令和7年度 のぐちっ子の様子(4月~6月)【野口小学校】
4月30日(水曜日) 引き渡し訓練へのご協力、ありがとうございました
4月30日(水曜日)、保護者の皆様と協働し、「引き渡し訓練」を実施しました。
コロナで長く中断していましたが、児童の安全・安心に注力するにあたり、「絶対に必要な取組」と昨年から再開しています。
保護者の方々は徒歩か自転車で来校され、子どもたちは教室で待機、6年生から低学年へと順にお迎えに行っていただきました。
2月に実施の案内をしていたこともあって、速やかにお迎えに来てくださり、大変スムーズに引き渡しを行うことができました。
趣旨を理解し、ご協力いただけたこと、心から感謝申しあげます。
このような場面等、最悪を想定して準備し、子どもたちのかけがえのない命を守る「安全・安心な学校」を実現できるよう、今後も日々尽力していきます。
来校された順に、1列で待ってくださっています。
高学年→低学年と順に、教室に迎えに来てくださいました。
事前の案内をよくお目通しいただいており、大変スムーズに進めることができました。
ありがとうございました。
インターネットトラブル防止講座・・・ありがとうございました!
4月24日(木曜日)、NIT情報技術推進ネットワーク株式会社、嶋田亜紀先生にご来校いただき、『インターネットトラブル防止講座』を開催しました。
講座後には、2~6年生全児童が講師先生に向け、お礼の手紙を書きました。
5年生
「今日は、インターネットの危険について教えていただき、ありがとうございました。
最近、私はスマホを買ってもらいましたが、クロームブックとは違って何が危ないのか、トラブルを起こさないためにはどうしたらよいのかわからなくて困っていました。
でも今日、それを勉強できたので、家に帰ったらお母さんと相談して、いろいろルールを決めようと思います。
本当にありがとうございました。
6年生
「私は昨年も嶋田先生の話を聞いたので、『わかってる、わかってる』と思っていたけど、全然知らないことがたくさんあってびっくりしました。
特に、アプリの位置情報についてはすごく怖いな、と思いました。
『今の時代は何でもわかってしまうんだな』と実感しました。
これからの時代はインターネットと付き合っていくので、きちんとチェックしたり理解したりして使います。
たくさんのことを教えていただき、ありがとうございました。」
昨年9月から引き続いての嶋田先生の授業であったため、6年生は学びのアップデートが図られたことが文章からわかる児童が多かったです。
ネット環境を「避けさせる」「禁止する」のではなく、それについて正しいスキル、適切に活用する力を身に付けさせることこそが、大人の重要な取組となっています。
今回は保護者様も足を運んでくださり、大人も子どもたちと一緒に学びを高める有効な機会となりました。
4月23日開催 インターネットトラブル防止講座
4月23日(木曜日)に、『インターネットトラブル防止講座』を開催しました。
市生活安全課のご支援により、NIT情報技術推進ネットワーク株式会社、嶋田亜紀先生に体育館にてご講話いただきました。
1時間目の1~3年生、2時間目の4~6年生および参加希望保護者と、内容も発達段階や立場に合わせて変えてくださいました。
嶋田先生には昨年の9月にも来ていただいており、新たな情報等、ご教授いただきました。
今回の大きなテーマは「人権」です。
「『人権』は、人が幸せに暮らす権利です。
その『人権』を守るために、インターネットに関する新しいきまりや法律が次々とできていますよ。」
「その法律に反すると、保護者が警察等に呼ばれることになりますよ。」
もう一つ、体のことについても注力して伝えてくださいました。
「画面の見過ぎは、内斜視を引き起こして、物が二重に見えるようになります。」
