はまっ子の様子2022(10~12月)

更新日:2022年12月23日

12月23日(金曜日)2学期終業式

今日は、この冬一番の寒さでした。

コロナ感染対策もあって、体育館には集まりませんでした。

温かい教室で、オンライン上でしっかり集中して、終業式の話を聞きました。

 

まずは、学校長から。

「6年生を中心とした、皆さんの主体的・前向きな活動の写真で、2学期を振り返りましょう。」

「9月のはじめ。

6年生が登校後、自主的に前庭に散乱している松葉を掃いてくれていました。

気持ちよく、2学期をスタートすることができました。」

「児童会委員による『いじめ防止啓発集会』『人権集会』を開催しました。

その他、代表委員会だよりを発行するなど、常に問題・課題を全校生に投げかけてくれました。」

「図書委員会、給食委員会、飼育委員会が読み聞かせや紙芝居、クイズなど、楽しい企画を考え、全校生を楽しませてくれました。

 

たった4ヶ月なのに、こんなにたくさんのことができました。

でも、あなたたちだけで、学びを深めて来たわけではありません。

「学校ボランティアさんやゲストティーチャーなど、たくさんの支えがあるからこそ、皆さんは学校で学べています。みんなといるからこそ、学べることがたくさんあります。

学校はみんなの『学び合い』があってこその、『学校』なのです。」

 

次は生活指導担当から。

「命と心を守る3つの大切なことをお話します。」

「交通事故に合わないよう、自分自身で自分を守りましょう。」

「お金は大切です。友達とお金のやりとりをすると、友情がこわれてしまうかもしれません。」

「クロームブックやスマートフォンは便利ですが、大人でも知らない危険がたくさん潜んでいます。

『はまっ子憲章』を守って上手に使いましょう。」

「3学期、『ビッグハッピー』なみんなと会えますように。

 冬休み、上手に過ごしてくださいね。」

 

今日のこのお話を守って、有意義な冬休みを過ごしてくれること、1月10日には551名の元気印に出会えることを願っています。

はまっ子の皆さん、保護者の皆様、そしていつもご支援いただいている地域の皆様、どうぞよいお年をお迎えください。

マスクを着用してではありますが、皆で校歌を歌って式を閉めました。

6年1組の皆さん、代表の音声配信ありがとう!

 

12月21日(木曜日) 「なかよし大根屋さん」オープン!

夏野菜の収穫が終わった後、土を耕し、畝を作り、大根の種蒔きをし・・・。

途中、間引きや草抜きも忘れず行って、寒さの増す中、丁寧にお世話して来ました。

 

そして、先日大根抜きを完了し、12月21日(水曜日)に、先生方に販売しました。

大根の嫌いな人はいない!?皆さん、数本買って行かれます。

しかし、大きさによって値段は異なります。低学年が間違えないように足し算し、またお釣りを引き算し、高学年がそれを見守って支援していました。

今日の売り上げは、3学期の生活単元学習に使い、さらに学びを深めていきます。

なかよし学級の皆さん、自分たちが愛情を持って育てた大根、見事完売で嬉しかったね!

  当日、お仕事に来られていたPTA役員の皆様も、購入してくださいました。

  「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」

  初めてお会いする人にも、丁寧に挨拶し、対応することができました。

 

12月20日(火曜日)

献血セミナー「命のボランティア講座」開催(6年)

12月20日(火曜日)、兵庫県赤十字血液センターのご支援によって、ゲストティーチャーにお越しいただき、6年生が献血セミナー「命のボランティア講座」を受講しました。

今回は、現在キャリア形成について学んでいる総合的な学習の時間、保健指導、そして人権学習など、合科的に様々な学びが期待できます。

講話やDVDの視聴を通して、献血の意義や、将来の献血を支えるのは自分たち世代であることを教えていただくとともに、改めて「いのちと健康の大切さ」を伝えられるなど、非常に多くの気づきを得る機会となりました。

何よりも心に響いたのは、

「私たちは誰もが『助ける側』にも『助けられる側』にもなり得ます。献血に限らず、まずは身近なところに目を向けて、自分にできることを考えましょう。『人の役に立ちたい』という気持ちを、今後も大切にしましょう。」

というご講話でした。

 

ウクライナ募金への自主的な取組等、子どもたちの「人の役に立ちたい」という思いは、少しずつ育まれています。

大きなことからでなくても、まずは身近なところから、「人の役に立とう」という意思をより強くする機会をいただいたと思います。

 

 

3年ぶり!6年生も調理実習!

新型コロナウイルス感染症にかかる対策として長らく行っていなかった調理実習ですが、11月の5年生に続き、6年生も12月20日(火曜日)21日(水曜日)に実施しました。

 

家庭科「くふうしよう おいしい食事」内の既習事項「1食分の献立を考えて調理しよう」を基に、自分自身で計画・調理した後、振り返りを行い、今後の家庭生活に生かしていくことが学習の目標です。

一人一人メニューが違うので、食材および調味料も自分自身で用意して持って来ました。よって、アレルギー等の心配もありません。

しかし、未だまん延しているコロナに対する感染対策については、慎重を期しました。

・調理時の人数は、学級の2分の1

・調理時および試食時は同一方向を向き、会話なし

・試食時以外は必ず調理用マスク着用

・複数の教師で指導

・調理前および調理後に、必ず家庭科室と調理器具を消毒

このように、学校にできる万全の感染症対策で臨みました。

本来なら、5年生になれば必ず行う調理も一切経験できていません。自然学校の飯ごう炊さんも、直前で中止となってしまった彼らです。

皆で協力して調理して、会食して・・・、とはいきませんでしたが、小学校の学習課程においてやるべきことを最低ラインであっても行うことができ、ほっとしています。

 

今日を境に、冬休み中にはお手伝いとして、台所に立つ人が増えると嬉しいです。

お家の方々の日々のご苦労を知る、大切な機会ですね!

 

包丁の使い方が上手!今日に向けて、お家で練習して来たのですね。

オムライスの具を炒めているそうです。

野菜炒めに、チーズトーストに・・・。

メニューはバラエティーに富んでいました。

残念ながら、試食タイムは一方向を向いて、背中合わせで。

初調理実習の感想は、また教室で交流してね!

 

はまっ子バンド「クリスマス・ライブ」開催!

