾上神社の<ワーワーの頭>の神事に利用されていました。井戸の位置は、加古川の改修のたびに変わり、水門と緑道の整備にともない、この場所に移築・復元しました。」と書かれています。

松原の御井全体像

 松原の御井があるところは、「しおかぜこみち」という遊歩道の途中にあります。「しおかぜこみち」は、加古川の分流である泊川(とまりがわ)沿いに作られた、海へと続く散歩道です。養田川と泊川が合流する地点の近くに石銘板があり、しおかぜこみちの起点となっています。

しおかぜこみちの起点
休憩所
道沿いに咲いているサルスベリの花

 自転車と徒歩でしか通ることができず、信号がないため歩くのに最適です。一定間隔で休憩用スペースやトイレが設けられています。河口に近づくにつれ、潮の香りが強くなってきます。

時計と休憩所
水をためるような石垣
階段と広場
トイレ
松風公園石銘板
松風公園の池

 最後に「松風公園」に到着しました。大きな池がある大きな公園でした。

アダプトロードの看板
歌碑
アダプトプログラムの説明書き
河口のようす
近くにある高圧電線の鉄塔
河口に到着

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