加古川市国際交流協会 中学生海外派遣
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27 分」というものが何なのかが見つかっておらず、「自分」を探しているところなのですが、ラザフォード・カレッジの生徒は、なんだかとても生き生きとしていて「自分」を持っているように感じました。海の向こうとはいえ、同じ世界にいる同世代の人たちがこんなにも生き生きとしていて「自分」を持っていたので、私は、自分の未熟さを感じ、もっとたくさんのいろいろな経験を積んでステキな「自分」を見つけたいと思うようになり、良い刺激がもらえたと思っています。また、1つの学校の中で、いろんな国の人が何の壁もなく仲良くしている様子を見ると世界の広さを感じました。それと同時に、日本人としてもっと視野を広く持つべきだと考えさせられました。 3つ目は、心は言葉の壁を越えるのだという事です。私は、初め、ホストマザーの話す英語が速くて、よく聞き取れませんでした。しかし、次第に耳が慣れ、少しずつ分かるようになり、テレビの内容で面白いと思うところが同じで一緒に笑ったり、暖炉の音が好きで一緒に温もったりと言葉や文化が違っても心でつながれることが何度もあり、とても嬉しかったです。心の耳を傾け、距離を近づけると相手の言いたいことが分かるようになるということを実感したので、これからもこの経験を生かして、異文化に触れていきたいと思います。 最後に、この経験のおかげで私の考え方や心の中は大きく変わることができました。私は、最高の仲間と最高の10日間を過ごせたことによって、一生の宝となる経験や、仲間とのかけがえのない数々の思い出を手に入れることができました。これからも派遣中の気持ちを忘れず、何にでも積極的にチャレンジしていきたいです。また、ニュージーランドでいろんな人に出会えたことによって、もっと視野を広げて考え、行動できる国際的な人になりたいと思ったので、もっと英語を勉強したいと思っています。 この機会を与えてくださった国際交流協会のみなさん、現地でお世話になった方々、支えてくれた家族、そして、引率してくださった先生方や10日間笑いあえた最高のメンバーに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。 ホストマザーと愛犬グッチのお散歩 おそろいのキウィバードをゲット

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