校区の概要

更新日:2024年04月12日

本校の校区である別府町は加古川市の南東部に位置し、瀬戸内海に面した地域で、面積は約3.29平方キロ、その人口は18223人・世帯数7387(2013年、国政調査より)である。

 校区の南方には国道250号線、北方を明姫幹線(国道250号線のバイパス)が通っており、中央部には、山陽電車と新幹線が並行して、それぞれが東西に通じている。

 この地は、1885年(明治18年)に操業した多木製肥所(現在の多木化学株式会社)があり、また昭和30年代までは白砂青松を誇る海岸に恵まれ、潮干狩りや海水浴でにぎわっていたところでもあった。

昭和30年代後半からの高度経済成長の波は別府町にも押し寄せ、昭和43年ごろより海岸を埋め立て、神戸製鋼所加古川工場が操業を始めた。なお、埋立地は昭和45年より加古川市金沢町となり、関連企業も進出して従業員の住宅も順次建設された。また、阪神間への交通の利便さもあって、新興住宅が増え、人口は年々急増の一途をたどる。

 そのため、元の浜の宮中学校がマンモス化をきたし、その解消を図るため、1985年(昭和60年)4月に隣接の尾上町と区別し、別府町を校区とする本校が開校した。

 校区の教育に対する関心は高く、学校に対して地域の積極的な協力がなされている。しかし、近年、大型量販店の進出など急激な都市化現象の中にあって、校区の教育的環境は大きく変貌しつつある。

この記事に関するお問い合わせ先

担当:別府中学校
郵便:675-0121
住所:兵庫県加古川市別府町新野辺北町8丁目9
電話番号:079-437-4545