令和7年度 のぐちっ子の様子(4月~6月)【野口小学校】
目指せ!体力アップ!《5年生》
本校は毎年、体操クラブから外部講師をお招きし、体育の授業ではなかなか高められない本格的なスキルについて学ぶ機会を設けています。
6月20日(金曜日)は5年生が、柔軟性を高める運動についてご指導いただきました。
「百聞は一見にしかず」
指導者の方の手本から始まり、各技の習得に向けて、段階が細かく設定されており、運動量も大変多いです。
自然と子どもたちの集中力も高まり、私語も一切なく取り組んでいました。
「できた!」という喜びの声だけでなく、「めっちゃよかったで!」という仲間からの称賛の声もたくさん聞かれ、子ども同士の学び合いの素晴らしさを改めて感じることができました。
専門性をもった講師先生のお力に感謝です。ありがとうございます。
開脚後転→伸膝後転に進化するための、一連の動きを見て・・・。
説明を聞いたあとは、流れるように次々と活動へ。
指導の方も複数でいてくださるので、安全面が確保され、必然的に運動量も増えていきます。
6月19日(木曜日)
「出前おさかな講習会」を開催していただきました!《なかよし学級》
6月19日(木曜日)、兵庫県漁業協同組合連合会等で構成されている「ひょうご豊かな海発信プロジェクト協議会」の事業として、「出前おさかな講習会」を開いていただきました。
これは、県内で漁獲される魚やその漁法、漁業を取り巻く環境等の基本を学ぶ、また魚を見る、触る、捌く、食べるという体験をすることにより、地元で漁獲される魚のおいしさを伝え、地産地消・魚食文化の伝承と海の恵みに感謝する心を育むことを目的とされた取組だそうです。
講習を受けたのは、なかよし学級の1~6年生です。
『アジの三枚おろし』の説明をしっかり聞きます。
魚の洗い方、包丁やまな板の洗い方の説明までありました。
「包丁を洗うときには『通ります!』と声をかけますよ。」
ウロコと頭・・・
内臓をとって・・・
三枚おろしまで挑戦!
塩コショウをかけてソテーに。
さすが6年生。後片づけまできちんと行っています。
海からの命の恵みに感謝し、いただきました。
いただいた後は、
「魚を獲ったあとは?」という流通や、食物連鎖の仕組みについてなどの質問も出ていました。
低学年の聴く姿勢も含め、2名のゲストティーチャーから心からのお褒めの言葉をいただきました。

「ひょうご豊かな海発信プロジェクト協議会」ゲストティーチャーの皆様、貴重な、そして様々の学びをありがとうございました。
6月22日(日曜日)本校がサンテレビで紹介されました!
加古川市市制75周年を記念して、4月2日(水曜日)にサンテレビが取材で来校され、昨年度の運営委員、5名が取材を受けてくれました。
そして、6月22日(日曜日)午後7時30分~8時の番組『それ、ワシの地元やないかい!! 祝加古川市市制75周年SP』で、そのときの様子が放映されました。


本校が放映に向けて選ばれたのは、創立150周年を超える、市内でも歴史ある学校だからだそうです。


「交通の要衝として栄えた加古川の歴史を現代の子どもたちに伝えるために、150周年を記念して地域から寄贈され、玄関前に建立されています」
今から約1,300年前、現在の国道2号線の南側にあった山陽道の物流施設「賀古駅家(かこのうまや)」の像についても紹介されました。

旧運営委員の6年生5名の皆さん、当日は春休みにもかかわらず、集まって取材対応をしてくれて、ありがとうございます。
素敵な記念放映となりました。
6月17日(火曜日) 第1回学校運営協議会
6月17日(火曜日)の参観日後には、第1回の学校運営協議会を開催しました。
町内会長を含む地域の方々や各種ボランティアの代表者様、学校支援コーディネーターやPTA執行部代表者様など、多岐にわたるお立場から10名の皆様に、本委員としてご協力いただいております。
今年度は、新たにPTAから新たに2名の方に委員になっていただきました。
今回は、本会の前に行った授業参観の様子を見ていただき、その感想を中心に意見を頂戴しました。
その中で、
「45分の見通しがしっかり工夫されていた」
「『褒めてのばそう』という先生方の姿勢があふれていた」
「1年の先生が、授業後にこの2ヶ月の成長を保護者に伝えていて、安心感を与えられていた」
と高評価をいただきました。
また、校長からの、
「今年度は読書活動の推進に力を入れています。」
という説明を受け、
「簡略した言葉がまん延している。読書活動を通して、ぜひ正しい日本語を教えてあげてほしい。」
「図書ボランティアとしても、読書活動の推進を後押ししたく思います。」
という力強いお言葉をいただきました。
「地域の会合で『3つのそろえる』の取組は聞いていたので、あえて靴箱を見に行ったが、本当に全員の靴が揃えられていて、『係でもいるの?』と感心しました。」
と、嬉しい感想を言ってくださいました。
このように、委員の皆様が「学校の応援団」として、温かく見守り、温かくお言葉かけくださり、温かくご支援いただけること、心より感謝です。
6月17日(火曜日) 第1回授業参観
6月17日(火曜日)は、今年度初めての授業参観日でした。
今週は急に蒸し暑くなり、保護者の皆様が来られるだけで熱中症になられないか心配しましたが、子どもさんの頑張りを見に多くの方が来校してくださいました。
特に、1年生は初の家族の参観に大喜びで、大張り切りでした!
