加古川市国際交流協会 青年海外派遣
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11 週1~2回の学校が多いと聞きました。学生や成人の方が日本語をKUMONで学習するのも人気だそうです。日系人でも日本語を話せない人も多くいらっしゃると伺いましたが、私たちと交流してくださった方々は、継続的に努力をし、日本語を話してくださっているのだと感じました。最近では、日本のアニメや漫画が人気で、日系人で無い方も日本語を話す人が増えてきているという事を聞き、とても有難いことだと思いました。 今回の派遣では、日本語を話せる方に付き添って頂き、まるで日本を旅行しているかのように、何一つ苦労する事無く過ごせました。その中でも3日目のサンパウロから9日目のイグアスまで同行してくださり、またホストファミリーとして私を受け入れてくださった植田さんの家族には、感謝でいっぱいです。植田家は、ご夫婦(日系2世)と娘さん、お隣にはご両親が住んでおり1世から3世を通して交流することが出来ました。連日のハードスケジュールの中、ブラジル料理を作りたいという私の希望を叶えるためにホストマザーと夜中に一緒にお料理を作ったことはとても良い思い出になりました。また、植田家は加古川市とマリンガ市の交流において非常に尽力されており、今回の派遣事業の様々な段取りや通訳、司会をされている姿は国際交流に携わる人間として心に響くものがありました。 第28回加古川市青年海外派遣事業を通して、加古川市のマリンガ市との交流は、観光旅行では知ることのできない現地の方々との絆を感じることができる良い経験になりました。地図で見る日本は小さいけれど、日本は世界に及ぼす影響力が大きく、テクノロジーが優れてとても魅力のある国だということをブラジルの方々から教えてもらいました。私自身、もう少し自信を持って国際交流に携わって多くの文化に接し、様々な価値観を学んでいきたいと思いました。 最後に私たちを温かく迎えてくださったブラジルの方々、加古川市国際交流協会の皆様、今回の青年海外派遣事業に関わる全ての方々に感謝申しあげます。Muito Obrigada!

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