「新型コロナウイルス感染症対策マニュアル」に則り、管楽器を演奏するはまっ子バンドの活動は一昨年から2年間ほぼ中止しておりました。

今年度については、4月から少しずつ、本当に少しずつ活動の場面を増やしております。

その中で、音楽会を含めて演奏場所として選んだのが、体育館前の駐車場です。屋外で、感染対策もとれて、鑑賞するのに最適な松林に囲まれているこの場所で、音楽会時の演奏も披露しました。

 

そして、12月14日(水曜日)~16日(金曜日)には正式な演奏会、「クリスマス・ライブ」を開催しました。

15日(水曜日)は1,2年、16日(木曜日)は3,4年、17日(金曜日)は5,6年と、分散させて感染症対策を万全にとり、全日とも保護者を招待しました。

快晴に恵まれ、木枯らしが吹いて寒くても、心はとっても温かくなる、素晴らしいコンサートが実現しました。

市内の管楽器交歓演奏会は今年度も中止が決まり、これが最後の演奏となりましたが、皆で心を一つにしてやり遂げてくれました。

6年生の皆さん。浜バンに素晴らしい足跡を残してくれてありがとう。

5年生、4年生の皆さん。この良き伝統をしっかり受け継いでください。来年はさらに活動の幅が広がるといいですね。

 

音楽を愛し、楽器を愛し、皆で心を一つにして演奏する場を心より愛する有志たちにとって、貴重な3日間となりました。

 

ゲストとして、浜の宮幼稚園の園児の皆さんをご招待!

「折り紙クラブ」が手作り看板を提供してくれました!

 

「おいもパーティー」開催!(2年)

生活「大きくなあれ わたしの野さい」の学習で、2年生がサツマイモを育てて来ました。

サツマイモの苗はJAからご寄付いただきました。

それを6月から大切に育てていましたが、この度収穫し、12月15日(木曜日)に「おいもパーティー」を開催して皆でいただきました!

前日は冷たい水の中で、手が真っ赤になるほどおイモを洗って準備しました。

ホットプレートで焼いて、「塩」「バター」で味付け。

黒ごまをふって・・・完成!

「おいしいな。自分で育てたものって、とってもおいしいな。」

 

生活の学習として、継続的に育てたり、収穫したり、それを食したり活用したりして、野菜への学びを深めました。

さらに、それだけでなく、収穫すること、食べることへの期待や、それを達成したときの喜びなど、食育としての学びの機会にもなりました。

 

12月13日(火曜日) 平和学習出前講座(6年)

6年生は、社会「戦争と人々の暮らし」という単元で、第2次世界大戦が起こったという事実と、その当時の人々の生活ぶり、そしてそれに伴う惨劇について学習したところです。

 

12月13日(火曜日)には、その学びをより確かにするため、「平和学習出前講座」を開催しました。

原子爆弾による悲劇が二度と繰り返されることのないよう、戦争や被爆体験を正しく継承し、平和への意識を高めることを目的として、市役所総務課がゲストティーチャーのコーディネートをしてくださっています。

ゲストティーチャーには被爆体験の「かたりべ」としてご講話いただき、またそれにかかるビデオ等も視聴しました。

およそ80年近く前の出来事ではありますが、子どもたちは現在起こっているロシアとウクライナの争い等と照らし合わせながら、決して他人事と思うことなく、核兵器の怖さや戦争の悲惨さを認識しつつ、平和の尊さ、平和を守ることの大切さを考える機会としていました。

 

授業後にはゲストティーチャーである「加古川市原爆被爆者の会」の皆様に、学んだことと御礼の気持ちを記載し、手紙を送っていました。

 

12月8日(木曜日) 「職業人と語ろう(6年)」

12月8日(木曜日)、総合的な学習の時間で学びを進める「ドリームマップをつくろう」の導入段階として、市内の皆様からご足労いただき、ご自身のご職業について紹介いただくワークショップを開催いたしました。

 

兵庫県では、「複雑で予測困難な社会に対応できるよう、子ども一人一人が生涯を見据えて、学ぶ意義や目的を見い出し、充実した人生を送るための基盤となる能力を育む」ことを目指し、体系的・系統的なキャリア教育に注力しています。

それに向けて、今回は素晴らしいきっかけを作っていただきました。これから、キャリア形成に向けての学びを深めていきます。

12のブースの皆様、またコーディネートしてくださった「夢のたね」の皆様に、心より感謝申しあげます。

 

タレント業

ドローンを活用した業務

加古川大堰の管理

保育士

ビジョントレーナー

理学療法士

カメラマン

トリマー

ボードゲームに関する業務

新聞記者

生花店

自衛隊

 

 

12月5日(月曜日)~9日(金曜日) マラソン記録会

11月7日から約1ヶ月、体育の時間に続けて来た「かけ足」の仕上げとして、12月5日(月曜日)の週では「マラソン記録会」を実施しています。

・1,2年生は600m

・3,4年生は1000m

・5,6年生は1500m

学習指導要領に沿って、このように走行距離を決め、「自分のペースを保って」チャレンジさせました。

チャレンジ、完走できた児童には、「完走証」が渡されました。

 

記録会は終了しましたが、「かけ足山のぼり」はまだ頂点に行けていません。

「かけ足」については、体育の時間に継続して続けていきます。

2年生、がんばっています! 

応援する態度も、立派です!!

6年生になると、走り方も力強いです。

順位カードが手渡されました。

完走証。タイムは「自分のがんばった証」。

走った周分を塗る「かけ足山のぼり」。

これからも体育の時間に走って、のぼって行きます!