なかよし学級は生活単元学習として、この日から始まるジャガイモ販売の準備を見ていただきました。
1年生国語「『は』『を』『へ』をつかおう」
2年生算数「たし算とひき算の筆算」
3年生保健「けんこうな生活」
4年生国語「漢字の組み立て(漢字辞典の使い方)」
5年生国語「日常を十七音で(俳句)」
6年生理科「植物のつくりとはたらき」
Chromebookの授業内での活用の様子も、保護者の皆さんに見ていただいた学年も多かったです。
しかし、今回の4年生「漢字辞典」の活用のように、AIが普及していても、多くの知識をさりげなく吸収できる紙媒体や本の良さについても、今後も触れさせたく思います。
絵本「にげて さがして」
学校の階段に、絵本のページが掲示されていました。
職員が、とあるメッセージを伝えたく、一連のページを手すりに並べたようです。
思わず、足を止めて読んでしまいます・・・。
絵本の題名は「にげて さがして」。
「『逃げちゃダメ』と言われることが多いけど「逃げることで新しい可能性に出会うお話」があってもいい・・・」
著者は、このように言っています。
嫌なことに、嫌いなことに立ち向かうことも勇気。
そして、自分の居場所を探して、そこから距離を置くのも勇気ということでしょう。
学校でも、「自分で立ち向かうだけでなく、信頼できる友だちや大人に相談する」という相談行動促進学習に取り組んでいるところです。
出典:「にげて さがして」
著 ヨシタニ シンスケ 出版 ポプラ社
「SDGs」を意識した学習 その1
~「花と野菜の土」をいただきました!~
今年度、本校では、「持続可能な社会に向けた、自然と触れ合う体験型環境学習等の『SDGs』との関連を意識した教育活動」に力を入れています。
まずは今回、マクドナルド株式会社サステナビリティ&ESG部さんから、「花と野菜の土」をいただくこととなりました。
これは、マクドナルド店舗から出たコーヒー豆かすをリサイクルして作られたたい肥を「しょくいくのもと」としてご提供いただける取組に申し込んで実現しました。
なかよし学級は主に食育の観点として、一年を通して野菜を育てており、それに役立てたいと、野口店にいただきにあがりました。
お礼を伝えて・・・。
お礼の手紙を渡しました。
手紙はみんなで、心をこめて手作りしました。
土を10袋いただきました。
これからの「サツマイモ」栽培に使わせていただきます!
この日は蒸し暑く、歩いていただきにあがって疲れたので・・・。
今までの野菜販売の売上金で、ジュースを注文して、お店で皆で飲みました。
マクドナルドでは、子どもたちへの食育の大切さや食品ロスの削減、持続可能なリサイクルをテーマにした環境教育を支援するため、この取組を行っておられるそうです。
「しょくいくのもと」を使って、子どもたちが野菜を育てることで、環境への関心を深めるきっかけになれば・・・と言っておられました。
中部中学校「トライやるウィーク」の皆さん、がんばりました!
6月2日(月曜日)~6日(金曜日)、「トライやるウィーク」で中部中学校から6名の中2生が来てくれました。
「トライやるウィーク」は中学2年生が職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域での様々な体験活動を通じて、働くことの意義、楽しさを実感したり、社会の一員としての自覚を高めたりすることを目指した兵庫県独自の取組です。
この1週間、6名は「ミニ教職員」として様々な業務を行ってくれました。
最終日には、「6年生との交流会」ということで、来る中学校生活について、6年生にプレゼンテーションを行ってくれました。
この時間に向けて1週間、相談しながらこつこつと準備してくれていました。
6年生にも中学生にも、キャリア形成に向けての良い学びの機会となりました。
「先生方は神!」「すごい!」と言ってくれましたが、あなたたちも「神中学生」でしたよ☆☆☆
一生懸命、仕事に取り組む姿勢は、とても輝いていました!
6月4日(水曜日) 全校朝会
6月の全校朝会です。
先々週に行った運動会の様子から紹介。
開会式での、2年生の「全力校歌」!
徒競走のときの、3年生の「全力準備」!
「他にも、整列や応援など、競技そのものだけではないところでも一生懸命取り組んでいる様子に、PTA役員の皆さんも、感心されていましたよ。」
「さて、運動会も終わり、学級でゆったりと過ごす時間も増えているかと思います。
そんなとき、今年のスローガン『魔法の言葉 ありがとう』を言おうと、心がけていますか。
校内にもたくさんの『ありがとう』が掲示されています。」
運営委員が正面玄関前に。
5年生の先生が教室前に。
「友だちと、周りの人とゆったり過ごせる今こそ、自分の生活を振り返り、少しなことでもしてもらったときには、 『ありがとう』と返したいですね。」
次は、給食委員から。
「皆さん、野口小学校では、ごはんが多いときで10キログラムも残食として残っています。」
「SDGsを意識して、まずは給食の食べ残しを減らしましょう。」
6月23日(月曜日)から6月27日(金曜日)には、「残食減らそうキャンペーン」を行ってくれるそうです。
合言葉は「あと一口、もう一口」!
