加古川市国際交流協会 中学生海外派遣
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22 団員レポート 10日間のいろんな経験 白陵中学校 原 泰也 合計5回の事前研修を終え、8月12日ついにこの派遣が始まりました。ニュージーランド航空の思いのほか心地よかったフライトを終え、僕にとって初めての外国となるニュージーランドの地についに降り立ちました。どのような感じで、外国の実感がわくのだろうかとずっと思案していましたが、結局この10日間でその実感はあまり湧きませんでした。その理由はニュージーランドが日本ととても似ていたからです。これが1つ目の心に残った点です。そもそも、ニュージーランドと日本は、気候や地形など自然環境の面でも似ています。さらに街並みも日本と似ていると感じました。オークランドはニュージーランド最大の都市であるにも関わらず、中心街でもとても綺麗でポイ捨てがほとんどなく清潔なところでした。また、人口が100万を超える大都市でありながら自然がたくさん見られました。つまり都市計画が上手なのではないかと思いました。そこは、日本と似ているというか、日本より優れているポイントであり、見習うべきポイントだなと思いました。また、日本車がとても多く、過半数を占めるくらいで、とても驚きました。 まだまだ似ている点はありますが、決定的に違う点もありました。それは、ニュージーランドは多文化共生社会であるということです。これが2つ目の心に残った点です。学校訪問をしたとき、バディのデレクに「この教室の何割くらいが外国人なの?」と聞くと、「4割くらいかな。」と答えてくれました。実際に、デレクはフィリピン人で、他にも韓国やポーランド、インド、アラブ首長国連邦、中国などから来ている人もいましたし、僕のホストファザー クイーンストリート バディと

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