 

12月6日(火曜日)全校朝会 「2022FIFAワールドカップに学ぶ」

現在、ドーハで開かれている「2022FIFAワールドカップ」。

日本チームの快進撃をはじめ、ニュース等、日々話題にあがっていますが、その報道には試合結果に留まらず、多くの学びがあります。

 

12月6日(火曜日)の朝会では、以下の話をしました。

 

「サッカーワールドカップは見ていますか。

先週、日本がスペインに勝利したその日の朝は、

『先生!勝ちましたね!』

と、高学年の何人もの人が校門のところで声をかけてくれました。

朝4時からの試合でしたが、早起きして、家族で応援していたのですね。

このように、日本中を歓喜の渦に包んでいるワールドカップですが、スポーツの感動以外にも、多くのことを学ぶことができます。」

「この地図を見てください。

色のついている国が32あるのですが。これが今回ワールドカップに出場している国です。

『この強い国はどこにあるのかな?』

とか、4年生以上は地図帳を持っていますから、学校のすき間時間に調べてみるとよいですね。

また、家に地球儀があれば探してみましょう。」

「この写真を見てください。

応援団のことをサッカーでは、『サポーター』と言いますが、そのサポーターが試合の後、スタンドを掃除してから帰っている写真です。

以前からこの行いは世界に認められており、今回は他の国にもこの清掃活動が広がっているそうですよ。」

「それだけではありません。

この写真は、日本選手団の、試合後のロッカールームです。

『立つ鳥跡を濁さず』

とても美しく整えてから帰っています。

そして、そこには日本の独特の文化『折り紙』で鶴を飾って。その心遣いがネット上で評価されています。」

「この日本選手団や日本人サポーターのふるまいには、道徳の時間にも学習する、『礼儀』『伝統と文化の尊重』『国際理解』など、皆がより良く生きるための知恵が詰まっています。日本人、日本という国、素晴らしいですね。」

 

「まだワールドカップは続きます。

今日、お話したようなことにも関心をもちながら、世界各国の選手の皆さんのプレーを応援する、良い機会にしてください。」

                       ※写真は全て「FIFA.com」より

 

 

続いて、生活指導担当と児童会委員から。

残念ながら最近、自分のスマートフォンやクロームブックの使い方について、ちょっと心配なことが・・・。

そこで、児童会から。

「せっかく全校生で相談し、皆で作り上げた『はまっこ憲章 ~インターネット編~』です。

今一度確認し、憲章を自分の生活に役立てましょう。」

皆で読み上げて、再確認!

「先生が最近一番気になるのは、『傷つけません!友だちを』のところです。

友だちが学校に来られなくなったらどうしよう・・・。

その人の家族はどんな気持ちだろう・・・。

そこまでしっかり考えて、インターネットトラブル防止講座で勉強した『情報モラル』を守ることが大切です。」

 

「はまっ子憲章 ~インターネット編~」ができて、約1年が経ちました。朝の会で毎日確認している学級も多いです。

しかし、それが日々のルーティーンで形骸化することのないよう、子どもたちの状況に寄り添いながら、啓発を続けていきます。

 

12月1日(木曜日) 「なかよし秋祭り」開催

12月1日(木曜日)、体育館で「なかよし秋祭り」を開催しました。

(感染症対策等で延期が重なり、12月になってしまいましたが・・・)

浜の宮幼稚園の一部の園児さんも、ご招待しました。

各ブースは・・・。

金魚andボールすくい

空気砲的当て

コイン落とし

輪投げ

ボール的当て

 

 

なかよし学級の皆さん、教科の学習と両立させながら、よくここまで準備しましたね!

特に6年生は、企画・運営・司会進行までありがとうございました。

幼稚園の先生も感心しておられましたよ!

 

ミシンボランティアの皆さん、ありがとうございました!

今年度初めて、地域の代表者として民生児童委員の皆様、そして5,6年保護者様に向け、『ミシンボランティア』として児童の支援をしていただける方を募りましたが、すぐに複数名の方が手を挙げて、日々ご来校、支援してくださいました。

6年生はナップサック作り、5年生はエプロンと、製作活動は長期にわたりましたが、11月をもってミシンボランティアの活動もようやく終わりです。

本当にありがとうございました。

 

その思いを伝えたいと、5,6年生がボランティアの皆さんにお礼の手紙を書きました。

 

今年度、本校では全学年、お世話になった方々や施設に向け、手紙を書く取組を行っています。

スマホを始めとするデジタルの社会で生き抜いていくべき、今の子どもたち。Chromebookの活用も、もちろん日々進めて来ました。

しかし、それと並行して、鉛筆を持って紙に向かう「書く」という学習に注力して来ました。

・「書く」活動は、知識の定着と理解を促す

・「書く」ときには、その手順を考えたり、筋道の論理を明確にしたりする必要があるため、思考力・判断力・表現力が育成される

 

「書く」ことの大切さを全教員が理解し、今後も粘り強くこの取組を続けていきます。

 

11月21日(月曜日)~25日(金曜日) 人権週間

~その3~「人権作文発表会」

11月21日(月曜日)から25日(金曜日)までは、本校の人権週間です。

・互いのよいところを見つけ合う

・『人権』とは何かを考える

日頃からの取組ではありますが、あえてこのような機会を設けて、子供たちの人権感覚をより醸成していくことがねらいです。

 

その取組として、3つ目の紹介です。

夏休みに募集した人権作文の中から、校内で秀逸であると選ばれた6名の児童が、給食時にオンラインでその作品を読み上げました。

 

3年 清水 聖さん「ぼくたちの人けん」

「これから友だちを大切にし、その中で、ぼくが伝えたいことは伝える、間違っていることは間違っていると言えるようになりたいです。」

5年 松下 愛月さん「視覚障がいをもつ方々と私たち」

「ドラマを見て、初めて目に障がいのある人がいること、そしてその生活の様子を知りました。点字ブロックの意味も知りました。」

4年 伊月 沙良さん「大切なこと」

「マスクによって顔半分が見えないことで、どんな気持ちだろうとわからないこともあるけど、目をしっかり見れば、感じることができる。また、言葉は、たくさんの思いを伝えることができる。」

伊月さんは、11月19日の「尾上町人権作文発表会」でも100余名の地域の方の前で、堂々と作文を朗読することができました。

2年 梅谷 遥斗さん「マナーについて」

「生き物の命や自然を大切に。」

夏休みに川遊びに行ったときに保護者の方から教わったことを、人権と結び付けて考え、それを発表してくれました。

6年 横川 晴彦さん「人権について考えたこと」

「いじめを行うと相手を辛い気持ちにさせるだけでなく、いつか相手のことが気になって、自分自身も辛い気持ちになると聞いたことがあります。」      

いじめだけでなく、人種差別、障がい者差別についても取り上げ、人権問題全般について考え、問題提起してくれました。

6年 杉本 夏萌さん「いじめについて」 

「学校で、いじめの被害者、加害者、観衆、傍観者という『いじめの4層構造』について学びました。

思いやりがないから、人をいじめ、注意もできないと思います。

思いやりがあれば、人は傷つかず、皆が仲良くできると思います。」

自分自身が明日からできることとして、『いじめをしている人、されている人に対して、知らないふりをしない』という決意を述べていました。

 

