令和6年度 のぐちっ子の様子(1月~3月)【野口小学校】
3月24日(月曜日)令和6年度修了式
3月21日(金曜日)の卒業証書授与式に続き、24日(月曜日)には令和6年度の修了式を行いました。
まずは、各学年代表に修了証を渡しました。
「1年間無事修了しました。おめでとう」
次に学校長から、今年度最後の話を。
「掲示委員の皆さんが、『1年間ありがとう』という感謝のメッセージカードを全校生に呼びかけて書いてもらい、職員室や保健室、用務員室や給食室、そして今年は警備員室にまで飾ってくれていましたね。
ありがとう。」
「校長室にも、たくさん掲示してくれており、ひとつずつ読ませてもらいました。
★教室に毎朝、挨拶に来てくれてありがとうございます。
★いつも朝会で、大切なお話をしてくれてありがとうございます。自分の命は自分で守ります。
★昼休みに鬼ごっこしてくれてありがとう。
「『ありがとう』という感謝の心はすごいですね。
こんなに人を温かな気持ちにします」
「今日は、各クラス最後の日。
クラスメイトに『この1年、ありがとう』
担任の先生に『この1年、ありがとうございました』
そして、帰りを見守ってくださったボランティアさんに、『1年間、ありがとうございました』
と伝えてみましょう。
きっと、『いえいえ、こちらこそありがとう』と返って来ると思いますよ」
「宿題のない春休みは、自分で自分の課題を考えて、過ごせるといいですね」
生活指導担当からの話の後は・・・。
全員で、校歌を力強く歌いました。
のぐちっ子の皆さん。
卒業した6年生と作って来た、「3つのそろえる」をはじめとするよき習慣を守り、4月からさらに素晴らしい野口小、素晴らしい152年目を作っていきましょう!
4月7日月曜日、皆さんを待っています!
3月21日(金曜日) 卒業証書授与式
3月21日(金曜日)、卒業証書授与式を挙行いたしました。
コロナ禍から解放されての卒業式は、2回目となります。
コロナ時の対応を「正の遺産」と捉えた新たな形での式も、体制が整って来ました。
凛々しく、逞しくなった表情を見せて、舞台上から入場。
深々とした礼に、儀式に向かう厳かな心と、成長した姿勢がうかがえます。
各学級の代表児童が、証書を学校長から受け取ります。
立候補者を募って選んだ代表者の返事や姿勢、素晴らしいものでした。
学校長の式辞より。
「2年生から4年生の3年間、コロナ禍に身を置いたことで、『健康であることの有難さ』を感じ、今まで当たり前と思っていたことへの『感謝の心』を深めることができました。
そして何よりも、人と人とが集まってこそ、その熱量があってこそ実感することのできる『生きた学び』の価値を確信することができました。
コロナに直面しなければ、コロナ禍の日々を過ごさなければ、決してできなかったこの貴重な経験と新たな学びが、きっと皆さんの今後の生き方、生活の在り方を、より充実したものにすることでしょう。」
「WBCの優勝監督、栗山英樹氏の著書を手に取ると、意外にもこのように書かれてありました。
『普通はそんなに早く目標は見つからない。
人生で最も不安に感じるのは、進むべき道が見えないときです。』
さらに、このようにもありました。
『大切なのは、不安な自分をきらいにならず、自分を信じること。
才能がないんじゃなくて、まだ才能の出し方がわかっていないだけ。』だからこそ、まずはどんどん新しいことに挑戦し、何にでもぶつかっていくことが大切、と言われているのではないでしょうか。」
社会はグローバル化に向けて日々進展し、またICTの進歩が、その社会の変化をさらに加速させています。
このように、激変の時代を生き抜かなければならない。それが卒業生、140名です。
確かに、中学校生活3年間は貴重な時間です。
でも決して焦らず、周囲と比べず、あくまで自分の中で自分を比較し、自分に合った目標を見つけてほしいと、職員一同願うとともに、今後も応援していきます。
卒業記念制作の毛筆「自分へのはなむけの言葉」と、図工「自分の大切なもの」が壁面に掲示され、式場を彩りました。
感謝の心を込めて・・・警備ボックスがリニューアル!
昨年4月から本校に学校警備員を配置することとなり、1年が経とうとしています。
昨年度まで、中部中学校区内で配置できていない小・中学校は本校のみで、かつ、このような状況が長く続いていたことを鑑みるとともに、「安全・安心な学校づくり」に向けて万全な体制を整えるため、学校とPTA執行部で協議を重ね、警備員を配置することにしました。
警備ボックスにかかる初期費用は、150周年事業積立金の残金をもって準備することができました。
ご支援くださった地域団体、およびOBの皆様、歴代PTA会員様に、心から感謝です。
そして設置後、なかよし学級児童が1年かけてペイントを施し、このように生まれ変わりました!