生活委員からもお知らせ。
元気な「おはようございます!」の挨拶から始まりました。
「生活委員会は、毎週火曜日の朝、運営委員と一緒に挨拶運動をしています。
今のような挨拶で、校内を明るく、元気にしていきましょう。」
「他にも、水曜日の業間には、『走るな 警備活動』をしています。
運動場に出るまでは、危ないので走らないようにしましょう。」
「元気な、けがのない、野口小学校にしていきましょう!」
最後に、6月の朝会担当から。
「6月は梅雨がやって来ますね。
人にとっては鬱陶しい雨の日が続くかもしれませんが、皆さんが口にする稲や野菜には恵みの雨なのですよ。」
「雨が降っているときに、暴れると危ないですね。
それよりも、そっと雨の音に耳を傾けてみましょう。
雨や梅雨に関する本も、図書室に並べてあるそうです。
ぜひ図書室で、手に取ってみたいですね。
そうやって、静かに過ごしましょう。」
梅雨ならではの素敵な話に、皆が思わず引き込まれている様子で、静かに聞いていました。
「トライやるウィーク」で来校している中学生からの挨拶もありました。
しっかりした姿勢や礼、はきはきした挨拶は、子どもたちの憧れ!
6月3日(火曜日) 「学校たんけん」を行いました《1,2年生》
6月3日(火曜日)、生活の学習で「学校たんけん」を行いました。
2年生が1年生とペアを組みながら、校内を案内しました。
この活動を通して、1年生は2年生と接することでモデルケースを獲得することができました。
また、2年生は1年生の役に立つことで、自己有用感を高めることができました。
ポイントにちなんだクイズに答えて、チェックをもらいます。
「こうちょうせんせいのなまえは?」
「ほけんしつのせんせいは、なんにん?」
トライやるウィークで来校している中2生もお手伝いしてくれました。
読書活動の活性化を目指します ~その1~
令和6年度の保護者アンケート、および学校独自の「家庭学習の手引きチェックシート」では、「読書への取組が今一つ淡白である」と保護者が気にかけておられることがわかりました。
そこで、今年度は「読書活動の推進」を意識した教育活動を取り入れようと、校内で注力しているところです。
これは、6月2日(月曜日)、1年生が図書ボランティアさんに、「図書室の使い方」「本の借り方」についてオリエンテーションをしていただいているところです。
「みんなの教室とは、どこがちがう?」
「本は、仲間ごとに並んでいるのですよ。」
ここで絵本「みんなまってるよ!」の読み聞かせをしてくださいました。
「何が残念だったかな。」
「本を爪でとっています。」
「雑な取り方をしています。」
「では、本の取り方の練習をしてみましょう。」
最後に、絵本『本の声を聞きました』も読み聞かせしてくださいました。
みんなのためにある図書室の本を大切に、丁寧に扱う方法が描かれた絵本でした。
最後に、図書館での本の借り方を教えてもらいました。
「順番に並びますよ。」
「借りるときは個人のバーコードと、本のバーコードを揃えて、『お願いします』と見せますよ。」
たくさんの本に触れた1年生。
借り方もわかったので、これから昼休み、どんどん本が借りられますね!
5月30日(金曜日)「芸術鑑賞会」開催
5月30日(金曜日)、芸術鑑賞会を開催しました。
コロナの影響により、一同が参集する行事は長く停滞していましたが、昨年度の再開に引き続き、実施することができました。
お越しいただいたのは、音楽を披露していただく「ローゼンビート」の皆さんです。
今日の演目は「シンデレラ」。
本来の童話を、音楽を交えてアレンジしてあり、とても楽しい1時間となりました。
(人数が多いため、1~3年、4~6年に分けて、2部で行ってくださいました。)
お母さん、お姉さんからいじめられるシンデレラ・・・。
日本が大好きな国王から、舞踏会への招待状が・・・。
お母さん、お姉さんに家事を押し付けられながらも、魔法使いの力で、シンデレラは舞踏会に出席することができます。
シンデレラは魔法が解けてしまう12時までに戻らなければなりませんでした。
国王は、ベートーベンの「ピアノソナタ第8番『悲愴』」を美しく奏でていたシンデレラを探します。
国王は美しいメロディーを奏でたお妃を探すため、メロディーコンテストを開催。
子どもたちも審査員に。
様々な歌や曲が笑いを交えて披露され、みんな大爆笑!
ラストでは、国王がシンデレラを見つけてハッピーエンド。
その前にミニコンサート開催。
「おもちゃのチャチャチャ」→「ブラジル」→「剣の舞」でノリノリ!
ナレーターの方の語り口調も、そして衣装も絶妙!
そのナレーターの方が、ラストに、
「いじめはいけないね。
その人、その人にしか奏でられないメロディーがある。それを見つけられる優しい人になってください」
というメッセージを発信してくださり、大変感動しました。
代表児童が、挨拶。そして花束贈呈。
自分の心に残った場面を、自分の言葉で一生懸命述べており、感心しました。
ICTの普及により、オンライン等であらゆる情報を簡単に手にすることのできる時代ではありますが、学校では、人の熱量を感じながら伝わってくる今回のようなリアルな感動を、今後も教育の場として大切にしていきたいと思います。
この行事については、公益財団法人 兵庫県芸術文化協会から補助金をいただき、そのご支援で開催しております。
祝!運動会開催
雨天により前日から順延になりましたが、5月25日(日曜日)、涼やかな風のもと、運動会を開催しました。
開会式では、運営委員会で決定した運動会のスローガンを、ファンファーレと共に発表!