6年生2名は、最後は原稿を置き、カメラを見ながら全校生に自身の主張を訴えていました。

 

最後に、担当者が全校生に投げかけました。

「みんな一人一人違うように、全部が同じ人なんていません。」

「この人権週間を、一人ひとりの違いを認めたり、自分や友達の良いところを見つけたりして、皆が大切な存在であることを知る、良い機会にしましょう。」

 

人権週間としては本日で終わりですが、はまっ子の人権への学びがこれからも日々続けられるよう、取り組んでまいります。

 

11月21日(月曜日)~25日(金曜日) 人権週間

~その1~「人権の木」

本日から11月25日(金曜日)までは、本校の人権週間です。

・互いのよいところを見つけ合う

・『人権』とは何かを考える

日頃からの取組ではありますが、あえてこのような機会を設けて、子供たちの人権感覚をより醸成していくことがねらいです。

 

先週からは、各学年のフロアに「人権の木」が掲示されました。

『・・・さんから、・・・さんへ』

クラスメートの良いところを見つけて、葉っぱを通じて伝えていきます。

面と向かっては恥ずかしくて、また言葉にはしにくい「褒め言葉」も、文字にすると伝えやすくなります。

 

1年生

「やすみじかんのとき、みんなをおもしろくしてくれてありがとう。」

2年生

「いつもにこにこしていて、おかおがすてきだよ。」

3年生

「体育がんばっているね!すごいね。体育がかりでならばせてくれてありがとう。」

4年生

「わからなかったりこまったりしている時に、教えてくれるのがいいと思います。」

5年生

「いつも話しかけてくれてありがとう。あと、優しく話したり、接してくれてありがとう!遊んでいて楽しいよ。他の友達にもやさしく話しかけていて、すごいなと思いました。話していて元気が出ます!また話そうね。」

6年生

「友だちと話すときは楽しく話していて、授業中などはしっかりと先生の話を聞いているので、切り替えられていてすごいと思います。」

 

11月18日(金曜日) 音読発表会

11月18日(金曜日)のモジュール学習の時間に、2年生が1年生に向けて「音読発表会」を行いました。

お話は「お手紙」。国語の教材です。

「そうぞうしたことを、音読げきであらわそう」をめあてに、登場する「がまくん」と「かえるくん」の心情を丁寧に読み取り、それが表せるように音読の練習を重ねてきました。

当日は、音読する側の2年生、音読を聴く側の1年生、とてもすばらしい態度で発表会に臨んでいました。

 

 

3年ぶり!調理実習

新型コロナウイルス感染症にかかる対策として長らく行っていなかった調理実習ですが、11月17日(木曜日)18日(金曜日)に、3年ぶりに実施しました。

 

対象は5年生。

社会「これからの食料生産」で、「地産地消」の仕組みやメリットを学び、それを生かして家庭科「食べて元気!ご飯とみそ汁」の学習に沿い。調理実習を行いました。

食材は、市農林水産課の「かこがわ食材学習支援事業」により、JA加古川南から、

「米、煮干し、大根、人参、小松菜、白ネギ、油あげ、みそ」

と、その全てが提供されました。

煮干しの頭とはらわたをとって・・・。

米を研いだら、しばらく水につけて・・・。

みそ汁の具の準備中です

 

出来上がったら食します。

残念ながら、やっぱり『黙食』。

1列に並んで。

「でもおいしい!おこげも!!」

 

・調理時の人数は、学級の2分の1

・調理時および試食時は同一方向を向き、会話なし

・試食時以外は必ず調理用マスク着用

・複数の教師で指導

・調理前および調理後に、必ず家庭科室と調理器具を消毒

 

このように、学校にできる万全の感染症対策で臨みましたが、子どもたちの、とても楽しそうな、おいしそうな、満足そうな顔を見ていると、

「コロナに負けず、協力してやってよかった!」

と思えます。

 

浜の宮幼稚園50周年おめでとうございます

昨年度は本校の50周年、そして今年度はおとなりの浜の宮幼稚園が50周年を迎えておられます。

 

本校の50周年式典の際には、浜の宮幼稚園の園児の皆さんが、お祝いの手作り掲示物を届けてくれました。

そこで、幼稚園の50周年式典に向け、本校の園卒業生が一人ひとり手紙を書きました。

その手紙を、「幼稚園ウィーク」期間中、遊戯室に飾ってくださっています。

 

今年度、本校では全学年、お世話になった方々や施設に向け、全員が手紙を書く取組を行っています。

スマホを始めとするデジタルの社会で生き抜いていくべき、今の子どもたち。Chromebookの活用も、もちろん日々進めて来ました。

しかし、それと並行して、鉛筆を持って紙に向かう「書く」という学習にも注力して来ました。

・「書く」活動は、知識の定着と理解を促す

・「書く」ときには、その手順を考えたり、筋道の論理を明確にしたりする必要があるため、思考力・判断力・表現力が育成される

 

「書く」ことの大切さを全教員が理解し、粘り強く取組を続けてきた成果がここにも表れており、嬉しい次第です。

 

2年生「園長先生へ」

鉛筆ので書いた上から、しっかりサインペンでなぞっています。

6年生「創立50周年おめでとうございます」

全ての漢字に、読み仮名をふってくれていました。

 

第2回授業参観

11月15日(火曜日)に、授業参観を行いました。

この4月からは、地区ごとに参観時間を分けるなど感染症対策に万全を期して、各家庭2名までご来校いただくことを可能にしています。

 

Chromebookの活用も2年目。すっかり上達しています。

6年生家庭科「くふうしよう おいしい食事」

5年生国語「ガンジー博士の暗号解読」

4年生理科「ものの温度と体積」

1年生は10月から使い始めました。すでに慣れてきています。子どもは習得が早いです。

国語「じどう車しらべ」

 

この日は雲一つない小春日和。3年生は体育の参観を行いました。

 

2年生は図工です。

大型モニターによる視覚支援が効果的です。

 

音楽会や修学旅行が終わり、少し慌ただしかった日々から、子どもたちも落ち着きを取り戻しています。

はまっ子の前向きな学びの様子を、お家の方に見ていただけことと思います。

 