側面も・・・。
裏面も・・・。

中まで・・・。
なかよし学級の児童が1名ずつ、そして少しずつ1年をかけて、コツコツと描き上げて来ました。
3名の警備員さんも、
「こういうことがとても大切!がんばって!」
と応援し続けてくださいました。
3月も中旬になり、ようやく温かくなって来ました。
今日は雲一つない青空・・・。
この色鮮やかな警備ボックスが映えています!
卒業に向けて・・・ ~その2 学び舎を美しく~《6年生》
3月11日(火曜日)には6年生が、6年間を過ごした学び舎を美しくして卒業しようと、奉仕作業を行いました。
玄関の大きなドア
廊下の隅の汚れ
図書室の本の大移動
普段使っていない教室の大掃除
さらに、それを手伝おうと、6年生の保護者様が「クリーンナップ・デイ」として、来校してくださいました。
溝の泥上げ
家庭科室の磨きも・・・
6年生保護者の皆様、子どもたちの「勤労・奉仕」「愛校心」、そして「感謝」の心を学ぶ機会を大切に思い、このようにご支援をいただき、ありがとうございます。
卒業まで、あと4日。
1日1日を、野口小の子どもとして、大切に過ごさせます。
そろばん学習《3年》
3年生は今週、姫路珠算協会に在籍されている地域の方が、『そろばんボランティア』として来校してくださり、そろばんの授業を行っています。
今週、6年生の書写の授業についてホームページに掲載しましたが、「書写」も「そろばん」の学習も、50年以上もの間、学習指導要領の改訂が繰り返されても、削除されることなく学習活動として残っています。
ICTの進歩が社会の変化を加速させ、利便性や効率性ばかり追求されがちな現代社会ではありますが、日本の文化や伝統を知り、それを発信できることは国際理解の観点からも非常に重要なことです。
さらに、そろばんに取り組むと、計算が早くなるだけでなく、「集中力や判断力・情報処理能力が高まる」「論理的思考が見につく」等のメリットが言われています。
そろばんの指つかいから正しく教えていただいて・・・。
「ねがいましては・・・」
「ご明算!」
そろばん独特のかけ声が響いていました。
ボランティアさんに来ていただくのは2時間、全体でも数時間のそろばんの授業ですが、子どもたちが日本の文化に親しむとともに、古くから残っている理由やその価値について、感じられる機会となりました。
3月11日(火曜日) 東日本大震災から14年・・・
14年前の3月11日(火曜日)、未曽有の災害となった、東日本大震災が発生しました。
その日を迎えるにあたって、全校生で黙とうを行いました。
黙とうは、放送で行いました。
「1.17集会のときに行ったとおり、黙とうは、亡くなられた方々に『どうぞ安らかにお眠りください。わたしたちは皆さんの分も、しっかり生活していきます』という意味で行います。」
「皆さんにとっては生まれる前の出来事ではありますが、15,000人以上の方々が亡くなられています。
そして14年経っても、未だに生活に困られている方々がおられます。」
「皆さんのできることは、この地震という出来事を忘れないことと、
『自分の身は自分で守る』準備をしておくことでしたね。」
今日の防災の学びを風化させないため、忘れないため、学校では今後も、毎年3月11日に、全校生で黙とうを行います。
卒業に向けて・・・ ~その1 色紙に思いを込めて~
6年生は現在、卒業に向けて、「自分へのはなむけの言葉」を毛筆で色紙に書くため、その練習に取り組んでいます。
5年前、新学習指導要領が大きく改訂されたように、教育課程については国をあげ、約10年毎に社会の状況に合わせて修正が繰り返されています。それでも「書写」の学習は、50年以上もの間、必修科目に位置付けられ、削除されることなく残っています。
グローバル化が加速度的に進行する現代社会においては、国際社会に貢献できる人材を必要としていますが、その人材には「書写」を代表とする日本の文化や伝統を知り、それを発信できることが求められます。
今回、まずは日本における毛筆の歴史から復習。
「四世紀後半(弥生時代)には600年頃、中国から伝わって来たそうです。」
「かな文字は、日本で平安時代に生まれた文化です。」
「日本の文化を知ることが、国際理解につながります。」
そして、筆を運びます。
教師の指導に真摯に耳を傾け、枚数を重ねるごとに字形も筆使いも整っていきました。
1時間しっかり練習し、2時間目にいよいよ色紙への書字に挑戦。
