加古川市国際交流協会 中学生海外派遣
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31 ラックスの試合を見ていた時もホストファミリーと一緒に熱くなることができました。 ホストファミリーと過ごす休日ではビーチにドライブに行ったり、ハカ教室に行ったりと、有意義な休日を過ごせました。特にハカ教室ではマオリ族のハカを踊ってみるという体験ができました。ハカとは、マオリ族の戦士が戦いの前に自分の力を誇示し、相手を威嚇する舞踊で、初めは少し恥ずかしかったけど、周りの子どもたちが真剣にやっていたので、僕も真剣にしてみたら達成感みたいなものがあって楽しかったです。マオリの文化や伝統を、小さなこどもから大人まで、様々な世代が受け継いでいることは、本当にすごいと思いました。 ホストファミリーと過ごす時間以外では、学校訪問でも大きなカルチャーショックを受けました。学校訪問ではスクールバディといって、加古川の派遣生一人一人についてくれる現地の生徒がいました。「どんな子が僕のバディになるのかな?」と緊張していると、現れたのが大柄な黒人の男の子で、会った瞬間とても驚きました。でも話してみるととても優しくて、「こんな優しい人が海外にいるのか!」と少し感動させられました。海外の学校は、日本の学校よりも自由だと聞いていましたが、僕が行っていたラザフォード・カレッジは予想以上に自由で、堅苦しい雰囲気ではなく、笑い声の飛び交うような授業もたくさんありました。学校のルールも日本と違うところも多く、文化の違いを身をもって感じました。僕のバディは技術系が好きで技術の授業をたくさん選択していました。その内容は、とても中学生、高校生がやるような授業ではない高いレベルのものでした。1番驚いたのは、授業で自転車を手作りしていたことです。自分で部品から集めて、設計していたことに驚くとともにすごいなと思いました。また、社会の授業に行った時は英語で貧困問題について考えて、頭がこんがらがりました。授業内容は基本的に日本と一緒でしたが、それを英語で勉強するのが難しかったです。 僕は、ニュージーランドに行くことができて本当に良かったと思います。ただの海外旅行ではなく、人種や先住民族、歴史についても学び、物事を多面的に見るようになり、たくさんの人とふれあい、交流し、自分の英語力を高めることもできました。人生の中で記憶に残る10日間になったと思います。 最後に、選考会に向けての面接練習や作文などアドバイスをくれた先生や友達、快く送り出してくれた家族に感謝したいです。本当にニュージーランドに行かせていただきありがとうございました。これからはこの経験を生かして、高校受験や将来について考えていきたいです。 ラザフォード・カレッジでパンケーキ作り バディのハッシュ

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