今回は同時に、PTAバザーも開催されました。

たくさんの物品を提供してくださり、またお買い上げくださった保護者様、地域の皆様、そして何よりもバザーの運営をしてくださったPTA役員の皆様に感謝申しあげます。

 

小春日和・・・

音楽会や修学旅行が終わり、少し慌ただしかった日々から、子どもたちも落ち着きを取り戻しています。

授業中は本当に静かです。発表や大型モニターでの学習の音だけが校舎から聞こえてきます。

 

ここ最近、気持ちのよい小春日和、風もとても涼やかな日々が続いています。

運動場での体育も、この気候の良さから、学習が大変進みます。

今週からは、持久走に取り組み始めました。自分のペースで、自分の走れた距離を積み上げていきます。

 

明日は参観日です。

はまっ子の前向きな学びの様子を、お家の方に見ていただけるのが、大変楽しみです。

 

11月11日(金曜日) 不審者対応避難訓練

今日は、不審者が校内に入って来た想定で、避難訓練を実施しました。

不審者が侵入して来た場合は、運動場など一ヶ所に集まるのではなく、逆に教室等に分散し、鍵をかけて避難します。

 

終了後、担当教諭からオンラインで大切なことを配信しました。

「こわい人にあったら、『イカのおすし』

・イカない

・のらない

・おおごえをだす

・すぐにげる

・しらせる

を思い出して行動しましょう。」

 

「『すぐにげる』のことを、特に詳しく話します。」

「どれくらい逃げるとよいかというと、6メートルで安全、20メートルで相手はあきらめる、と言われています。また家の人と、その距離を確認しておきましょう。」

「もうひとつ。荷物は置いて逃げましょう。荷物も大切ですが、あなたたちの命の方がもっと大切ですからね。」

 

「自分の身は自分で守る」という気持ちを皆が持って、最悪のことを予想し、準備や練習をしておくこと、これが防災教育の在り方です。

一人一人の大切な命を守る教育をこれからも続けていきます。

 

11月7日(月曜日)オンライン社会見学(4年)

コロナ禍の折、その対応が少しずつ緩和されているとはいえ、やはり社会見学等はなかなかできないのが現状です。

しかしこの度、以下のような素敵な行事が実現しました。

 

4年生では、国語「伝統工芸のよさを伝えよう」の学習の際に、石川県の伝統工芸である山中漆器を制作されている「白鷺木工」の工場と、そのできあがる工程を、オンラインで見学させていただきました。

 

細部までよく見える、絶対に行くことのできない北信越地方の工場のことまで知ることができる・・・。

オンラインにはオンラインのメリットがあります。

もっと知りたいことや疑問に思ったことは、まるで現地にいるように質問し、すぐに回答していただけました。

 

確かに学校教育は、人との関わり合いを通じて行われるものですが、コロナ禍ではそれに制限がかかってしまい、残念なことです。

たとえオンラインであっても、外部の方々と繋がれるこのような場をご提供いただいた白鷺木工様に感謝するとともに、今後もこのような機会をぜひ活用していきたいと考えております。

 

見学のお礼の手紙を全員書きました。

本校では今年度、「書くこと」に注力しています。

見学施設やお世話になった方々には、必ず礼状を書く取組を行っています。

 

 

11月9日(水曜日) 自然学校事後学習(5年生)

11月9日、自然学校の事後学習(活動日数が短縮されたことへの代替措置)として、フォレストロッジの方にお越しいただき、「焼き杉絵付け体験」を行いました。

小春日和の中、焼き板をせっせと磨き、その後、教室にて丁寧に色を付けていきました。

 

あの、とてもとても暑かった自然学校から早や2ヶ月・・・。

自然体験や、仲間との協力の場面、フォレストロッジの方々の丁寧な対応への感謝の気持ちなど、当時の学びを思い出す良い機会を持つことができました。

 

真っ黒の焼き板のすすを、まずブラシで落とします。

ソーシャルディスタンスを保たないと、周囲の友だちの服をよごしてしまいます!

そのあとはタオルで磨いて・・・ピカピカつるつるに!

特殊な絵の具で、絵付けをして・・・。

フォレストロッジのスタッフさんにご指導いただきました。

本来の自然学校なら、現地で完結していましたが・・・。

養父よりわざわざお越しいただき、ありがとうございました!

 

修学旅行に行って来ました!(6年生)

11月6日(日曜日)7日(月曜日)の2日間、6年生が奈良・京都方面に修学旅行に行って来ました。

新型コロナウイルスの感染状況がなかなか改善されない中ではありますが、宿舎や施設等の徹底した感染対策に合わせ、自分たちで「黙食」「入浴時の無言」等を心がけ、無事に全行程決行しました。

各施設だけでなく、バスガイドさんの視覚支援を含めた丁寧な説明、運転手さんの安全に配慮した運転、旅行社の方のきめ細やかな心配りなど、それを「当たり前」と思うことなく、「感謝」と受け止め、それぞれ帰宅したことと思います。

 

今回の修学旅行では、実行委員(各学級2名)が準備段階から大活躍でした。

10月4日の修学旅行説明会も、今年は実行委員に進行してもらいましたが、その場に同席された旅行社の方が、

「多くの小学校に関わって来ましたが、このような取組は初めてだ」

といたく感心されていました。

 

『自分たちの行事を、自分たちで理解し、自分たちで運営していこう』

 

「歴史学習」「規則尊重」「仲間との協力」など、多くの学びを得られる修学旅行が、この前向きな姿勢によって、より有意義な時間となったようです。

 

1日目は奈良へ。

法隆寺   

東大寺

大仏殿

2日目は京都へ。

清水寺  

   

二条城 

11月4日(金曜日)  オンライン社会見学(3年)

コロナ禍の折、その対応が少しずつ緩和されているとはいえ、食品を扱う会社等への見学はなかなか実現しません。

その中で、多くの企業が、子どもたちのために、コロナに負けない学びの工夫として、楽しい企画を提供してくれています。

 

3年生では、社会科「工場ではたらく人と仕事」の学習時に、例年なら近隣の工場を見学させていただきますが、その代替として「オンライン工場見学」を実施しました。

10月7日(金曜日)にはキューピー株式会社、そして11月4日(金曜日)にはキッコーマン株式会社のご支援により、実行できております。

以下は、キッコーマンのオンライン工場見学の様子です。

醤油のできる過程について、動画を見ながら説明を聞きます。

わかったことは、各自ノートに記録します。

3年生でも、目と耳を働かせて、ここまでできます!