仕上がった色紙は、卒業式会場の体育館に全て掲示される予定です。
3月4日(火曜日) 全校朝会
3月の、そして今年度最後の全校朝会です。
「この1年を振り返りましょう。
『挨拶大作戦』のとおり、挨拶は自分からできましたか。
机といす、靴箱、トイレのスリッパの『3つのそろえる』は守れましたか。
『もくもく掃除』に取り組めましたか。」
「これは、5年生3階の、トイレ掃除の様子です。
5,6年生は2学期からトイレが新しくなりました。
自分たちの代で、すぐに汚してはならぬと、スリッパの裏まで掃除しています。」
「また、水を撒けないので、徹底して拭き掃除してくれています。
これだけ一生懸命だと、『もくもく掃除』でやらないと時間内に終われませんよね。」
「そして6年生。
何を完璧にこなしても、『6年生だから当たり前』と見られ、褒められることも少ない最上級生ですが、私は1年間、ちゃんと見て来ました。
靴箱はどの学年よりも完璧に美しかったです。
中学校ではどうでしょうか。
今後、『靴をそろえる』という生き方が、次の進学、就職という自分のキャリアによい効果をきっともたらすことでしょう。
ここで、山火事で大変な思いをされている岩手県大船渡市の話を。
「来週3月11日火曜日は、今から14年前、2011年に東日本大震災が発生した年です。
2ヶ月前に勉強した阪神・淡路大震災と違う点は、大きな津波が発生したということです。
それによって、2万2千人強もの人の命が奪われました。」
「その被害の多かった岩手県大船渡市では、今大きな山火事が起こっているのは知っていますか。
まもなく震災の起こった11日を迎えようとしているのに、平成以降最大といわれる林野火災まで起こり、本当に悲しみに暮れておられることと思います。」
「『自分の身は自分で守る」
小学生でも、防災意識を持ち、日頃からニュースや情報へのアンテナを掲げておきましょう。」
3月11日(火曜日)の朝学の時間、放送にて全員で黙とうを行うことも伝えました。
最後に、今月の朝会担当から。
「先生は昔、ドラえもんに出てくるのび太があまり好きに離れませんでした。
ちょっとだらしなくて、ドラえもんやしずかちゃんたちにたよってばかりで・・・。」
「でも、ドラえもんの作者、手塚治虫さんが言われていたのを聞いて、考えが変わりました。」
「彼は反省するんです。いつまでも、いつまでも・・・。」
「彼は、今よりいい人間になろうと努力するんです。」
「自分を変えるために、反省し、そして努力する・・・。
とても素晴らしいと思い、先生ののび太を見る印象が変わりました。
3学期もあと10日と少し・・・。
自分を振り返って反省し、変わろうと努力することは今からでも十分間に合います。
特に6年生、変わろうとする気持ちを忘れず、中学校へと旅立ってください。」
この日から、卒業式の練習が始まりました。
「自分を振り返り、反省し、努力する」
卒業という旅立ちの場面にふさわしい、自分を顧みる話を聞いて、身の引き締まる思いがしたことでしょう。
3月3日(月曜日) 6年生を送る会
間もなく卒業する6年生に向けて、3月3日(月曜日)に「6年生を送る会」を開催しました。
1年生と6年生はきょうだい学年として、ペアを決めて一年間一緒に活動しました。
お礼に、一緒に写った写真と、手作り写真立てを。
2年生からは「Bling-Bang-Bang-Born」のダンス!
3年生は、「怪獣のバラ―ド」を合唱。
4年生からは、「ラララライ体操」で、6年間の『エクササイズ』を紹介!
ここで5年生が、6年生から集計したアンケートを基に、「6年生クイズ」を。
6年生の先生による「缶積み競争」で勝者を予想するクイズもありました。
このようなクイズだけでなく、5年生の実行委員がこの会の企画・運営をしてくれました!
みんなで歌う最後の校歌の後は・・・。
5,6年生による新旧引継ぎ式を。
「笑顔と、挨拶の溢れる学校にしていってください。」
「確かに、受け取りました。」
卒業まで、あと17日。
教室にはカウントダウンが掲示してありますが、6年生も自身の卒業について、まだまだ実感できていないように見えていました。
しかし今日、在校生からお祝のメッセージをもらって、卒業という節目のイメージが少し湧いて来たように見えました。
そしていよいよ、卒業式の練習がスタートします。
送ってくださる方々に感謝の気持ちをもって、臨んでほしいと思います。
「金管バンド・ミニコンサート」開催!
