令和7年度　野口南幼稚園　2学期

　6月に苗を植えたサツマイモが収穫の時期を迎えました。最初は、長く伸びたツルを引っ張って、おいものツルと力比べです。いくら引っ張っても、ツルの根っこは少しも動かず、力比べはおいもが勝ちました。

　葉っぱが少なくなると、いよいよ芋掘りの開始です。「ツルの端はここだから、この下にあるはず！」「あ！赤色が見えた！」「おいもが傷つかないようにそっと掘るよ」など、ワクワクしながら芋掘りを楽しみました。また、「一人じゃ掘れないから一緒にしよう？」「二人で掘ったら楽しいね」など、友達と力を合わせたり関わったりする姿も見られました。

　「見て！帽子付きのどんぐり発見！」「袋がいっぱいになるくらい見つけたよ！」「どんぐりってどこから落ちているんだろう？あの木かなあ？」と、発見を喜んだり、考えたりしながら、夢中になって拾いました。また、どんぐりの他にも、赤く色づいた葉っぱを見つけたり、木の枝を拾ったりと、秋の宝物がたくさん見つかりました。

　幼稚園に帰ってからは、拾ったどんぐりを転がしたり回したりしながら何度も遊びました。これから、どんな遊びができるか、楽しみですね。

　2学期に入ってから記録的な暑さが続き、戸外で運動遊びをすることが難しかったですが、「運動会っていつ？」「予行ってことはおうちの人も来る？」「早く見に来てほしいな」と、楽しみにしていた運動会が本番を迎えました。

　5歳児は幼稚園最後の運動会でした。帽子取りやリレーでは、チームで何度も作戦会議を重ねる中で、チームの仲間と力を合わせる大切さに気付いたり、竹馬を通して諦めずに挑戦する気持ちと達成感を味わったりしました。

　当日は、不安定な天候の中での開催となりましたが、保護者の皆様のご協力と温かい声援で、こども達は力いっぱい楽しむことができました。ありがとうございました。

　敬老の日に向けて、大好きなおじいちゃん、おばあちゃんに手紙を送りました。「いつも遊んでくれてありがとう」「大好きだよ」と、1人1人が心を込めて書いた大事な手紙です。園の近くのポストまで、みんなで歩いて投函しに行きました。「早く届くといいな」「郵便屋さんお願いします」と、手紙が届くのをとても楽しみにしているこども達です。

　みんなの大事な手紙が、おじいちゃん・おばあちゃんのもとへ届きますように。

　弁当参観では、机を出して消毒したり、弁当箱を用意したりする準備の様子や、食事をする様子を見ていただきました。こども達は張り切って取り組み、食事中はたくさんの人に見られて少し緊張していましたが、普段の食事の様子を知っていただける良い機会になりました。これからも食事を楽しむ中で、姿勢やマナーについてもしっかりと伝えていきたいと思います。

　陶芸の先生をお迎えし、親子陶芸教室をしました。粘土をこねて形を作った後、焼くと色が変わる不思議な粘土を貼って絵付けをしました。「ハートを付けたい」「カラフルにしたい」とおうちの人と話しながら、楽しんで作る姿が見られました。最後には、ろくろを使って、くるくるとお茶碗を回して仕上げました。こども達にとって、とても貴重な経験になりました。焼きあがるのが、とても楽しみですね♪