3年生の様子【野口小学校】

更新日:2025年03月18日

3月 おもちゃランド

3月に入り、各教科ではまとめに入っています。

理科では、これまでに学習したことを活用して「おもちゃランド」を開催しました。

子どもたちは準備から大張り切りです。「磁石の違う極同士は退け合う性質を使えないかな?」「電気が好きだったから、回路を作って電球が光るゲームを作りたい」など、これまでの学習を振り返りながら、アイデアを出し合い、おもちゃ作りを行いました。

アイデアを出し合っている様子

どんなゲームを作るのか、アイデアを出し合っています。「こんなゲームはどう?」「いや、こっちのほうが楽しそうだよ」と活発な話し合いができていました。

出来上がったゲームの作品

面白いアイデアがつまったゲームができあがりました。「ここを工夫したんだよ」と嬉しそうに報告してくれる様子も見られました。

ゴムの性質を利用したシューティングゲーム

 

磁石の性質を利用した「魚つりゲーム」や、ゴムを使った「シューティングゲーム」など、面白いおもちゃが出来上がりました。

 

ゴムの性質を利用したシューティングゲーム

そして、いよいよ「おもちゃランド」開催。

「みんなが作ったゲーム楽しい!」「そういう仕掛けなのか~」「すごいアイデアだな」という声がたくさん聞こえてきました。子どもたちは楽しみながら、学習内容を振り返ることができました。

2月 大繩大会

 2月21日、朝の学習の時間に大繩大会がありました。

 2チームに分かれて3分間ずつ8の字跳びをし、合わせて何回跳べたかを競います。

 この日に向けて、休み時間等に各クラスで声をかけ合って一生懸命練習してきました。大繩を跳ぶのが苦手な友だちに、入るタイミングを教えてあげたり、引っかかってしまった友だちに「ドンマイ!大丈夫やで!」や「次は跳べる!」と声をかけてあげたりと、子どもたちの優しい姿をたくさん見ることができました。

 中には、「他のクラスと回数を競うのではく、自分たちのクラスの最高記録を目指そう」と目標を決めているクラスもあり、一つの目標に向かってみんなで協力して取り組んでいる姿がとても素敵でした。

大繩を跳ぶ子どもたちの写真

緊張している様子でしたが、練習通り落ち着いて跳ぶことができました。「詰めて並ぼう!」「まだいける!」など声をかけ合っていました。

大繩を跳ぶ友だちを応援する子どもたちの写真

自分たちが跳んでいないときは仲間を一生懸命応援します。「がんばれ!」「いい調子!」など励ます言葉に勇気づけられます。

  

 それぞれのクラスで過ごすのもあと少しの期間ですが、大繩大会でさらに一致団結できたように思います。

 

1月 「3つのそろえる」が身についてきています!

 本校では、今年度より「3つのそろえる(机・いす、くつ、トイレのスリッパ)」に取り組んでおり、3年生も子どもたち同士で声をかけ合ったり、時には教師が声をかけたり、約1年間継続して取り組んでまいりました。

 最近では声をかけずとも自ら靴を揃える姿や、友だちの靴まで揃えなおす優しい姿を多く見かけます。子どもたち一人ひとりに「3つのそろえる」が身についている様子です。

 

 ある日の朝、友だちの靴まで揃えたあと靴箱を去ろうとする子どもに

 「さっき友だちの靴まで揃え直してくれてたよね、ありがとう。」と声をかけると、

 「ぼく、さっき直してましたっけ?無意識でしてました!」と返されたときは、感心してしまいました。

男子トイレのスリッパの写真

男子トイレのスリッパ

女子トイレのスリッパの写真

女子トイレのスリッパ

黒板のメッセージの写真

校長先生にも褒められやる気アップ!

音楽室に行ったあとの教室の写真

毎回「机の上大丈夫?」「椅子しまってる?」と声をかけあってから移動しています。

靴箱と廊下の棚の写真

3学期からは「3つのそろえる」に廊下の棚も加わりました。

荷物が多いのでどのように入れたら美しく見えるか棚掃除さんを中心に話し合い、試行錯誤中です!