「新型コロナウイルス感染症対策マニュアル」に則り、管楽器を演奏する金管バンドの活動が長く停止しましたが、一昨年5月からは練習も再開しています。
しかし、市内の管楽器交歓演奏会も開催が見合されるなど、せっかく練習してもお披露目する機会は減ってしまったままです。
その中でも、本校では10月の野口まつりのステージ、音楽会等、演奏機会を何とか確保して来ました。

そして、昨年度に続き、2月21日(金曜日)に保護者様を招待し、また3年生のクラブ見学を兼ねて、ミニコンサートを開催しました。
練習したての新曲「Bling-Bang-Bang-Born」
4年生「アップルパイマーチ」
5年生「世界にひとつだけの花」
6年生からは、ミニ演奏による楽器紹介と・・・
「夏祭り」
最後は全員で、1年間かけて仕上げて来た「君の瞳に恋してる」
金管バンドメンバーの保護者様、1年間の活動を常に励まし、また週末の練習時には楽器の持ち帰りに協力してくださって、心よりお礼申しあげます。
この感謝の気持ちを、このコンサートで伝えることができていたら幸いです。
2月21日(金曜日)社会の学習で地域について学びました《4年生》
2月21日(金曜日)に、4年生がゲストティーチャーに来ていただき、地域の歴史について学習しました。
社会「谷に囲まれた台地に水を引く」で学んだ水の大切さについて、地域と照らし合わせてさらに学びを高めるためです。
ゲストティーチャーは、本校の学校運営協議会委員でもあられます、高松様です。
地域を回って事前に調べ、かつパワーポイントまで用意してくださり、大変わかりやすく教えていただきました。
「江戸時代のはじめは、加古川下流の平野部でしか農業を行うことができませんでした。
少し高くなったところでさえ、水を引くことが容易ではなく、ため池や湧き水に頼るしかなかったからです。
このことを解決するために、工事を立ち上げたのが、今里伝兵衛(いまざとでんべえ)さんです。」
新井用水(しんゆようすい)のできた歴史から、興味深くお話してくださっています。
「そして1656年、車も機械もない時代にもかかわらず、1年3か月という短い期間で新井用水を完成させました。」
お話を聞きながら、大切なことはしっかりメモ。
質問もたくさん出ていました。
このように、地域の皆様のお力をお借りすることで、本校の子どもたちも、主体的・意欲的に学ぶことができています。
また、教師の教材研究でまかない切れない部分を助けてくださっており、大変感謝です。
2月19日(水曜日) 第3回学校運営協議会
2月19日(水曜日)の参観日後には、第3回の学校運営協議会を開催しました。
町内会長を含む地域の方々や各種ボランティアの代表者様、学校支援コーディネーターやPTA執行部代表者様など、多岐にわたるお立場から10名の皆様に、本委員としてご協力いただいております。
今回は、授業を参観していただいた後、教職員、児童の学校自己評価と、保護者へのアンケート結果を踏まえてご意見をいただく「学校関係者評価」の機会としました。
関係者評価の「評価の観点」は、
・考え、表現し、学力を高め合う子どもの育成
・自他のよさを知り、かかわり合うことのできる子どもの育成
・いのちの大切さを理解し、健康・体力づくりの励む子どもの育成
・目標を持ち、明るい心で挑戦し続ける子どもの育成
・質の高い教育環境づくり
・家庭、地域との連携
・教師力の向上
の7つです。
児童アンケートでは、「学校での生活が楽しい」「授業がわかりやすい」と答えた児童が共に90%を超えており、それについて大変高評価をいただきました。
「地域の見守りをしていると、『ただいま』と子どもたちの爽やかな挨拶が聞けて、元気をもらえている。
そして、今後も開かれたより良い学校づくりが進むよう、学校運営協議会をぜひ活用してもらいたい。」
という力強いお言葉もちょうだいしました。
日頃から学校を、子どもたちを支えていただき、教職員一同、学校運営協議会委員の皆様には、心より感謝しております。
2月19日(水曜日)~21日(金曜日) 校内図工展開催
2月19日(水曜日)~21日(金曜日)、校内図工展を開催しました。
19日(水曜日)は授業参観日でもあったため、多くの皆様が鑑賞に来てくださっていました。
1年絵画「きゅうしょくの絵」
2年絵画「ふしぎなたまご」
3年絵画「まぼろしの花」
3年工作「マイパソコン」
4年絵画「宝島の地図」
5年絵画「ゼンダングルアート」
5年絵画「つながる絵」
6年絵画「私のマスクマン」
6年絵画「りんごの絵」
代表の作品も展示されました。
4年木版画「ほって すって できた 新世界」
5年工作「神コップアート」
4年工作「未来のコロコロワールド」
6年工作「心の庭」
子どもたちの製作意欲と頑張りと粘り強い取組ぶりが体育館中に溢れ、素晴らしい空気感でした!