「ヘッドホンは85㏈が最適と言われています。それ以上になると、難聴を引き起こします。」
「ショート動画の連続は、脳を大変疲れさせます。」
「インターネット視聴の時間を決めることも大切ですが、睡眠時間もとても大切です。9時間は寝て、脳を休ませましょう。」
1~3年生には、復習もかねてより丁寧に。
「ネットやゲームで知り合った友だちとは会いません。
また、名前や学校、家族のこと、パスワードを教えません。
自分の写真を送りません。」
「生成AIは安全なものですか。」
など、子どもたちから質問もたくさん出ていました。
「『あなたがそんなグループに入るからやん。』
と、相談を受けたときに傷つく言葉は言わず、まずは受け止めてあげてください。
一番の相談者は、保護者であるという環境を作ってあげてください。」
「よく利用されるSNSも、年齢制限がしっかり設けられるようになって来ています。
大人は、正しい年齢制限ができているか確認しましょう。」
「ネットでのつぶやきや写真のアップは、位置情報をさらすことになりかねません。利用されている方は、その危険と隣り合わせであることを把握しておきましょう。」
保護者の皆様も、熱心に耳を傾けられていました。
終了後も質問され、嶋田先生も丁寧に答えてくださっていました。
低学年の部、高学年の部ともに、丁寧にお礼を言いました。
加古川市では今年度、「教育DXの推進」として、ICTを活用した学びの推進に注力していく方針を掲げています。
インターネットを始めとするネットワーク技術や、スマートフォン等のデバイス技術を駆使して、皆がよりよく生きていく「超スマート社会」に対応できる力を子どもの頃から身につけることが重要であり、そのための教育活動も求められています。
しかし、このように便利であっても、正しい使い方をしないと、一気に自分を、そして周りの人を傷つける怖いものになってしまいます。
本講座が、その「正しく、適切な使い方」を知る貴重な機会となるよう、学校でも引き続き働きかけていきたく思います。
4月23日(水曜日) 交通安全教室を開催《1年生》
4月23日(水曜日)、加古川警察市民安全課の方に来ていただき、シルバー人材センターの方のご支援も受けながら、交通安全教室を開催しました。
加古川市でも最も交通量の多い道路沿いを登校、下校する本校の子どもたちにとって、必ず守ってほしいことをしっかりと教えていただきました。
特に1年生は子どもだけの下校が始まったところで、この時期に行うことは非常に意味があります。
「青信号でも油断せず、手をあげて・・・」
「交差点では、右見て左見て・・・」
本校は幸い、交通指導員さんだけでなく、地域ボランティアの方が多く、登校時には保護者の皆様が輪番で見守りを行ってくださっています。
しかし、それに頼りすぎることなく、「自分の身は自分で守る」という安全教育の基本に立ち返らせ、今後も安全面について声かけしていきます。
4月22日(火曜日) 1年生を迎える会
1年生が入学して9日たった4月22日、「1年生を迎える会」を開催しました。
5,6年生運営委員10名が開催に向け、準備期間の大変短い中を企画、そして実施してくれました。
6年生に手を引かれ、6年手作りの冠をかぶって1年生が入場。
2~5年生の温かい拍手で迎えられました。
工夫を凝らした手作りの冠の数々・・・輝いています。
「1年生の皆さん、登校、下校はどうですか。
ランドセルは重いですか。
椅子に座っての勉強はどうですか。
給食も始まっていますが、おいしかったですか。」
「2年生から6年生の皆さん、『つくえといす、くつばこ、トイレのスリッパ』の3つのそろえる、「もくもく掃除」など、いつも1年生の手本となる行動をしてくれてありがとう。」
校長の挨拶の後は、運営委員主催のクイズ「のぐちっ子クイズ2025」開催!
