加古川市国際交流協会 青年海外派遣
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1 新しい風を期待して 近年、情報通信技術の著しい進歩にともない、私たちは世界各地の情報を容易に得ることができ、世界を身近に感じることができるようになりました。 また、訪日外国人数も10年前に比べて4倍近くに激増し、加古川市内でも在住外国人の数は増加しており、外国人を目にする機会が増えてきました。 このようななか、加古川市では、昭和48年、ブラジル・マリンガ市との姉妹都市提携を契機に、以降「地域に根ざした国際交流」を目ざして、青少年の海外相互派遣をはじめ、在住外国人との交流など各種の事業を実施してまいりました。 加古川市青年海外派遣事業は、姉妹都市等での交流を通じて国際的視野を持ち、国際親善に貢献できる行動力のある国際人を育成することを目的として実施しており、平成4年に第1回目の派遣団をブラジル・マリンガ市に派遣して以来、毎年欠かすことなく派遣を続けています。28回目の派遣となる今回も3名の青年を派遣し、相互理解や友好親善を深めてまいりました。 本年は姉妹都市マリンガ市において、ホームステイをはじめ各種交流事業を展開したほか、来年2020年東京オリンピック・パラリンピックにおいて加古川市で事前合宿を実施することが計画されているブラジルパラバレーボール協会等への表敬訪問、交流事業への参加を目的として実施し、大変中身の濃い13日間の派遣事業となりました。 今後、この派遣事業で得た貴重な体験を生かし、本市の国際交流の進展に末長く活躍されることを期待いたしております。 結びになりますが、この青年海外派遣にあたってご理解、ご協力を賜りました関係機関の皆様に厚くお礼申しあげます。 令和元年12月 公益財団法人 加古川市国際交流協会 理事長 岡 田 康 裕

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