定例記者会見(平成31年4月23日)
発表内容
会見要旨
播磨臨海地域道路整備促進大会の開催について
【市長】
よろしくお願いします。それでは私から5点ご報告させていただきますので、質疑応答でご質問いただければと思います。
1つ目は、5月18日の土曜日に迫ってまいりました「播磨臨海地域道路整備促進大会」です。これは姫路市を中心に播磨地域広域の全自治体でかねてから国に対して要望活動を続けているものです。昨年は第1回目の促進大会が姫路市で開かれ、2年目の今年は加古川市で開催されることになっております。大会当日は、加古川観光大使の住田弁護士にお話しいただくなどのプログラムを予定しております。
まちづくりオープンミーティングの実施について
続きまして2つ目は、年度始めに開催しております、市長と語る「まちづくりオープンミーティング」です。
私自身が市内各地域にお伺いして、市の取り組みなどのお話しをさせていただいたうえで、市民の皆さまと意見交換をさせていただく機会としています。
秋にはオープンミーティングとは別に地区別行政との懇談会がございますが、こちらは町内会連合会の皆さまとの意見交換の機会としております。
オープンミーティングは6月5日から7月20日にかけて市内の公民館など12会場で開催します。ご参加いただくにあたり、平岡町にお住まいの方が平岡町でしか参加できないといった地区の縛りはありませんので、ご都合のよい会場に参加いただけたらと思っております。参考までに昨年度は12会場で425人ご参加いただきました。会場により参加人数の多い少ないはありましたが、このような機会は大事だと思っており、今年度も継続して開催したいと思います。テーマは「幸せを実感できるまちを目指して」というタイトルにしております。
過去を振り返れば、見守りカメラを導入する前の段階で、カメラにテーマを絞ったりしていましたが、昨年度から年度始めということもありますので、当初予算のうち市民の皆さまにもっと知っていただきたいようなテーマを幅広く取り上げてお話しをさせていただくというスタイルで開催します。
青少年海外派遣生の募集について
3つ目は、青少年海外派遣生の募集です。これは、毎年、実施しております青年のブラジル派遣と中学生のニュージーランド派遣です。今年は、ブラジルにつきましては例年より1日多い13日間の日程で考えています。と言いますのも2020年のオリンピック・パラリンピック事前合宿に向けて、シッティングバレーボールのチームがブラジルから来ていただける見通しですので、青年の皆さんにブラジルのパラリンピック団体との交流プログラムなどを計画しておりまして、例年よりも日数を1日増やしています。中学生の派遣は、毎年10人ほど派遣をさせていただいておりますが、募集の期間は5月31日までということになっております。
花とみどりのフェスティバルの開催について
4つ目は、花とみどりのフェスティバルです。これも毎年開催しております春の恒例事業です。ただ、会場周辺の駐車場が中学校給食の整備工事などで少なくなっており、花見の時期にも重なっていることから周辺道路の混雑が予想されます。ご来場にあたっては公共交通機関の利用をお願いしますとともに昨年度からかつめしなどの模擬店だったり軽トラ市だったり土やたい肥の販売なども中止させていただいており、少し規模を縮小しております。しかし、緑化推進等の意味で大事な行事ですので、継続して実施していきたいと思っております。29日の10時からは、緑化団体への感謝状の贈呈や緑化推進のポスター・標語の表彰なども行われる予定です。
シティプロモーションパンフレット「かこはぐ」の発行について
5つ目は、シティプロモーションのパンフレット「かこはぐ」の発行です。
近年特に子育て支援や教育環境の充実などがよく話題になっておりますけれども、私たちとしましても、昨年度も子育て関連のビラを作成しましたが、今年は新たにパンフレットを作成しております。かこはぐというのは、育むとかハグをする・抱きしめるというような意味を込めてかこはぐにしております。このパンフレットは1万部作成しまして市内の各施設はもちろんのことながら、子育てプラザなどにも配置して参りたいと思いますし、いろいろな機会にお配りをしていきたいと思っています。
私のほうからはまずは以上とさせていただきまして、ご質問などいただければと思います。
質疑応答
青少年海外派遣について
(記者)
青年海外派遣のパラリンピック団体との交流というのは、具体的にはどういうイメージなんですか。
【市長】
詳細はこれから調整することになっていますので、具体的には固まっていませんが、ブラジルのマリンガ国際交流協会の植田会長が我々とブラジルとの窓口をしてくださっていて、ブラジルのシッティングバレーボールの会長さんがアラカジュという都市で活動されており、そちらに訪問することで調整しています。その関係で1日スケジュールを増やしており、様々な交流ができると思っておりますが、具体的なことはこれからです。
(記者)
体験みたいなことも考えられているのですか。
【市長】
そうですね、チームの方が集まっておられるところに行っての交流になると思います。
(記者)
練習風景の見学や体験などですか。
【市長】
そのようなことができたらと思います。
【市長】
ブラジルの青年海外派遣は、昨年度は6人の参加をいただきましたが少ない年もあります。期間も長く、参加費も全額無料というわけではなくて、半額程度の負担がありますので多少ハードルは高いのかもしれません。
シティプロモーションパンフレット「かこはぐ」の発行について
(記者)
「かこはぐ」ですけれども、これまで市が発行したもので、こういう子育て世代を完全にターゲットにしたものというのは初めてなんでしょうか。
【市長】
パンフレットではないですが、去年「ずっとかこがわ」というビラを作りました。
(記者)
パンフレットの特徴は何ですか。
【市長】