「野口小学校には、何人入学して来たでしょう。」
「野口小学校は何人の先生がいるでしょう。」
1年生の担任の先生にちなんだクイズもありました。
今の6年生が入学した頃はコロナ感染がどんどん進み、いきなり2ヶ月の休校からスタートしました。
この「迎える会」もありませんでした。
だからこそ、皆に祝福されることの重みや素晴らしさを伝えたい!と心をこめて冠を作ってくれたことと思います。
この会が初仕事・・・という運営委員がほとんどでした。
準備時間が大変短く、苦労したことと思います。
それでも、運営委員の積極的な取組で、皆に笑顔が生まれました。
運営委員自身も、充実感を得ることができたようです。
4月15日(火曜日) 全校朝会
今年度1回目の全校朝会です。
1年生は入学してまだ5日・・・。
朝会に参加する心構えがすばらしく、我が校ながら感心しました。
まずは、学校の児童会活動の根幹を成す運営委員と、クラスの中心となる学級委員の選任式から。
次は校長から。
野口小152年目の4月の素敵な様子を報告。
「2年生、3年生の靴箱が、毎朝とても美しいです。」
「相変わらずトイレ掃除の上手な元4年生(今は5年生)。」
「それだけでなく、新4年生も初めてのトイレ掃除を、とても丁寧にしてくれています。」
「身の回りが整えば、いじめがなくなります。
身の回りが整えば、勉強ができるようになります。
いつも生活の先生が言われていますね。」
運営委員からは「魔法のことば ありがとう」について。
「今年の野口小学校は『魔法のことば』である『ありがとう』を増やしていくのですよね。」
「『ありがとう』を増やすと、言われた人の心が温かくなったり、嬉しくなったりします。」
「『ありがとう』を言った人の心も、温かくなります。」
「そして言った人、言われた人の絆が深まります。」
保健委員からは、「窓開け」の意味について。
「寒い冬が終わり、風が心地よい季節になりました。
新しいクラスになり、緊張や不安があることでしょう。
窓を開けることで、体だけでなく、心も元気になります。
窓を開け、空気の入れ替えをしましょう。」
先週、委員会組織がスタートしたところですが、もうすでにフル稼働です。
今年度も、子どもたちの自主的な発想や取組を中心に、日々の教育活動を行ってまいります。
1年生、さっそく下校の練習中!
4月9日(水曜日)の入学式の翌日から、教職員の引率のもと、1年生が下校の練習をしています。
登校は、登校班の高学年が連れて来てくれますが、下校は自分たちだけです。
交通量の多いところは歩道がありますが、油断せずできるだけ右側を・・・。
「ランドセル、重いよ~」と言いながら、一列を守って、車にも気をつけながら、一生懸命歩いています。
18日(金曜日)からは1年生だけで帰りますが、その日までに通学路をがんばって覚えているところです。
1年生の皆さん、新品の大きなランドセルが光っているね!
4月9日(水曜日) 令和7年度入学式
春の日差しが降り注ぐ4月9日(水曜日)、令和7年度入学式をとり行いました。
今年も昨年に続いて桜満開の中で迎えることができ、非常に嬉しく思います。
本式に出席した6年生が入学した頃は、コロナ禍に突入して入学式の翌日から休校・・・という異例の事態でした。
それから5年・・・。
「当たり前のことを当たり前にできる」有難さを感じながら、新入生141名を迎えました。
学校長は、式辞の中で、以下のように新入生に伝えました。
「さて、野口小学校は2年前、『150周年』といって、150歳のお誕生日を迎えました。
それをお祝いして生まれたのが、『のぐちヒーローズ』です。
のぐちヒーローズは、のぐちっ子の力強い応援団、いつもみんなを応援しています。」

「そして、のぐちヒーローズは、今から言う魔法のひらがな3つを、とても大切にしています。
それは、野口小学校の『の・ぐ・ち』です。」
「『のぐち』の『の』は、『のびのび 何でも挑戦!』の『の』です。まずは失敗を怖がらず、何でも挑戦してみましょう。」

「『のぐち』の『ぐ』は、『ぐっと仲良くなる言葉・・・ありがとう』の『ぐ』です。
何かしてもらったとき、お世話になったときには『ありがとう』と言って、みんなを嬉しい気持ちにする魔法をかけてください。」

「『のぐち』の『ち』は、『力を合わせて元気いっぱい!』の『ち』です。
小学校には、たくさんのクラスメイト、たくさんの仲間がいます。一人でできないことも、力を合わせればできてしまうことがたくさんあります。」

「実は、のぐちのヒーローズはもうひとりいます。
去年誕生した『もくりん』です。」
小学校では、自分の学校は、自分たちで掃除します。お話をせず、黙ってもくもくとがんばります。
『もくりん』に応援してもらえるよう、そうじもお片付けも、自分の力でがんばってくださいね。
「本校の学校教育目標は、『自主・自律』、そして、その心を育てることにあります。」
保護者にお祝いの言葉とともに、本校の学校教育目標を伝えました。
小学校の6歳から12歳までの時期は、人間としての基礎を作る大切な時期です。これから6年間、児童の「自立」と「成長」に向け、学校と保護者の皆様、地域の方々との連携を大切に、教育活動を日々行ってまいります。
6年生の代表児童が、「お迎えの言葉」を述べました。
6年生は、会場設営から会の出席まで素晴らしい姿勢で臨み、昨年度からの児童の主体的取組を進めて来た成果が表れていました。
校内は「入学おめでとう」一色でした!