「負けたって 全力出せたら MVP」
運営委員からの挨拶が続きます。
「先ほど校長先生がおっしゃったように、競う相手がいるから徒競走ができます。
戦う相手がいるから、力を発揮できます。
相手がいることに感謝し、全力を出し切って、MVPをめざしましょう!」
今回、各演技も素晴らしかったですが、他にもたくさんの素敵な場面を見かけました。

開会式での、2年生の校歌斉唱。
何でも全力投球!
青空にめがけて、力いっぱい歌います!
3年生の徒競走。
スタート位置までも全力疾走!きびきびと!
4年生は「好学年」がテーマ。
日頃から「挨拶」「3つのそろえる」「ありがとう」に取り組み、その清々しい姿勢をこのソーランにもぶつけます!
1年生は、入学して2ヶ月・・・。
すでにこんなに上手に並んで、周りの友だちを応援できるようになりました。
5年生は、初めて学校の仕事に取り組んでいます。
これを全うに務めることも、高学年のやりがい!
徒競走で、自分の順番を待つ6年生。
整然と姿勢よく並びつつ、全力で仲間を応援していました。
開会式で、話を聴く姿勢、校歌を歌う姿勢も立派です!
有志が運営委員のもとに集まって結成された紅白の応援団が前半終了時に登場!
一気に盛り上がって、全校での「紅白対抗大玉送り」へ!
たとえ紅白に分かれても、皆の心は一致団結!
このように、運動会では体力の向上や運動技術だけでなく、礼節や協調、助け合いの心など、数々の素晴らしい学びをもたらすと、毎年実感することができます。
5月21日(水曜日) 相談行動促進学習(1~4年)
加古川市においては、小・中学生への「相談行動促進学習」を強化しているところですが、本校では独自の取組として、1~4年の全クラスで2回絵本の読み聞かせを行い、『自分の心の危機に気づき、相談する力を育てる』学習を行っています。
これは、2年生の様子です。
絵本は「みんなとちがってもいいじゃない」。
あたし、サラ。
足が悪いから車いすに乗ってる。
音楽が大好きで、学校のオーケストラに入ってる。
親友のジョー。
算数と理科の天才。
目がよく見えないから、音の出る計算機を持ってる。
友だちのベン。
泳ぎがクラスでいちばん速い。
耳がよく聴こえないから、補聴器をつけてる。
人にじろじろ見られたり、指さされたりすると、恥ずかしくなる。
大人が何でも手伝ってくれると、「そんなことできるのに」と返って困っちゃう。
誰にも得意なことがある。
誰にも苦手なことがある。
みんなとちがう自分だから、すてきなんだって思いたい。
「お話を聞いてどう思った?」
「決めつけられて悲しくなるときの気持ちがわかりました」
「もし、悲しそうな様子だったらどうする?」
「『一緒に自由帳しよう』と言って、元気づけます。」
「話しかけて『どうしたの?』と聞きます。」
「元気を出してもらう方法、いっぱい知っているね。
でも、それでも元気が出ていなかったら、先生や、家の人など、大人の人にそれを伝えようね。」
『なぐさめる』『元気づけようとする』という温かい思いは持ち合わせていながら、『大人に相談する』という意見は、なかなか出ませんでした。
このような発達段階の低学年だからこそ、「信頼できる大人に相談する」という力を身につけるための『相談行動促進学習』は大切かと思います。
※画像
「評論社『みんなと ちがっても いいんじゃない』 マイク・ゴードン:絵」より
5月16日(金曜日) 相談行動促進学習(5,6年) ~その2~
「自殺対策基本法」等に基づき,学校における子どもの自殺予防への取組の充実が求められていますが、加古川市においては、小・中学生への「相談行動促進学習」を強化しており、5,6年生には市のリーフレットも作成・配付されています。
そして、それに基づき、2時間授業を行うことが設定されています。
これは、6年「相談行動促進学習」、2時間目の様子です。
まずは、1時間目の学習「きょうしつ」のおさらいから。
きづいて
よりそい
うけとめて
しんらいできるおとなに
つたえよう
「では、『内緒にしとってな』と言われても、信頼できる大人に伝えなあかんときは、どんなときやったっけ?」
「生きるのが苦しそうなときです。」
「いじめとかが考えられるときです。」
「では、友だちに相談されたとき、悩みを打ち明けられたときの『寄り添い方』『受け止め方』を練習しよう。」
仲の良い友だちが、「宿題するのいややな」とつぶやきました・・・。
1.正しいことを言うパターン
2.気持ちをわかろうとするパターン
まずは、教師で・・・。
そして、自分たちも・・・。
「どう思いましたか?」
「確かに宿題はするべきやけど、正論をぶつけられると、もうどうしようもない感じ・・・。」
「わかろうとしてもらえると、少し気持ちが楽になりました。」
「あまり寄り添ってもらえると、『やらんでええっか』となってしまうかも・・・。」
「なるほど。
『寄り添い、受け止めて』て、なかなか難しいね。
でも、ひどく落ち込んでいる人に、正しい話やアドバイスはちょっと辛いかもしれませんね。」
