加古川市国際交流協会 中学生海外派遣
20/41

18 団員レポート 夢の国 ニュージーランド 浜の宮中学校 谷 星那 加古川市が、中学生をニュージーランドに派遣する事業があると広報で知ったのは中学2年生の時で、今回2度目の挑戦でした。「今度こそ」と思い友達や先生の協力のもとチャレンジし、合格したと分かった時は信じられなくて何度も自分の受験番号を確認しました。合格と分かってからは、楽しみと同時に不安が募っていきました。でも、研修をしていくうちに、この派遣メンバーとなら大丈夫という気持ちになっていきました。 いよいよ出発の日。出発式を終え、たくさんの人に見送られながら、加古川、そして日本を出発しました。移動のバスがすごく楽しかったのが印象的です。ニュージーランドに着くと日本の暑さとは対照的に、冷たい風が肌にあたり、「いよいよ始まるのだな」と実感しました。 私のホストファミリーは、ホストシスターやブラザーが幼い頃から受け入れをしているファミリーでした。初日は、緊張している私に「心配ないわ」と話してくれて緊張をといてくれました。日が経つにつれ、最初はゆっくり話してくれていたのが、段々速くなっていったように感じました。ホストシスター達は少しシャイでした。でも私には歳の近い姉や妹がいないので、すごく新鮮でした。シスターとは本当の姉妹みたいで、最後プレゼントをもらった時は離れたくないと強く思いました。手紙に「絶対またおいで」と書いてあるのを見たときは、「絶対来る」とファミリーと約束しました。 8月15日、16日に登校したラザフォード・カレッジでは、マオリ式の歓迎式をしてくれました。ハカは思わず息をするのを忘れ 迫力満点のハカ ホストシスターと

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る