お世話になった先生方とのお別れです・・・
昨日、13名の新しい先生方をお迎えし、令和7年度をスタートさせました。
そして今日は、昨年度お世話になった9名の教職員とのお別れの式、「離任式」を行いました。
離任式では、お一人お一人から惜別の思いを込め、挨拶をいただきました。
今年度の本校のテーマは、魔法の言葉「ありがとう」です。
「ありがとう」の心をもって、一生懸命ご挨拶を聞きました。
他市の校務によって来られなかった教員からは、ビデオメッセージが送られていました。
児童代表からは先生方に向け、たくさんの教えへの感謝の意を丁寧に述べていました。
「お世話になりました。」
最後に、皆でお見送りしました。
今までたくさんの学びを提供し、本校から異動する教職員のさらなる期待に応えられるよう、子どもも教職員も生き生きと過ごせる152年目の野口小にしていきたいです。
令和7年度、そして野口小152年目のスタートです!!
本日4月7日(月曜日)、令和7年度がスタートしました。
そして、本校150周年から2年・・・152年目のスタートでもあります。
今日はまず、着任式から。
新しく13名の、そして復帰として1名の教職員を迎えました。
「おはようございます!」
全校生の息の合った大きな挨拶に、先生方からも自然と挨拶が返されていました。
そして、その後はスライドを活用しながら、始業式を行いました。
「実は、先週の4月2日、加古川市が始まって75周年を記念して、テレビ番組が、『加古川市の何が有名で、どんな町なのか』を取材に来ました。」
「なぜ、野口小に取材に来たかと言うと・・・。
加古川市の2倍、152年目を迎えた、非常に歴史ある学校、という理由だからだそうです。」
「さて、このように歴史ある野口小学校、152年目のスタートです。
一日一日を大切にし、よい一年にしていきましょう。」
「そのためには、同級生であっても、年上や年下の友だちであっても、
先生であっても、そして家族であっても、みんなと仲良くすることが大切です。」
「みんなと仲良くするための魔法の言葉は『ありがとう』です。
人を温かな気持ちにさせる言葉です。」
「令和7年度は『ありがとう』。
この言葉を、素直に言い合えるようになってくださいね。」
最後に生活指導担当から。
「魔法の言葉『ありがとう』の心を、人に対しても、物に対しても持てるといいですね。」
ここで、「3つのそろえる」のおさらいを。
靴箱と・・・
机、いすと・・・
トイレのスリッパと・・・
進んでそろえてくれている友だちも紹介。
「3つのそろえる」+令和7年度は、ロッカーも・・・
「整理・整とんができて環境が整うと、心が落ち着きます。
心が落ち着くと、いじめがなくなります。
また、勉強ができるようになります。」
新たな職員が仲間入りし、今日から新体制で教育活動を進めてまいります。
そして今年度も、本校の学校教育目標「『自主・自律』の心を育てるーこころ豊かに自ら学ぶ子の育成― 」に向けて、全職員が一丸となって子どもたちに関わっていきます。
5年生の学年団は、この日のために練習したリコーダー奏「勇気100%」を披露。
テーマは、できないことも頑張ろうとする「Challenge」と、1人では奏でられない音色を作り出す「協力」だそうです!
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更新日:2025年04月30日