オンライン上での質問タイム。

「皆さん、よく勉強がんばりましたね。おみやげです。」

工場に行ってはいませんが、行ったときと同様、おみやげまで頂戴しました!

「やったー!ありがとうございます!」

 

学校教育は、人との関わり合いを通じて行われるものですが、コロナ禍ではそれに制限がかかってしまい、残念なことです。

たとえオンラインであっても、地域と、そして外部の方々と繋がれるこのような機会がいただけたことに感謝し、今後もこのような機会をぜひ活用していきたいと思います。

 

11月2日(水曜日) 兵庫県津波一斉避難訓練

南海トラフ地震は、この30年以内に70~80%の確率で発生すると言われています。

30年以内ですから、明日かも、来年かも、もしかしたら「今」かもしれない・・・。

南海トラフによる津波が想定されている地域にある本校。迅速かつ適切な避難行動を身につけられるよう、今回は加古川市防災部防災対策課の方にご支援をいただきながら、浜の宮幼稚園と合同で、避難訓練を実施しました。

 

1つ目は、「地震」から身を守る「シェイクアウト訓練」です。

「まず低く」

「頭を守り」

「動かない」

揺れがおさまるまで待った想定で、速やかに運動場に避難。

幼稚園生も小学生も、私語が一切なく、非常に早く集合していました。

 

2つ目は「津波」から身を守る訓練です。

何回トラフ地震が起こった場合、本校地域は2,3メートルの高さの津波が来ると言われています。

それを想定し、幼稚園生は3階まで、小学生は4階まで上がりました。

これも、非常に速やかに行うことができていました。

 

全員の安全確認ができた後、教室に戻り、オンラインで今日のまとめを聞きました。

まずは、学校長から。

「小学生は、自分でニュースや気象情報などを見る習慣を身に付け、自分の身は自分で守れるようにしましょう。」

 

最後に、市の防災担当課の方から。

「災害に打ち勝つことはできないけれども、助け合ってそれを乗り越えられる力を持っている。それが『人』のすごいところです。」

「『思いやりの心』は、災害のときにも非常に大切です。それを持てるように、学校生活をがんばってください。」

 

災害発生時に主体的に行動する力とともに、ボランティア活動等の礎となる思いやりや助け合いの心についても、高めていただく機会となりました。

11月1日 インターネットトラブル防止講座(1,2年)

11月1日(火曜日)に、1,2年生に向けて『インターネットトラブル防止講座』を開催しました。

1学期には、ストリーミング配信(講師先生の講義動画の放映)で3~6年生向けに行ったこの講座ですが、今回は低学年にもわかりやすいように内容を工夫していただき、対面で話していただきました。

一昨年の休校、またコロナ禍における外出控えによって、例え低学年であっても、ゲームやSNS等、ネット環境の活用機会は増える一方です。

また、スマートフォンの所持率も年々高まっています。

上手に活用すれば生活を豊かにするインターネットや各種端末も、正しい知識をもって使用しなければ、ネット依存や自身の身の危険、人権問題、さらには犯罪にまで繋がってしまうのは、大人も子どもも、同様です。年齢は関係ありません。

 

「ゲームには、全てやっていい年齢が決められているのですよ。知ってたかな?」

「困ったときは大人の人に相談しましょう。

 『叱られるのは嫌だから』と思うかもしれませんが、その後、大人になっても困り続けるようなことは、もっと嫌ですよね。

将来、行きたい学校、やりたい仕事がかなわなくなってしまうのは困りますよね。」

「正しく使うためには、『がまん』が大切です」

「大切なことは、『できること』と『していいこと』は別ということです。」

 

今回は、聴講を希望される1,2年の保護者様にも会場に来ていただきました。

そして、SNSの安全な設定について、実際にスマートフォンを手にしてもらいながら、講師先生のお話を聴かれました。

このように、大人向けの講義も用意していただき、非常に有効な機会となりました。

 

講座後の、児童の「学びのあしあと」(あのねちょう)です。

1年生

2年生

 

10月26日(水曜日) 校内音楽会

10月28日(金曜日) ふれあい音楽会

10月26日(水曜日)の校内音楽会に続き、

28日(金曜日)にふれあい音楽会を開催しました。

 

はまっ子バンドのファンファーレでスタート!

 

全校合唱「U&I(ユーアンドアイ)」は、全校生で中庭を囲んで、心をひとつにして。

『世界中の友だちがひとつになって、この思い空に届けたい

 いつか いつの日にか 手と手をとりあって

 歌おう みんなで』

「U&Iの歌詞のように、そして今年の音楽会のスローガンのとおり、

きらめくメロディーを来てくださった皆さんに届けましょう。」

 

学校長の挨拶の後は、体育館前にて、はまっ子バンドの演奏。

「響け!はまバンサウンド」

『カントリーロード』『パプリカ』

音楽会では、実に3年ぶりの演奏です。

コロナ対応で練習期間のとれない日が続いた中、よく集中してがんばりました!

 

3年生「KOKORO HITOTU」

『WAになっておどろう』『マンボNo5』

 

1年生「みんな なかよく ぼうけんしよう!」

『ともだちになろうよ』『こいぬのマーチ』

 

5年生「めんそーれ!沖縄の風」

『島人ぬ宝』『ハイサイ!! 沖縄』

 

2年生「えがおいっぱいのこころをつなげよう」

『数えうた』『せいじゃの行しん』

 

4年生「浜っ子ソーラン」

『キッズ・ソーラン』『ソーラン節』

 

6年生

まずは、ウェルピーポイントで購入いただいたトーンチャイムの音色からスタート。

「A never ending journey to the stars」

『銀河鉄道999』『A列車で行こう』

 

エンディングは6年生

『地球星歌 ~笑顔のために~』

「地球にいる皆に笑顔でいてほしい」という温かいメッセージが込められた曲です。

 

感染対策をはじめとする保護者の皆様のご支援・ご協力があって、今年度は何とか各家庭2名までお越しいただく形を整えることができました。

歌唱は学年全員ではできず、学級ごとで歌うなど、まだまだ従来の合唱・合奏のスタイルに戻すことはできませんが、「子どもたちが主役」「子どもたちの努力」「子どもたちの協力」あってこその音楽会であることは変わりありません。

 

学校生活に変化と秩序をもたらす学校行事は、絶対に必要です。

コロナに負けない!学びを止めない!

