第2期加古川市子ども・子育て支援事業計画
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- 51 - 行われるよう、当該カリキュラムの活用を推進しています。 また、認定こども園、幼稚園及び保育所並びに保育教諭、幼稚園教諭及び保育士といった、施設の類型や従事者などの枠組みを超えた「就学前教育・保育合同研修」や「保育士等キャリアアップ研修」を実施するほか、公立認定こども園・幼稚園では指導主事、公立保育所では指導担当が様々な研修等を行うとともに、私立認定こども園・保育所等に相談担当が定期的に訪問し、本市が定める教育・保育事業の運営に関する基準の遵守状況の確認や、質の高い教育・保育を提供する体制の整備に向けた指導・助言を行うなど、教育・保育現場のさらなる「質の向上」に向けた取組を進めており、引き続きこのような研修や指導・助言の実施に取り組むとともに、認可外保育施設も含め、公立・私立一様に研修・研究会への参加を推進していきます。 さらには、全国的な保育士不足の中、私立施設の安定的な運営及び質の向上を目的として実施している「民間保育所・認定こども園就職フェア」、「保育士就労支援一時金」、「子育て支援員研修」といった保育士確保の取組についても継続して進めていきます。 また、特別支援教育については、公立認定こども園・幼稚園において、特別支援ルームの設置や特別支援教育コーディネーターを配置するなど、障がいのある子ども一人一人の教育的ニーズに応じた個別支援を実施しており、引き続き研修等を通じて教員の資質向上を図りながら、特別支援教育を推進していきます。 このほか、国際化の進展に伴う帰国幼児・外国人幼児等が円滑に教育・保育等を利用できるよう、教員等の研修を実施するなどの必要な支援策を検討していきます。 (3)就学前教育・保育と小学校の連携のさらなる推進に向けた取組 近年、少子化や核家族化を背景として、子どもの様々な生活体験の機会の減少や家庭の孤立化をはじめ、兄弟姉妹の減少による異年齢の中で育つ機会の減少など、子どもの育ちをめぐる環境が変容しています。また、地域社会においても、地域コミュニティや人間関係の希薄化が進むなど、子育て家庭を取り巻く環境が大きく変化しています。 このような中で、認定こども園・幼稚園・保育所から小学校へ、小学校から中学校へ進学していく際に、生活や学習、集団規模の違いなどの要因によって、子ども自身に「つまずき」や「戸惑い」が起こり、いわゆる「小1プロブレム」や「中1ギャップ」といった子どもの成長過程における様々な問題が生じています。 子どもの発達は、連続性を有するものであるとともに、一人一人の個人差が大きいものであることから、個々の発達に応じた適切な保護者の関わりや、質の高い教育・保育及び子育て支援の提供を通じて、子どもの健やかな発達を支えていくことが重要です。 本市では、市内の12中学校の各中学校区を一つの単位(ユニット)として、その地域の認定こども園、幼稚園、保育所、小学校、中学校が相互に連携し、家庭や地域とも連携を図りながら、子どもの連続した成長を支援していくための、「中学校区連携ユニット12」の取組を進めています。 「中学校区連携ユニット12」では、認定こども園・幼稚園・保育所や小学校等の学校園が「タテの連携」を図り、校種を越えた教職員や幼児・児童・生徒の交流活動の充実などを通して、就学前教育から学校教育へと連続した育ちや、一人一人の子どもの学

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