子育て世代の方に見ていただいたら遊び場所の情報から子育て支援の情報など一通りの情報がこれで見つけていただけるようには作ってあります。たとえば最後の9ページ10ページあたりは、ポイントを強調してPRしたいところをどんどんどん出したりしていますし、あとは施設やサポートの関係もわかりやすく掲載しています。
(記者)
これはホームページに掲載するのですか。
【市長】
市のホームページに掲載します。
(記者)
これは市外でも配布したり置いたりすることはあるんですか。
【市長】
基本的には市内で配布したいと思っています。
公共施設は当然のことながら、できれば人が集まる施設。たとえばスーパーや住宅展示場など置いてもらえるのであれば置いてもらいたいと思っています。
播磨臨海地域道路整備促進大会について
(記者)
播磨臨海地域道路の概略のルートというのはもう決定するものなんですか。
【市長】
優先的に進める区域などが決まっていくのではないかと思います。まだ案の段階ですし、そう簡単には決まらない可能性もあると思います。いずれにしましても広域として着々と進めるべく要望を続けていきます。
(記者)
実際に市レベルで何か動きがある時期というのはまだまだ先ということですね。
【市長】
実際にルートがはっきりして、都市計画決定がされて、インターチェンジがどこにできそうだからこの周りをどうするかとかという話しは、もう少し先にならないと分からないですね。
オープンミーティングについて
【市長】
オープンミーティングでは、交通も含めて、いろいろなことを取り上げたいとは思っていまして、たとえば見守りカメラも付きまして、警察においてもかなり活用されております。そういう利用件数とか、効果の出具合もお伝えできると思っていますし、またそれに対していろいろなご要望もあるかなと思います。あとはごみ減量についても20パーセント減量をなんとか達成できましたが、20パーセント減量で終わりかと言われれば、全国の平均値が更に進んでおりまして、そこにはまだ届いてなかったりしますので、ここで止まるわけにはいきません。そもそもの地球環境を考えての飽くなき取り組みに向けて、目標を掲げてまた再スタートしなければいけないタイミングなので、そういうこともお話ししたいと思っています
(記者)
要望の場になってしまわないかという不安もありますね。
【市長】
オープンミーティングでは、市の施策などこちらからプレゼンテーションをさせていただきますけれども、質問はざっくばらんに受けますのでどうしても要望はあります。これとは別に、元々町内会の皆さまとは地区別行政との懇談会があって、そちらのほうも質疑の中で要望もありますから、年2回機会があるという感じですね。
(記者)
オープンミーティングの参加者は、去年425人ということなんですけど、テーマを絞った方が、参加者が多かったりするんですか。
【市長】
見守りカメラのときは結構来ていただきました。町内会で声を掛けているところはたくさん来られていました。平日や週末でまた差があると思うんですけども、曜日や会場によって様々です。
(記者)
参加にあたっては申し込みとか特にいらないのですか。
【市長】
お申込みいただく必要はありません。地域の縛りもありませんので市内のどの会場に参加いただいても結構です。
(記者)
今年度で何回目の取り組みになるんですか。
【市長】
平成27年度からです。5回目ですね。
(記者)
今回、このテーマの中で当初予算から主だった内容とかを説明されるということですが、主にどういう関係のことですか。
【市長】
そうですね、全般的に話すと時間がかかりますので、ポイントを絞ろうと思っています。子育てや教育環境関係はもちろん、見守りカメラ、ごみ減量、それからこれからいう段階ですけれども公共交通のこともご意見も伺いたいので取り上げたいと思っています。あとはそれぞれの地区別で特段のテーマがあるところについては、それも伺いたいと思います。
(記者)
地区別のテーマで学校についてはいかがですか。
【市長】
教育委員会において、昨年度、地域協働推進部会が開催されましたし、現在は、コミュニティスクールという地域の方々と一緒に学校園を運営していく学校運営協議会も出来てきていますから、地域の方々と一緒に考えるような場を作っています。さらに、昨年度は有識者の会議体である「地域とともにある学校づくり協議会」を設置されて、そこで各地域課題を確認したうえでそれぞれにおろしていかれましたので、それぞれの地区においては課題が出てきているはずです。ですからオープンミーティングのあと、そういうふうに議論の場が移っていっています。
(記者)
コミュニティスクールの会議体とはまた別ということですね。
【市長】
地域と学校と一緒になって考えていこうということです。
(記者)
学校の在り方についてみたいなことが、話として出てこないですがどうなんですか。
【市長】
これは大きなテーマで、兵庫県の北部とか中部では学校の統廃合が多くありますが、加古川市では、「市内でそんなに生徒数が少ないところあるの」といった声がまだありますし、慎重なご意見の方もおられます。私も地域の皆さんにどう思われますかと投げかけても、手を挙げにくいのかなと思うこともあります。何のテーマでもそうですけど、地域の方の本当に平均的な声をどう聞き取るかっていうのは大事だと思います。
(記者)
年限を限って結論を出そうとされているわけではないのですか。
【市長】
年限は限ってはないんですけども、遅かれ早かれ結論を出さなければと思っています。決して施設の改修や再編とかそういうことだけで決めようとは思ってないんですが、学校の施設の長寿命化とか改修とかそういうのも当然出てきますし、もちろんそれだけが決定要因ではなく、地域の中の議論の熟し具合かなと思います。
(記者)
施設の再編計画で市役所周辺とスポーツ施設は別として、学校の部分は今年度出てくるのですか。
【市長】
学校を除いた計画は今年度中に出したいと思います。
以上
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更新日:2022年11月17日