その思いを強く持ち、どんな行事も、子どもたちと教職員で知恵を出し合い、今後も「できる工夫」を重ねていきます。

 

音楽会に向けて・・・(その2)

いよいよ明日(10月28日)は音楽会です。

 

昨年度の音楽会、そして同日開催の50周年式典のときには、児童会スローガン、

『Smile & Enjoy  50年目からも前進!!!』

が、児童会委員の手作りで校舎3階に掲げられました。

 

それから1年・・・。日光によってかなり色褪せて来たので、音楽会に向けて張り替えることにしました。

今回は、環境委員会主催で子どもたちが毎週持ち寄っているアルミ缶を換金し、業者に依頼して、横断幕と同素材で作成しました。

昨年にはなかった「ハマゴン」も登場!

 

掲示する前には、環境委員が学び集会にて、事前に全校生徒にお礼とインフォメーションを。

「皆さんが持って来てくれたアルミ缶をお金に替えることで、このように、立派なスローガンを掲げることができます。ありがとうございます。」

 

アルミ缶を回収し、リサイクルに協力することで、今求められているSDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでいることとなります。

そして、それを換金して活用し、美しく、誇らしい学校にすることもできています。

このように、全校生で2つの「善いこと」を行っており、素晴らしいです。

 

10月21日 「消ちゃん先生」開催 (3年)

加古川消防署では、消防署職員が小学校に出向いて、早くから防火に関する意識を高めさせるための取組「消ちゃん先生」を実施しています。

3年生が社会科の学習カリキュラム「火事からまちを守る」の学びを深めるため、来校くださった消防署の方に、防火の仕組み等を教えていただきました。

まずは、消防署や防火に関することについて、パワーポイントでうかがって。

いよいよ、外へ!の前に・・・。

防火服を着る作業を見学。

もちろん、火の近くでも危なくないように、分厚くて大変重いです。

「でも、訓練しているので、5分で着られます!」

実際は、4分28秒でした!

「1秒でも早く」火事の現場に行こうと、日々訓練されているのですね。

 

そして、運動場へ。いよいよ体験です。

水消火器による、消火体験。

「火事だー!」

と必ず叫んでから消火栓を抜きます。

2階に残っている人の救助を想定して、消防士さんがはしごを登ります。

その都度自分の行動を大きな声で言い、皆で共有するとともに、自分自身の身も守ります。

代表して担任の先生が、はしご車からの放水体験を。

救急車・消防車の内部のしくみについても、実際目にして教えていただきました。

 

このように、教室での座学だけでなく、実体験による学習活動についても教職員ができる限り設定し、学びをより充実させていこうと日々取り組んでいます。

 

音楽会に向けて・・・(その1)

今週の金曜日(10月28日)は、ふれあい音楽会です。昨年は鑑賞を各家庭1名のみと限定しておりましたが、今年は2名までとさせていただきました。コロナ対策に留意しながらも、ご来校いただく人数を増やすことができ、子どもたちも練習により熱が入ります。

 

多くの方がご来校されるということで、先週(10月21日)、理科栽培委員会が正門の花の受け替えをしてくれました。パンジーです。

 

穏やかな日和の中、作業もさくさく進んでいました。

このようにして、委員会活動をとおして、道徳の価値項目にもある「勤労・奉仕」を学ぶ機会をもっています。

 

 

10月18日(火曜日) 音楽集会

音楽会まで、あと10日ほどになりました。

今日は音楽集会の2回目。

本番を想定して、中庭に向かって全校音楽「U&I(ユーアンドアイ)」を練習しました。

「歌うときのポイントを確認しましょう。

  1. 足を肩幅に開き、手は体の横に添えましょう。
  2. 目線は斜め上に。空を見ましょう。
  3. 声を出すために、大きく口を開きましょう。
  4. 息をいっぱい吸いましょう。」

司会の児童会委員が、今日の心得を皆に伝えてスタート!

 

今日は朝からぐっと冷え込んでいました。

その引き締まる空気と、晴れやかな青空のもと、音楽会のスローガンのとおり、メロディーをきらめかせていました。

 

今年の音楽会は、昨年と違って家の方も2名ずつお呼びできています。

お披露目するのが、とても楽しみです。

 

10月11日(火曜日)学び集会 ~ボランティアの皆様を紹介!~

学び集会は、児童が主体的に企画・運営する朝会です。

今日は、5年生の児童会委員が6年生と離れ、初めて単独で企画・運営、そして進行です。

 

「今から学び集会を始めます。

実は、私たちは日頃、学校支援ボランティアとして、多くの方々にお世話になっています。

そのうち、今日は4名の方にお越しいただきました。」

 

まずは、「ミシンボランティア」の山口さん、小柳さんの紹介から。

「ミシンボランティア」は今年度、初めて依頼しましたが、計7名の方が快く引き受けてくださっています。

「今は6年生、そしてこれから6年生の皆さんの授業にも入る予定です。」

    「週に何回くらい来られていますか。」

「週に1,2回来ています。」

    「ボランティアに来られての感想をお聞かせください。」

「はい、とても楽しいです。」

    「ちなみに、小学校にお子さんはいらっしゃいますか。」

「6年生にいます。」

「6年生と3年生にいます。」

 

次は、木村さんです。

木村さんは民生児童委員、そして本校の学校運営協議会委員でもあられます。

「主に、どんなボランティアをされていますか。」

「ミシンボランティアを予定していますが、普段は浜の宮小学校区の子どもたちや家庭の見守りをしています。

「ちなみに、小学校にお子さんはいらっしゃいますか。」

「3人子どもがいますが、かなり前にこの浜の宮小学校を卒業したのですよ。そして、その子どもたちにも、子どもができているのですよ。」

 

