- 56 - 児童虐待に関する業務に従事する相談員等の職員には、市町職員等を対象とした児童福祉司任用資格取得研修や要保護児童対策調整機関の調整担当者研修などの専門的な知識や技能を取得するための研修に参加させ、従事者の資質向上を図っていますが、これまで進めてきた取組を継続的に行うためにも、今後も専門的な知識や技能を有する人材を確保していくことが重要であり、安定的な人材の確保に向けた仕組みづくりに努めます。 代表者会議 代表者会議では、協議会の活動状況の報告や評価、啓発活動の検討など、連絡会議や実務者会議等が円滑に運営されるための環境整備に関する事項を協議しています。 連絡会議 連絡会議では、要保護児童等の実態把握や支援を行っている事例の総合的な把握のほか、要保護児童対策を推進するための研修会の開催や啓発活動を行っています。 実務者会議 実務者会議では、市の関係機関や兵庫県のこども家庭センターや健康福祉事務所、児童家庭支援センターに加え、専門的な(学術的な)見地から大学教授をスーパーバイザーとして招へいし、リスクの高い乳幼児や発達状況に問題のある児童、非行等の問題行動のある児童等についての進行管理を行っています。 事例検討会議(ケース会議) 事例検討会議(ケース会議)では、個別の要保護児童について、その子どもに直接関わりを有している担当者や、今後関わりを有する関係機関等の担当者により、ケースごとの状況や問題点、支援の経過などの情報を共有し、具体的な対応の検討や、支援の内容及びスケジュール(支援計画)などを決定しています。 加古川市要保護児童対策地域協議会 【子どもを守るための地域ネットワーク】 加古川市 保健機関 学校・ 教育委員会 民生委員・ 児童委員、 主任児童委員 保育所等 地域団体 こども家庭 センター (児童相談所) 医療機関 警察 加古川市要保護児童対策地域協議会の運営イメージ 加古川市要保護児童対策地域協議会での取組
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