 

 整理整頓は生活規律を整えることによって心が整い、学習へ取り組む集中力を高めるとともに、いじめ事案の防止にもつながります。立派な4年生になるため、日々成長しています。

 

12月 大根収穫

 総合的な学習の「環境体験事業」として、地域の方から畑をお借りし、管理までしていただいて、今回、成長した大根を収穫させていただきました。

ボランティアの方の話を聞く子どもたちの写真

冬の大根は寒さから身を守るために甘みが増して美味しくなることや大根を引くときの注意などを聞きました。

大根を引く子どもたちの写真

「大きくてずっしり重い!」「抜くのが固くて大変!」一人で引くのが大変な児童はボランティアさんに手伝っていただきました。

 

 3年生は、9月に大根の種を植え、11月には間引きを行いました。間引きの時よりもさらに大きく成長した大根を見て、「こんなに大きくなるまで世話をしてくれた地域の方やボランティアさんに感謝やなあ。」との声もありました。今回ご協力いただいた地域の方やボランティアの皆様、いつもお力添えいただき本当にありがとうございます。

 家庭に2本ずつ持ち帰ったのですが、おでんに使ったり、大根の葉をふりかけにしたり、大根おろしにしたり・・・様々な形でおいしく料理していただいたようです。翌日には「甘くておいしかった~!」と、にこにこ笑顔で報告してくれました。

 この「環境体験事業」を通して、子どもたちは、日頃から食べている野菜への興味・関心を高め、収穫の喜びを味わうことができました。

 

11月 盲導犬体験学習

盲導犬の写真
盲導犬についての講話を聞く子どもたちの写真

 2学期の総合的な学習では「目を向けよう~共に生きる町」をテーマに、誰もが住みやすい社会について学習を進めています。そこで、11月は盲導犬ユーザーさんと盲導犬、兵庫盲導犬協会の方をお迎えし、授業を行っていただきました。

 子どもたちは、実際に盲導犬と出会い、普段の仕事の内容を聞いたり、盲導犬が歩行の誘導をする様子を見たりして、その仕事ぶりに感動していました。また、ユーザーさんからのお話で視覚障がいについてさらに知識を深めるとともに、自分たちはどのように手助けをすべきか真剣に考える姿が見られました。

 現在は、盲導犬体験学習で学んだことをいかして、盲導犬やそれ以外の「はたらく犬」について書籍やインターネットを使って調べ学習をし、スライドを使った発表の準備を進めています。

10月 アイマスク・白杖体験

白杖を使って、階段を降りることに挑戦する写真
白杖を使って、階段を降りることに挑戦する写真

 総合的な学習の一環で、アイマスク・白杖体験を行いました。

 アイマスクを装着した世界は、真っ暗。真っ暗な世界に「全然見えないよ~」「怖いよ」と戸惑いながらも、どこに何があるかを必死に探ろうとしていました。

 また、補助の友だちの力を借りながら、白杖を使って歩く体験をしました。事前にどのような補助をすればよいかを考え、腕をつかんでもらったり、具体的に進む方向を伝えたりと、工夫をする様子が見られました。子どもたちからは、「補助の友だちの分かりやすい声かけがあったから、安心できた」「目の見えない人はこんなに大変な思いをしているんだな」という感想が出ました。

 これから、白杖以外の、目が不自由な人の助けとなっている存在について学習し、「自分にできることはなんだろう」と視野を広げていきたいと思っています。

9月 校外学習

科学館にて展示物を見る写真
科学館にてブラックホールの仕組みを体験する写真
工場にて、働く人からお話を伺う写真
工場にて蒲鉾が作られる工程を見学する写真

 姫路科学館とヤマサ蒲鉾工場へ、校外学習に行ってきました。

 午前中は、姫路科学館を訪れました。3年生から新たに学習する教科に加わった理科ですが、学校で学習するよりも詳しい展示物を見たり、体験的な活動を行うことを通じて、改めて理科の面白さに気づいていました。「ブラックホールってほんまにあるんや!」「知らない蝶がまだまだいるんだな」というつぶやきが聞こえてきました。