昨年度から、6年生は引き続き相談行動促進学習を行っています。
だからこそ、「聞く技」を磨くのが簡単なことではないと実感できている様子です。
大切なことは、「相手のことをわかりたい」と思って聞く心や姿勢かと思います。
5月15日(木曜日) 相談行動促進学習 (5,6年) ~その1~
「自殺対策基本法」等に基づき,学校における子どもの自殺予防への取組の充実が求められています。
加古川市においては、小・中学生への「相談行動促進学習」を強化しており、5,6年生には市のリーフレットも作成・配付されています。
そして、それに基づき、2時間授業を行うことが設定されています。
これは、5年「相談行動促進学習」、2時間目の様子です。
まずは自分の「プチハッピー」を伝えあい、アイスブレイク。
「1時間目は『自分の心の危機のときはどうしよう?』について話し合ったね。『きょうしつ』だったよね。」
きづいて
よりそい
うけとめて
しんらいできるおとなに
つたえよう
「では、友だちの心の危機に気づいたときはどうしようかな?今日はそれを勉強するよ。」
「『下手な聞き方』『上手な聞き方』て、どんな様子だと思う?」
「下手な聞き方は、何かさわりながら聞いているときだと思います。」
「途中で口をはさむのは、下手な聞き方だと思います。」
「上手な聞き方は、最後まで聞いてくれるときだと思います。」「相づちを打ちながら聞くのが、上手な聞き方だと思います。」
「じゃあ、実際にペアでやってみようかな。」
下手な聞き方と、上手な聞き方をペアでし合い、感想を伝え合いました。
「下手な聞き方をされたら、かえって心が痛みました。」
「上手な聞き方をしてもらったら、共感してもらえている感じで嬉しかったです。」
「もし、友だちに相談されたら、今日の学習を思い出して、「上手な聞き方」で聞こうね。」
5年生は、リーフレットを活用しての、本格的な相談行動促進学習は初めてです。
新鮮な気持ちで取り組み、学びが高まっている様子がうかがえました。
5月9日(金曜日) 全校朝会
5月の全校朝会です。
まずは、5月の様子から。
6年生は「もくもく掃除」実践中です!
「とある日、掃除が始まったときに私はまだ校長室にいましたが、前の廊下では、『カチャカチャ』という音しか聞こえず、誰も掃除に来ていないのかな、と思いました。
実は、その『カチャカチャ』の音は、ほうきの音だったのです。
本当に、ほうきのはく音しか、廊下に響いていませんでした。」
「また、同じときに階段を一人で黙々と、ほうきとちりとりを持って掃いていました。」
どちらのクラスも、どちらのメンバーも、『もくもく掃除』の鑑です。」
ここで、4月24日(木曜日)の「インターネットトラブル防止講座」のおさらいを。
「今回、新しい言葉を嶋田先生が教えてくださいました。
それは『じんけん』です。
人権とは、人が人らしく、幸せに生きられるよう、全ての人が生まれたときから持っている権利です。
インターネットを使わなくても、こそこそと悪口を言いふらしたらいけないでしょう?
また、自分の家の塀や門に、自分や家族や、ましてや友だちの情報を書いたり、写真を貼ったりしないでしょう?
やってはいけないことは、インターネット上でも、リアルでも同じです。」
次は、児童会から。
「あったかくなる 魔法のことば 『ありがとう』
~きずな深める のぐちっ子~」
野口小152年目スローガンの横断幕のお披露目です!
さらに、運動会スローガンも発表されました。
「負けたって 全力出せたら MVP」
なんと!リコーダー奏によるファンファーレとともに!!
美化委員は、「もくもく掃除」の良い例、悪い例を、劇を交えながらわかりやすく全校生に伝えてくれました。
5年生は委員会活動を始めて1ヶ月・・・さっそく意欲的に取り組んでくれています!
最後に、5月の朝会担当から。
「動いた後ではなく、動く前にお茶を含むことが大切です。」
「一気にではなく、少しずつこまめに飲むことが大切です。」
運動会の練習が始まったということで、熱中症対策の大切さを伝えました。
気候がとても涼やかです。
体育館に一同に集まることで、発信者の熱量を感じながら、学びを高めることの大切さも伝えたく思います。
ゴールデンウィーク終了!5月もがんばるぞー!
2023年度の文部科学省のデータから、「5月連休明けの不登校傾向が顕著になっている」という報告があります。
特に小学生や中学生では、長期休暇のあとに学校生活へ戻るハードルが高く感じられることが多いようです。
5月7日(水曜日)、ゴールデンウィーク明けの1年生の教室の様子です。
担任が、このような黒板アートを準備してくれました。
1年生・・・
4月の入学式から緊張の日々が続いて、知らない間に心も体も疲れていたことと思います。
久しぶりの学校は楽しみだったかな?
それとも、ちょっと行きにくかったかな?
でもこんな素敵なメッセージを見ると、元気が出て、また今週からがんばれそうですね!