最後に、小松さんを紹介しました。

    「どんなボランティアで来てくださっていますか。」

「主に、外国から転校して来た子どもさんの、言葉の支援をしています。

 さらに、日本文化の良い点を知ってほしいと空手を教えたり、ギターを聴かせたりもしています。」

    「ボランティアに来られての感想をお聞かせください。」

「わたし自身、自分の時間を人のために使う『協力』と、教えるために考えたり工夫したりする『努力』を学べていると思います。」

    「小松さんの特技、ギターを聴かせてください。」

最後に、オンラインスタジオにいる皆で、「ふるさと」を歌いました。

 

「このように、学校には多くのボランティアさんが来られて、私たちを助けてくれています。

ちなみに、このトーンチャイムも、学校支援ボランティアさんが学校に足を運んで『おたすけマン』をしてくださって、市のポイントを貯めて、買うことができました。

ありがたいですね。」

「皆さん、校内でお会いしたら、進んで挨拶しましょう。」

 

学校支援ボランティアの皆様、いつも本校のためにありがとうございます。

今日も早朝からお越しいただき、「奉仕」等の貴重な学びをご提供いただいて、心より感謝です。

 

10月7日(金曜日) 全校朝会

10月の朝会です。

今日は音楽集会と合わせて行うので、音楽室からの配信です。

 

まずは、学校長より。

「水曜日、愛校デーお疲れさまでした。皆で集中して取り組み、夏の間に伸びきった雑草や松葉もなくなり、大変校内が美しくなりました。」

 

「ところで、この写真を見てください。

これは、強風吹き荒れて足の踏み場もなく松葉が落ち切った9月7日の朝、6年生の有志が散らかった松葉の山を自主的に片づけに来てくれたときの様子です。」

「『わたしがします』・・・これを奉仕の心と言います。

『私たちの学校、いつもありがとう』これを愛校心と言います。

どちらの心も、道徳の教科書にも出て来ます。

さすが、6年生。先輩らしく、その道徳の心を、態度で、姿勢でさりげなく見せてくれています。頼もしいです。」

 

 

ここからは、音楽会に向けて担当の先生にバトンタッチ。

代表委員会で決定したスローガンの発表と・・・

音楽会の練習の心得と・・・

そして、全校音楽「U&I(ユーアンドアイ)」の練習を。

音楽室からの配信でリードしてくれているのは6年3組のみんなです。

歌いながら、手話も合わせて・・・。

 

最後に、新しく学校に来た楽器を、その音色とともに紹介。

「トーンチャイムといいます。

お家の方々が学校に来て、夏休みに大掃除してくれたり、学校支援ボランティアさんが学校に足を運んで 『おたすけマン』してくれたり

して、市のポイントを貯めて、この「トーンチャイム」を買うことができました。ありがたいですね。」

 

ここで、全校生で共有したことを胸に、今日から音楽会の練習が始まります。

 

10月3日(月曜日)・6日(木曜日) 

心の危機理解と相談行動を促進する学習(5年)

10月3日(月曜日)および6日(木曜日)に、文部科学省「児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議」委員の阪中順子先生に来校いただき、5年生のクラスごとに、「心の危機理解」と「相談行動の促進」に向けた授業を行っていただきました。

近年、「自殺対策基本法」等を鑑み、学校における子どもの自殺予防への取組の充実が求められています。それに基づき、加古川市においては、小・中学生への「相談行動促進学習」を強化しています。

 

本校でも、9月6日(火曜日)に、その授業の一環として、

「プチハッピーを見つけよう!」

「プチハッピーを貯めよう!」

を、オンライン児童集会で発信しました。

9月8日(木曜日)には、まずは6年が市のリーフレットを活用し、

・自分の心の危機に気づき、相談する力を身につける

・友達の心の危機に気づき、それを受け止め、信頼できる大人に伝える力を身につける

ことの大切さを知るなど、学びを深めました。

続いて5年生。

1回目は10月3日(月曜日)でした。

 

先生のスライドより。

子どもたちの振り返りより。

 

そして、10月6日の学習を迎えました。

これは、「『上手な聞き方』を身につけるために」で、子どもたちから出た意見です。

「聞き方」のロールプレイの様子です。

【その1 下手な聞き方】

【その2 上手な聞き方】

 

先生のスライドより。

子どもたちの振り返りより。

 

子どもたちを守るため、「信頼できる大人」として、教職員各々もカウンセリングマインドを磨き続ける必要性を再確認しました。

 

阪中先生、遠方よりはまっ子のためにお越しくださり、なかなか得られない貴重な学びをご提供いただいて、誠にありがとうございました。

 

10月5日(水曜日) 愛校デー

昨年度、本校の50周年記念式典の開催に向け、初めての試み「愛校デー」を実施しました。

「特別の教科 道徳」の内容項目においても、愛校心は「よりよい学校生活、集団生活の充実」に含まれ、学習すべき項目として明記されています。日頃は読み物教材で触れる程度の「愛校心」ですが、記念すべき昨年度は、体験学習として学びを持つ機会を作ることができました。

 

そこで今年度も引き続き、創立記念日に近い日程で、愛校デーを行うこととしました。

担当者のアナウンスとともに、全校生で一斉スタート!

40分しっかり取り組み、見違えるほど校内が美しくなりました。

6年生は、日頃は掃除することのない、フェンスの外や駐車スペースを。

5年生は、普段手の回らない校舎外をくまなく。

4年生は、運動場に面した場所で雑草を集めて。

3年生は、中庭を。

2年生は、松の葉を集めて。

1年生も、運動場の石拾いをがんばりました。

屋外ができない児童は、体育館周辺や玄関等を掃いて、拭いて、美しく仕上げてくれました。

 

10月4日(火曜日) 修学旅行説明会(6年)

11月6日(日曜日)7日(月曜日)は、6年生の修学旅行です。今のところ、感染症対策を十分行いながら、無事に決行できそうです。

 

それに向けて、10月4日(火曜日)に修学旅行説明会を開催しました。例年、学校から保護者の皆さんに向けて行うものですが、今回は、「自分たちの修学旅行!自分自身がしっかり理解して臨む」ことをテーマに、修学旅行実行委員(各学級2名)がプレゼンテーションで行程や持ち物等を説明しました。

感染対策等の説明に足を運んでくださった旅行業者の方からも、「こんな学校、こんな取組は初めて見ました!」と、温かいお褒めの言葉をいただきました。

 

あと1ヶ月・・・。実行委員を中心にこつこつと準備に臨み、仲間との協力を経て、思い出深い修学旅行が実施できそうです。