第5次加古川市男女共同参画行動計画
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10 (3)家庭生活について 夫婦の役割分担について、すべての項目において「妻がする」との回答は前回調査から減少し、「妻と夫と同程度」は増加しました。特に、10~20歳代では、「掃除・洗濯」、「子育て」、「高齢者や病身者の介護」、「地域行事への参加」を「妻と夫と同程度」とした回答が40%を超え、その他の項目についても「妻と夫と同程度」が他の年代と比べて高い傾向があります。(図8) この1年間に参加した地域活動については、「町内会・自治会等の活動」が男性、女性とも最も多く、また、どの活動についても女性の方が参加している割合が高い傾向があり、「町内会・自治会等の活動」は男性41.9%、女性52.7%で女性が10.8ポイント高くなっています。(26頁図23) 「町内会・自治会等の活動」、「防災訓練や防災に関する研修会」、「仲間・友人と行うサークル活動」には「今後参加したい」という回答が男性、女性とも30%を超えています。(図9) この1年間に地域活動に参加していない人の、今後の参加意向については、どの活動においても「わからない」の回答が最も多いですが、一方、活動に参加している人は、同じ活動に「今後参加したい」という意向を持つ割合がいずれも50%以上と高くなっていました。 男性の家庭・地域活動への参加に必要なことについては、「夫婦や家族間でのコミュニケーションをよく図ること」を80%近くの人が必要と考えており、「当事者(夫婦間)の考え方を尊重し、まわりの人が固定的な観念等を押しつけないこと」を必要と考える人の割合は前回調査から30.6ポイント増加して65.7%となっています。男性と女性の間で差が大きい項目は「男性が家事などを行うことに対する男性自身の抵抗感をなくすこと」で、女性が18.2ポイント高くなっています。(図10) 「生活の中の優先度」の希望については、男性は「『仕事』と『家庭生活』をともに優先したい」との回答割合が高く、女性は「『家庭生活』を優先したい」と「『仕事』と『家庭生活』をともに優先したい」が同程度であるのに対し、現実は、男性は「『仕事』を優先している」、女性は「『家庭生活』を優先している」が最も高くなっています。(26頁図22) 図8 夫婦の役割分担 42.5%32.4%48.8%18.3%11.5%14.5%40.0%19.3%42.3%24.4%19.7%17.6%30.5%38.9%37.3%15.1%6.0%39.0%20.7%11.4%0.9%1.9%1.5%4.9%2.8%0.6%0.5%3.4%0.1%5.7%0.6%17.8%4.8%3.5%2.8%4.0%4.0%3.1%2.1%1.5%1.6%1.6%0.0%20.0%40.0%60.0%80.0%100.0%ア.食事の支度イ.掃除・洗濯ウ.日々の家計管理エ.子育てオ.高齢者や病身者の介護カ.地域行事への参加妻がする妻が主で夫が協力妻と夫と同程度夫が主で妻が協力夫がするその他無回答(N=1,162)

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