4月30日(水曜日) 引き渡し訓練へのご協力、ありがとうございました
4月30日(水曜日)、保護者の皆様と協働し、「引き渡し訓練」を実施しました。
コロナで長く中断していましたが、児童の安全・安心に注力するにあたり、「絶対に必要な取組」と昨年から再開しています。
保護者の方々は徒歩か自転車で来校され、子どもたちは教室で待機、6年生から低学年へと順にお迎えに行っていただきました。
2月に実施の案内をしていたこともあって、速やかにお迎えに来てくださり、大変スムーズに引き渡しを行うことができました。
趣旨を理解し、ご協力いただけたこと、心から感謝申しあげます。
このような場面等、最悪を想定して準備し、子どもたちのかけがえのない命を守る「安全・安心な学校」を実現できるよう、今後も日々尽力していきます。
来校された順に、1列で待ってくださっています。
高学年→低学年と順に、教室に迎えに来てくださいました。
事前の案内をよくお目通しいただいており、大変スムーズに進めることができました。
ありがとうございました。
インターネットトラブル防止講座・・・ありがとうございました!
4月24日(木曜日)、NIT情報技術推進ネットワーク株式会社、嶋田亜紀先生にご来校いただき、『インターネットトラブル防止講座』を開催しました。
講座後には、2~6年生全児童が講師先生に向け、お礼の手紙を書きました。
5年生
「今日は、インターネットの危険について教えていただき、ありがとうございました。
最近、私はスマホを買ってもらいましたが、クロームブックとは違って何が危ないのか、トラブルを起こさないためにはどうしたらよいのかわからなくて困っていました。
でも今日、それを勉強できたので、家に帰ったらお母さんと相談して、いろいろルールを決めようと思います。
本当にありがとうございました。
6年生
「私は昨年も嶋田先生の話を聞いたので、『わかってる、わかってる』と思っていたけど、全然知らないことがたくさんあってびっくりしました。
特に、アプリの位置情報についてはすごく怖いな、と思いました。
『今の時代は何でもわかってしまうんだな』と実感しました。
これからの時代はインターネットと付き合っていくので、きちんとチェックしたり理解したりして使います。
たくさんのことを教えていただき、ありがとうございました。」
昨年9月から引き続いての嶋田先生の授業であったため、6年生は学びのアップデートが図られたことが文章からわかる児童が多かったです。
ネット環境を「避けさせる」「禁止する」のではなく、それについて正しいスキル、適切に活用する力を身に付けさせることこそが、大人の重要な取組となっています。
今回は保護者様も足を運んでくださり、大人も子どもたちと一緒に学びを高める有効な機会となりました。
4月23日開催 インターネットトラブル防止講座
4月23日(木曜日)に、『インターネットトラブル防止講座』を開催しました。
市生活安全課のご支援により、NIT情報技術推進ネットワーク株式会社、嶋田亜紀先生に体育館にてご講話いただきました。
1時間目の1~3年生、2時間目の4~6年生および参加希望保護者と、内容も発達段階や立場に合わせて変えてくださいました。
嶋田先生には昨年の9月にも来ていただいており、新たな情報等、ご教授いただきました。
今回の大きなテーマは「人権」です。
「『人権』は、人が幸せに暮らす権利です。
その『人権』を守るために、インターネットに関する新しいきまりや法律が次々とできていますよ。」
「その法律に反すると、保護者が警察等に呼ばれることになりますよ。」
もう一つ、体のことについても注力して伝えてくださいました。
「画面の見過ぎは、内斜視を引き起こして、物が二重に見えるようになります。」
「ヘッドホンは85㏈が最適と言われています。それ以上になると、難聴を引き起こします。」
「ショート動画の連続は、脳を大変疲れさせます。」
「インターネット視聴の時間を決めることも大切ですが、睡眠時間もとても大切です。9時間は寝て、脳を休ませましょう。」
1~3年生には、復習もかねてより丁寧に。
「ネットやゲームで知り合った友だちとは会いません。
また、名前や学校、家族のこと、パスワードを教えません。
自分の写真を送りません。」
「生成AIは安全なものですか。」
など、子どもたちから質問もたくさん出ていました。
「『あなたがそんなグループに入るからやん。』
と、相談を受けたときに傷つく言葉は言わず、まずは受け止めてあげてください。
一番の相談者は、保護者であるという環境を作ってあげてください。」
「よく利用されるSNSも、年齢制限がしっかり設けられるようになって来ています。
大人は、正しい年齢制限ができているか確認しましょう。」
「ネットでのつぶやきや写真のアップは、位置情報をさらすことになりかねません。利用されている方は、その危険と隣り合わせであることを把握しておきましょう。」
保護者の皆様も、熱心に耳を傾けられていました。
終了後も質問され、嶋田先生も丁寧に答えてくださっていました。
低学年の部、高学年の部ともに、丁寧にお礼を言いました。
加古川市では今年度、「教育DXの推進」として、ICTを活用した学びの推進に注力していく方針を掲げています。