2月19日(水曜日) 最後の授業参観
2月19日(水曜日)、今年度最後の授業参観を実施しました。
1年間の締めくくりとして、学びの足跡の振り返り、調べ学習の成果、次学年への決意など、全学級、発表形式で行いました。
なかよし学級の子どもたちも、交流学級で発表をやり遂げました。
1年生 生活「できるようになったよ発表会」
2年生 国語「思い出カルタ」
3年生 総合「これからのわたしたち」
4年生 総合「みんなで10才を祝おう」
5年生 体育「黄金参観日 ~みんなで作るミニ運動会~」
子どもたちで司会・運営を務める「主体的な学び」の様子を見ていただきました。
6年生 総合「6年間を振り返り、感謝の心を伝えよう」
卒業前に、自分で自分の成長を、そしてその成長を支えた周囲への感謝の心を見つめる時間となりました。
クラスメイトやお家の方々の前で堂々と話すことができるようになったこと、そして、友だちの発表を傾聴できるようになったこと、1年間の皆の成長を感じ取っていただけたことと思います。
大変寒い中、参観に来て学びの様子を見守っていただき、感謝です。
この成長を、次学年に引き継いでいけるよう、今年度もあと少し、子どもたちと向き合って行きます。
2月5日(水曜日) 入学説明会にて・・・
インターネットにかかる保護者向け講座を行いました
2月5日(金曜日)は、新1年生の入学説明会を開催しましたが、その際、新1年の保護者様に向けて、加古川市教育委員会少年愛護センター指導主事にご来校いただき、インターネットトラブルに関する講座を開催しました。
スマホの所持率は全学年で、年々増加傾向だそうです。
1.スマホはあくまで「与える」ではなく、「貸している」です。
2.スマホを管理するのは、あくまで保護者です。
3.スマホを持つ最初がチャンスです。話し合ってルールを決めましょう。
特に、「『与える』ではなく『貸している』」を強調されていました。
誕生日やクリスマスのプレゼントは、最も避けるべきだそうです。
「フィルタリングも上手に活用しましょう」とのことです。
スマホショップはスマホの使用者が18歳未満の場合、フィルタリングを義務付けられているそうです。
ルール作りのポイントは『時間』『場所』『場面』だそうです。
幼少の頃にコロナ禍を過ごし、外に出たり他者と交流したりする機会に恵まれず、モニターや動画共有サービスに触れ慣れている新1年生です。
「持たさない」という一択ではなく、トラブルへの回避方法について保護者様に伝達していただき、講師先生に感謝です。
そして、学校の役割としては、「人と人との触れ合い」「多くの人との学び合い」の素晴らしさを、入学後、子どもたちに伝えていきます。
2月4日(火曜日) 全校朝会
2月の朝会です。
今日は日頃校内で会いながらも、「何年の先生?」「どのようなお仕事をしてる?」となかなかわからない、『学校のお助けマン』スクールサポートスタッフの前田さんを、宇野斗真さん、関口和人さん、田邉雅也さんの3名の6年生有志が紹介してくれました。
まずはクイズから・・・。
「お仕事の名前は、何と言うでしょう?」
「何時に学校に来られているでしょう?」
次に、質問です。
「普段、どんな仕事をされていますか。」
「職員室で、先生方のお手伝いをしています。
例えば、印刷をしたり、手紙を数えて各クラスに分けたり、各学年の学習に使うものを準備したりしています。」
「この仕事のやりがいは、どんなことでしょうか。」
「児童の皆さんが、元気に、安心して学習できるためのお手伝いができていることです。」
「最後に、この仕事をやっていてよかったことは、どんなことですか。」
「私にも小学生の子どもがいますが、児童の皆さんが安心して過ごせるよう、先生方が授業以外でもこんなに気配りして働かれているのを知って、よりありがたく思えるようになったことです。」
「ぼくたちは、学校の中でたくさんの人に支えてもらっていることがわかりました。」
「先生方も、みんなで助け合って仕事をしていることがわかりました。」
最後に、インタビューしての感想を話してくれました。
次は、放送委員会から楽しい企画を紹介。
「かけてほしい曲のリクエスト大会をやります!
このリクエストカードに、リクエストした理由まで書いて、放送室前のリクエストボックスに入れてくださいね!」
卒業まであと1ヶ月。
有志の皆さんも、放送委員も、最後の最後まで学校のために活動してくれて、感謝!
運営委員はなぜか、セイウチとハリーポッターで登場!
「気になってるでしょう・・・この着ぐるみ!
これからさらに挨拶運動を盛り上げるため、この姿で参加します。
楽しみにしておいてください!」
挨拶運動がマンネリ化しないよう、さらに工夫を入れて盛り上げてくれています。
最後に、今日の朝会担当から。
「今週は寒いですね。
でも実は、暦の上では『立春』と言って、すでに晴が始まっています。
そして、その前の日、日曜日は季節の変わり目、そう、『節分』です。」
「節分には豆まきをしますよね。
それは『魔滅』にも通じており、悪い気を出して、いい気を入れるという意味もあります。
令和7年になって1ヶ月、せっかく新年の誓いを立てたのに『まあいっか』『もう無理。あきらめよう』と、目標を鬼に食べられてしまっている人、この節分をきっかけに、もう一度、目標を立て直してがんばりましょうね。」
なかなか、バラエティーに富んだ、楽しい2月の朝会となりました。
みんなで作り上げるこのような会・・・内容も自然と心に残ります!