 午後からはヤマサ蒲鉾工場を訪れました。ベルトコンベアにのって、工程を進む蒲鉾を興味津々で追いかけていました。「こんな風に作られているなんて初めて知った」「働いている人が、給食のエプロンに似た服を着ているのは、安心安全に作るためなんだな」という感想がでました。また工場の方からお話を伺い、働く人の工夫にたくさん気づくことができました。

 興味関心をもって、自分から進んで学習する様子をみることができました。今回、実際に見たり聞いたりして学んだことは、これからの学習に繋げていきたいと思っています。

7月 総合学習の発表

 総合の時間に行っていた身の回りの環境の学習で、「暑さをしのぐ方法」について自分たちで調べたことを発表しました。

 うちわや風鈴を作ったり、それらが、いつからどこで作られ始めたか、なぜ打ち水をするのかなど、自分たちで選んだ項目に関してまとめて一生懸命に発表しました。「緊張したり、上手に出来ないこともあったけど、楽しかった」「また別の課題に取り組みたい」という感想がでました。

 自分たちで興味を持って取り組み探究的な学習が行えたと思います。24日からは夏休み。有意義な日々を過ごし、2学期元気な姿で会えることを楽しみにしています。

6月 スーパーマーケット見学

 スーパーマーケットで働く人の仕事の工夫を調べるために、学校近くにあるマックスバリュ野口店を訪問し、見学させていただきました。

 普段は目にすることのないバックヤードについても丁寧に説明していただき、子どもたちは初めて知ることが多くあり、驚きと共にたくさんのことを学ぶことができました。

 また、店内では実際に商品が陳列されている様子を見学させていただきました。いつもは何気なく見ていることのなかにもたくさんの発見をしているようでした。「どうして、商品を立てて並べているのだろう」「入口のところにはどんな物が置いてあるのだろう」「どうしてたくさんの種類のバナナがあるのだろう」「肉や野菜はどこから来たのだろう」など色々と考えながら見学して気づいたことを一生懸命にメモしていました。

 見学を通して、いつも使っているお店には様々な仕事や工夫がある事に今回気づくことができました。マックスバリュ野口店の皆様のおかげで、子どもたちが貴重な体験をすることができました。ありがとうございました。

 

5月 校外学習

 社会の学習「市の様子」の一環として、市内の土地の様子や使われ方を学習するために校外学習に行ってきました。

 まず最初に行った「日岡山公園」では展望台から、加古川市の東西南北を見わたしました。「北の方には、山や緑がたくさんある!!」「あれは川かな?湖かな?」「西側には家がたくさんあるね。」「南の方には煙突がいっぱいある!!」というように、実際に高いところから見わたして、様々なことに気づきながら学習をすることができていました。

 次に行った「海洋文化センター」では、市の南側の海沿いに広大な工業地があるのを見てきました。工場付近には、とても大きな船が3隻とまっていて、工場と船のあまりの大きさに驚きながら、興味津々の様子でした。

 最後に行ったのは、「みとろフルーツパーク」です。こちらでは、展望台から周りを見わたして、市の北側の自然豊かな様子を見ることができました。

 数日前までは雨の予報で心配していたのですが、雨に濡れることなく、落ち着いて学習することができました。市内の様子について実際に見て学んだことを活かして、これからの学習に繋げていきたいと思います。

4月 新しい教科の学習が始まりました。

 3年生になって、社会・理科・書写・総合とたくさんの新しい学習がはじまりました。子どもたちは、新しい教科でどんな学習をするのか、とても楽しみにしている様子でした。

 社会の学習では、四方位や方位磁針の使い方を習いました。そして、学校のテラスからそれぞれの方位にどんな建物があるのか、どんな様子なのかをワークシートに書き込みました。「あっ、北には〇〇がある!!」「〇〇って学校の西側にあったんだ。」と楽しそうにしながら学習に取り組んでいました。

 理科の学習では、生き物の観察をしました。虫眼鏡を使って、細かいところまで観察をできている子どもたちが多くいました。それぞれの生き物は形や大きさ・色など様々なことが違うことを学習しました。

 新しい教科にも興味をもって、楽しそうに学習している姿が見られました。