インターネットを始めとするネットワーク技術や、スマートフォン等のデバイス技術を駆使して、皆がよりよく生きていく「超スマート社会」に対応できる力を子どもの頃から身につけることが重要であり、そのための教育活動も求められています。
しかし、このように便利であっても、正しい使い方をしないと、一気に自分を、そして周りの人を傷つける怖いものになってしまいます。
本講座が、その「正しく、適切な使い方」を知る貴重な機会となるよう、学校でも引き続き働きかけていきたく思います。
4月23日(水曜日) 交通安全教室を開催《1年生》
4月23日(水曜日)、加古川警察市民安全課の方に来ていただき、シルバー人材センターの方のご支援も受けながら、交通安全教室を開催しました。
加古川市でも最も交通量の多い道路沿いを登校、下校する本校の子どもたちにとって、必ず守ってほしいことをしっかりと教えていただきました。
特に1年生は子どもだけの下校が始まったところで、この時期に行うことは非常に意味があります。
「青信号でも油断せず、手をあげて・・・」
「交差点では、右見て左見て・・・」
本校は幸い、交通指導員さんだけでなく、地域ボランティアの方が多く、登校時には保護者の皆様が輪番で見守りを行ってくださっています。
しかし、それに頼りすぎることなく、「自分の身は自分で守る」という安全教育の基本に立ち返らせ、今後も安全面について声かけしていきます。
4月22日(火曜日) 1年生を迎える会
1年生が入学して9日たった4月22日、「1年生を迎える会」を開催しました。
5,6年生運営委員10名が開催に向け、準備期間の大変短い中を企画、そして実施してくれました。
6年生に手を引かれ、6年手作りの冠をかぶって1年生が入場。
2~5年生の温かい拍手で迎えられました。
工夫を凝らした手作りの冠の数々・・・輝いています。
「1年生の皆さん、登校、下校はどうですか。
ランドセルは重いですか。
椅子に座っての勉強はどうですか。
給食も始まっていますが、おいしかったですか。」
「2年生から6年生の皆さん、『つくえといす、くつばこ、トイレのスリッパ』の3つのそろえる、「もくもく掃除」など、いつも1年生の手本となる行動をしてくれてありがとう。」
校長の挨拶の後は、運営委員主催のクイズ「のぐちっ子クイズ2025」開催!
「野口小学校には、何人入学して来たでしょう。」
「野口小学校は何人の先生がいるでしょう。」
1年生の担任の先生にちなんだクイズもありました。
今の6年生が入学した頃はコロナ感染がどんどん進み、いきなり2ヶ月の休校からスタートしました。
この「迎える会」もありませんでした。
だからこそ、皆に祝福されることの重みや素晴らしさを伝えたい!と心をこめて冠を作ってくれたことと思います。
この会が初仕事・・・という運営委員がほとんどでした。
準備時間が大変短く、苦労したことと思います。
それでも、運営委員の積極的な取組で、皆に笑顔が生まれました。
運営委員自身も、充実感を得ることができたようです。
4月15日(火曜日) 全校朝会
今年度1回目の全校朝会です。
1年生は入学してまだ5日・・・。
朝会に参加する心構えがすばらしく、我が校ながら感心しました。
まずは、学校の児童会活動の根幹を成す運営委員と、クラスの中心となる学級委員の選任式から。
次は校長から。
野口小152年目の4月の素敵な様子を報告。
「2年生、3年生の靴箱が、毎朝とても美しいです。」
「相変わらずトイレ掃除の上手な元4年生(今は5年生)。」
「それだけでなく、新4年生も初めてのトイレ掃除を、とても丁寧にしてくれています。」
「身の回りが整えば、いじめがなくなります。
身の回りが整えば、勉強ができるようになります。
いつも生活の先生が言われていますね。」
運営委員からは「魔法のことば ありがとう」について。
「今年の野口小学校は『魔法のことば』である『ありがとう』を増やしていくのですよね。」
「『ありがとう』を増やすと、言われた人の心が温かくなったり、嬉しくなったりします。」
「『ありがとう』を言った人の心も、温かくなります。」
「そして言った人、言われた人の絆が深まります。」
保健委員からは、「窓開け」の意味について。
「寒い冬が終わり、風が心地よい季節になりました。
新しいクラスになり、緊張や不安があることでしょう。
窓を開けることで、体だけでなく、心も元気になります。
窓を開け、空気の入れ替えをしましょう。」
先週、委員会組織がスタートしたところですが、もうすでにフル稼働です。
今年度も、子どもたちの自主的な発想や取組を中心に、日々の教育活動を行ってまいります。
1年生、さっそく下校の練習中!
4月9日(水曜日)の入学式の翌日から、教職員の引率のもと、1年生が下校の練習をしています。
登校は、登校班の高学年が連れて来てくれますが、下校は自分たちだけです。
交通量の多いところは歩道がありますが、油断せずできるだけ右側を・・・。
「ランドセル、重いよ~」と言いながら、一列を守って、車にも気をつけながら、一生懸命歩いています。
18日(金曜日)からは1年生だけで帰りますが、その日までに通学路をがんばって覚えているところです。
1年生の皆さん、新品の大きなランドセルが光っているね!