1月24日(金曜日) 「かつめしラップ」を配信! 《クラブ活動》
1月24日(金曜日)の給食は、みんなが大好きな「かつめし」の日。
その日に合わせて、「ラップクラブ」がオリジナルの「かつめしラップ」を各学級に動画で配信しました!
まずは、23日(木曜日)に動画配信の予告を。
初の試み・・・皆が給食を食べられないほどびっくりしませんように!
そして24日の給食時に、全クラスに「かつめしラップ」が配信されました。
「どこもかしこもカツメシ Oh Oh Oh Oh 播州の発明品
Oh イェーイ 来なよ大勢 Oh イェ―イ 言えよ Oh イェーイ カツメシ大好き」
※ラップグループ「加古川Wellness」より
授業時間を必要以上にとりすぎることのないよう、ここ数年、どの学校もクラブ活動の時間は削減の傾向にありますが、このように授業や学年の教育活動とは離れたコミュニティで楽しめているのを見ると、よい時間を提供できているな、と思います!
1月24日(金曜日) 「おにおいしい」大根屋開店! 《なかよし学級》
なかよし学級では、「生活単元学習」および「自立活動」として、通年で野菜を育てています。
生活単元学習は、自分自身の周囲のことに興味・関心をもちながら、将来の社会生活に目を向け、豊かな生活を送ることができるように取り組むカリキュラムです。
秋に畑の畝づくりから始めて大根の種を蒔き、水分管理に気をつけながら、太さ15センチ、長さ50センチほどの立派な大根を、次々と収穫することができました!

その大根は家庭に持ち帰るだけでなく、「おにおいしい大根屋」として教職員に販売。
しかし、簡単に販売はしません・・・ゲームをしてゲットしてもらいます。
(ゲームに勝っても負けても大根は持って帰られますが・・・)
~その1~ だいこん足きょうそう
反復横跳びで、子どもと勝負!
~その2~ おにだいこん輪投げ
輪投げの支柱はなんと「大根」です!
一番太い大根に輪を入れて無事にゲット!大喜び!
この学習を行うにあたり、かかる費用については、「加古川市手をつなぐ育成会」の活動にご賛同いただく賛助会員の方々の会費の一部でご支援いただいております。
「命のボランティア講座(献血セミナー)」を受講して 《6年》
本校では、多分野において積極的にゲストティーチャーを招いていますが、学習後には必ずお礼の手紙を書いています。
手紙を書くことを通して、自身の学びの振り返り、文章力の向上、そして「感謝の心」の育成等、様々な効果を期待しています。
1月23日(木曜日)には、兵庫県赤十字血液センターのご支援で、6年生が「命のボランティア講座(献血セミナー)」を受講しました。
お礼の手紙を全員書きましたが、素晴らしい学びを得たことが、文面から存分に感じられました。
〇先日は、「命のボランティア」のことについて、貴重なお時間を使って聞かせていただき、誠にありがとうございました。
私は、輸血を受けたことがあります。今、幸せに生きていられるのは、輸血をしてくださった皆さんのおかげです。
「命のバトン」とは素敵な言葉だな、と思いました。私もいつか、そのバトンと関わることができたらいいな、と思います。私も誰かの希望に、そして誰かの役に立てたらいいな、と思います。
このように考えるきっかけを作ってくださり、ありがとうございました。
〇この前は献血について詳しく教えてくださり、ありがとうございました。「献血をすることで人が助かるかもしれない」とわかり、大きくなったら献血をしようと思いました。
また、人との関わりも大切にしていこうと思いました。今でも苦しんでいる人がいることが十分にわかり、献血はまだできなくても、電車で席を譲るなど、人のために少しでもできることを考えてみようと思いました。
貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。
後、わずか6年で成人を迎える6年生。
キャリア形成に向けて、かつ社会に貢献できる人材に向けて、外部の方々からも数々の貴重な学びを得られています。
1月23日(木曜日)「命のボランティア講座(献血セミナー)」開催 《6年》
1月23日(木曜日)、兵庫県赤十字血液センターのご支援で、ゲストティーチャーにお越しいただき、6年生が「命のボランティア講座(献血セミナー)」を受講しました。
今回は、現在キャリア形成について学んでいる総合的な学習の時間、保健指導、そして人権学習など、合科的に様々な学びが期待できます。
講話やドキュメンタリーの視聴を通して、献血によって助けられた命が数多くあることとともに、それによって感謝の心を持って生活されていること、将来の献血を支えるのは自分たち世代であることを教えていただきました。
「みんなはまだ献血ができません。
でも、思いやりの心をもって、ちょっとした手助けならできますよね。