4月9日(水曜日) 令和7年度入学式
春の日差しが降り注ぐ4月9日(水曜日)、令和7年度入学式をとり行いました。
今年も昨年に続いて桜満開の中で迎えることができ、非常に嬉しく思います。
本式に出席した6年生が入学した頃は、コロナ禍に突入して入学式の翌日から休校・・・という異例の事態でした。
それから5年・・・。
「当たり前のことを当たり前にできる」有難さを感じながら、新入生141名を迎えました。
学校長は、式辞の中で、以下のように新入生に伝えました。
「さて、野口小学校は2年前、『150周年』といって、150歳のお誕生日を迎えました。
それをお祝いして生まれたのが、『のぐちヒーローズ』です。
のぐちヒーローズは、のぐちっ子の力強い応援団、いつもみんなを応援しています。」

「そして、のぐちヒーローズは、今から言う魔法のひらがな3つを、とても大切にしています。
それは、野口小学校の『の・ぐ・ち』です。」
「『のぐち』の『の』は、『のびのび 何でも挑戦!』の『の』です。まずは失敗を怖がらず、何でも挑戦してみましょう。」

「『のぐち』の『ぐ』は、『ぐっと仲良くなる言葉・・・ありがとう』の『ぐ』です。
何かしてもらったとき、お世話になったときには『ありがとう』と言って、みんなを嬉しい気持ちにする魔法をかけてください。」

「『のぐち』の『ち』は、『力を合わせて元気いっぱい!』の『ち』です。
小学校には、たくさんのクラスメイト、たくさんの仲間がいます。一人でできないことも、力を合わせればできてしまうことがたくさんあります。」

「実は、のぐちのヒーローズはもうひとりいます。
去年誕生した『もくりん』です。」
小学校では、自分の学校は、自分たちで掃除します。お話をせず、黙ってもくもくとがんばります。
『もくりん』に応援してもらえるよう、そうじもお片付けも、自分の力でがんばってくださいね。
「本校の学校教育目標は、『自主・自律』、そして、その心を育てることにあります。」
保護者にお祝いの言葉とともに、本校の学校教育目標を伝えました。
小学校の6歳から12歳までの時期は、人間としての基礎を作る大切な時期です。これから6年間、児童の「自立」と「成長」に向け、学校と保護者の皆様、地域の方々との連携を大切に、教育活動を日々行ってまいります。
6年生の代表児童が、「お迎えの言葉」を述べました。
6年生は、会場設営から会の出席まで素晴らしい姿勢で臨み、昨年度からの児童の主体的取組を進めて来た成果が表れていました。
校内は「入学おめでとう」一色でした!
お世話になった先生方とのお別れです・・・
昨日、13名の新しい先生方をお迎えし、令和7年度をスタートさせました。
そして今日は、昨年度お世話になった9名の教職員とのお別れの式、「離任式」を行いました。
離任式では、お一人お一人から惜別の思いを込め、挨拶をいただきました。
今年度の本校のテーマは、魔法の言葉「ありがとう」です。
「ありがとう」の心をもって、一生懸命ご挨拶を聞きました。
他市の校務によって来られなかった教員からは、ビデオメッセージが送られていました。
児童代表からは先生方に向け、たくさんの教えへの感謝の意を丁寧に述べていました。
「お世話になりました。」
最後に、皆でお見送りしました。
今までたくさんの学びを提供し、本校から異動する教職員のさらなる期待に応えられるよう、子どもも教職員も生き生きと過ごせる152年目の野口小にしていきたいです。
令和7年度、そして野口小152年目のスタートです!!
本日4月7日(月曜日)、令和7年度がスタートしました。
そして、本校150周年から2年・・・152年目のスタートでもあります。
今日はまず、着任式から。
新しく13名の、そして復帰として1名の教職員を迎えました。
「おはようございます!」
全校生の息の合った大きな挨拶に、先生方からも自然と挨拶が返されていました。
そして、その後はスライドを活用しながら、始業式を行いました。
「実は、先週の4月2日、加古川市が始まって75周年を記念して、テレビ番組が、『加古川市の何が有名で、どんな町なのか』を取材に来ました。」
「なぜ、野口小に取材に来たかと言うと・・・。
加古川市の2倍、152年目を迎えた、非常に歴史ある学校、という理由だからだそうです。」
「さて、このように歴史ある野口小学校、152年目のスタートです。
一日一日を大切にし、よい一年にしていきましょう。」
「そのためには、同級生であっても、年上や年下の友だちであっても、
先生であっても、そして家族であっても、みんなと仲良くすることが大切です。」
「みんなと仲良くするための魔法の言葉は『ありがとう』です。
人を温かな気持ちにさせる言葉です。」
「令和7年度は『ありがとう』。
この言葉を、素直に言い合えるようになってくださいね。」
最後に生活指導担当から。
「魔法の言葉『ありがとう』の心を、人に対しても、物に対しても持てるといいですね。」
ここで、「3つのそろえる」のおさらいを。
靴箱と・・・
机、いすと・・・
トイレのスリッパと・・・
進んでそろえてくれている友だちも紹介。
「3つのそろえる」+令和7年度は、ロッカーも・・・
「整理・整とんができて環境が整うと、心が落ち着きます。
心が落ち着くと、いじめがなくなります。
また、勉強ができるようになります。」
新たな職員が仲間入りし、今日から新体制で教育活動を進めてまいります。
そして今年度も、本校の学校教育目標「『自主・自律』の心を育てるーこころ豊かに自ら学ぶ子の育成― 」に向けて、全職員が一丸となって子どもたちに関わっていきます。
5年生の学年団は、この日のために練習したリコーダー奏「勇気100%」を披露。
テーマは、できないことも頑張ろうとする「Challenge」と、1人では奏でられない音色を作り出す「協力」だそうです!
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更新日:2025年06月26日