そしたら、自分自身も温かい心になります。」
「私たちは誰もが『助ける側』にも『助けられる側』にもなり得ます。献血に限らず、まずは身近なところに目を向けて、自分にできることを考えましょう。『人の役に立ちたい』という気持ちを、今後も大切にしましょう。」
「献血は痛いですか。」
「血を人工的につくることは、今後できるようになりますか。」
ご講話が終わった後は、多くの質問が出ていました。
献血について、感心を高めたようです。
謝辞を述べ、皆でお礼を言いました。
「人間を救うのは、人間だ。」
日本赤十字社のスローガンだそうです。
成人まであと6年、間もない6年生です。
社会に貢献できる人材となれるよう、外部の方々からも多くの学びを得られています。
1月17日(金曜日) 避難訓練・1.17集会
30年前の今日、1月17日は、阪神・淡路大震災が発生した日です。
先日の朝会でも、震災発生から30年の節目ということで、ゲストティーチャーにご来校いただき、当時の様子と、ボランティアでの実践についてお話していただいたところです。
そして、同じ日付の今日、この出来事を、ここから得た教訓を決して忘れることのないよう、避難訓練と「1.17集会」を実施しました。
まずは避難訓練から。
今年は授業中ではなく、あえて皆が分散ずる掃除の時間を想定して行いました。
「黙とうは、亡くなられた方々に『どうぞ安らかにお眠りください。わたしたちは皆さんの分も、しっかり生活していきます』という意味でしますよ。」
と伝え、黙とうを行いました。
校長より。
「今から、2つの大切な話をします。」
「1つ目。
人間は忘れるものです。
月日がたつとともに苦しいこと、しんどいこと、思い出したくないことを忘れようとします。これを『風化する』と言います。
でも、この地震の記憶は風化させてはならないのです。
地震で亡くなられた6434人の無念な思い、それを無駄にせず、地震を知らないあなたたちが、語り継いでいかなければなりません。
だから毎年、日本では『1.17』に振り返る時間を持つのです。」
「2つ目。
防災の基本は、例え子どもであっても、『自分の身は自分で守る』です。
常に最悪を想定して、ニュースに気をつけておく、Chromebookで調べておく、地震などの自然災害が起こった時には『軽いから』と馬鹿にせず、すぐに頭を机に入れる、など、子どもでもできる防災はたくさんあること、ぜひ覚えておいてください。」
今日の防災の学びを風化させないため、忘れないため、学校では今後も、毎年1月17日に「1.17集会」を行っていきます。
1月14日(火曜日) 全校朝会
1月の朝会です。
今から30年前、1995年の1月17日午前5時46分、阪神・淡路大震災が発生しました。
今年は、それから30年という節目の年になります。
そこで当時、避難所のボランティアを率先して行われた、元浜の宮小学校の栄養教諭、矢部輝美様にご来校いただき、当時のご経験についてお話をしていただきました。
「震災に会われた方が避難所で困っているということで、他の学校の先生方とも相談し、募金活動と炊き出しをすることになりました。炊き出しとは、避難所に行って、温かい食事を直接提供することを言います。」
「運動場で炊き出しをしましたが、大釜やプロパンガス、材料など、すべて加古川から軽トラックで持って行きました。
野菜は加古川の農家さんに寄付してもらい、すべて洗って切ってと、準備して行きました。なぜかというと、避難所はまだ水が出なかったからです。」
「500人分用意していましたが、すぐになくなりました。
温かい食べ物が、大変喜ばれました。
このように、2月半ばから3月までに、炊き込みご飯、天ぷら、おでん、雑炊、豚汁などを作って、食べてもらいました。」
「避難所といっても、体育館はすぐにいっぱいになっていました。
教室にも廊下にも、給食室さえ人があふれていました。
汗とほこりの匂いがしていたのを覚えています。」
「炊き出しの帰りに、知り合いが勤めている学校の近くを通ってみましたが、すでに学校は火事で燃えてしまって、真っ黒になった校舎だけが残っていました。」
また、中学生くらいの女の子の写真とお花が、真っ黒の空き地に置いてあり、それを見ると胸がいっぱいになりました。
一緒に炊き出しに行った先生方と『早くみんなが学校に戻れるといいね』と話しました。」
「これは1月17日、地震当日の神戸新聞の夕刊です。
この1枚だけが、なんとか発刊されていました。
京都新聞社の力を借りられたそうですが、会社が潰れた状況でもニュースを伝えようとする、仕事への責任感を感じました。」
「この震災をきっかけに、 『常に最悪を想定して、準備して生活すること』『自分の身は自分で守ること』の大切さを、日本の皆が学びました。
そして、この年が『ボランティア元年』と呼ばれるようになるなど、自主的に困った人を助けようとする活動、『ボランティア』という言葉とその考えが日本中に浸透していきました。
これから生きていく皆さんは、この2つの学びを忘れないため、皆さんの後輩に『こんなことがあったらしいよ』と語り継いでいく、という大切な務めがありますよ。」
校長からも震災からの学びを伝えるとともに、ゲストティーチャーの矢部先生にお礼を述べました。
この後、今回も多くの児童がそれぞれの持ち場について、発信してくれています。
選任式では、6年3組の学級役員が代表して、オンライン放送の場所に来てくれました。
宮元瞭佑さん「学級の友だちのよいところを認め合うクラスにしたいです。」
眞尾星成さん「楽しいながらも、けじめのあるクラスにしていきたいです。」
生活委員からは、「手造りすごろくトーク」配布のお知らせを。
「全8種類の『すごろくトーク』を、サイコロと一緒にくばります。これで遊んで、学級の友たちとより仲良くなってくださいね!」
保健委員会からは、12月の発表で皆に伝えた「かぜ予防劇」のおさらいを。
「4つのポイント『手洗い、うがい、睡眠、換気』のうち、特に『換気』が大切です。
業間には、学級の皆で協力して、教室の窓を全部開けましょう!」
最後に、朝会担当から。
「学校に来る日も、いよいよ50日を切りました。
特に6年生は、いよいよ卒業の日が近づいて来ました。
野口小学校で、この学年で、この学級で過ごせるのも、あとわずかです。
自分の成長も大事ですが、周りの人のためにできることはないか、ぜひ考えてみましょう。」
6年担任からの熱いメッセージです。
あと50日・・・。まだできることはあるはずです。
1つでも2つでもクリアするために、皆が頑張れますように。
書き初めをしました
1月8日(水曜日)は、多くの学年が「書き初め」に取り組みました。
普段は使用しない画仙紙に墨を乗せますが、子どもたちは冬休みに練習して来ており、その成果を発揮して、私語もなく真剣に運筆していました。
3年生「ふじの山」
4年生「東のそら」
5年生「新たな心」
6年生「新年の朝」
教育課程については国をあげ、約10年毎に社会の状況に合わせて修正が繰り返されています。
それでも「書写」の学習は、50年以上もの間、必修科目に位置付けられ、削除されることなく残っています。
グローバル化が加速度的に進行する現代社会においては、国際社会に貢献できる人材を必要としていますが、その人材には「書写」を代表とする日本の文化や伝統を知り、それを発信できることが求められます。
それだけでなく、高齢化社会で重要視されている「生涯学習」の観点からも、「硬筆」「毛筆」は見直されています。
1月7日(火曜日)3学期始業式
2学期終盤、本校でもインフルエンザが猛威を振るいました。
子どもたちが健康に、3学期のスタートを切られるよう、今回もオンラインで3学期の始業式を行いました。
まずは、学校長から。
「今年は2025年。日本に古くから伝わる十二支の干支では『巳』にあたります。」
「ヘビは、脱皮をするたびに表面の傷が治っていく生き物だそうです。
このように、たくましい生命力をもっていることから、『復活と再生のシンボル』と言われています。」

「また、『神の使い』としても崇められてきたそうです。
このように、『復活と再生』の意味がある巳年は、新しいことを始めるのによい年だと言われています。
また『巳(み)』の読みから『実(み)』にかけて、『実を結ぶ』年とも言われています。」

「このような謂れのある、巳年の始まりです。
今年の目標を立ててみて、まずは挑戦してみましょう。
それが実を結んでも、実を結ばなくても、『挑戦した』という『努力する力』はしっかり皆さんを成長させることでしょう。」
次に、生活指導担当から。
「新しい年のスタートです。
2学期の終業式で伝えたとおり、ロッカーや靴箱など、整理、整とんを心がけましょう。
すると落ち着いた生活ができて、自然と友だちとのいざこざや、いじめも減っていきます。」
「もうひとつ。みんなはそれぞれに『〇〇の天才』だと思います。」
「では次は、『優しさの天才』『思いやりの天才』など、友だちの天才ぶりを見つけてあげてください。
3学期の目標ですよ。」
校歌は6年4組からの配信に合わせて、全校で斉唱。
ここにも、黒板に間もなく卒業する子どもたちへの熱いメッセージが・・・。
今日の、担任の先生の「巳年黒板アート」。
なかなか秀逸です。
番外編。
子どもたちともあと50日ほどしか過ごせない、担任からの温かいメッセージを添えて・・・。
あけましておめでとうございます
令和7年もよろしくお願いいたします

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更新日:2025年03月24日