第2期加古川市子ども・子育て支援事業計画
18/118

- 12 - 本市では、「誰もがこのまちで子育てをしたい」、「子どもを育てるなら加古川市に住みたい」と思っていただけるようなまちづくりを目指し、行政として地域のニーズに応じた子ども・子育て支援を質・量ともに充実させる取組を進めるなど、妊娠から子育てまでをトータルでサポートしてきました。引き続き、これらの取組を進め、家庭や学校、地域など全ての人々が協働して子育てを支えあい、未来を担うかけがえのない存在である子どもの健やかな成長を見守りはぐくんでいく社会を実現し、子育てがしやすく住みやすいまちとするため、本計画の基本理念を「子育てをみんなで支えあい、子どもが健やかに成長することができるまち加古川~子育てするなら加古川市といわれるまちをめざして~」とします。 基本理念の実現に向け、子育て支援を行う上で重要な「子ども」、「親・保護者」、「地域・社会」の3つの視点から、基本目標を設定し、事業計画を進めます。 視点(1) 『子どもの視点』 子育て支援においては、「子どもの最善の利益」が実現されるよう、一人一人の子どもの視点に立った教育・保育や子育て支援事業を実施することが重要であり、その内容や水準が良質かつ適切となるように取り組んでいくことが大切です。 視点(2) 『親・保護者の視点』 子育てにおいて、子どもの保護者自身が自己肯定感を持ちながら子どもと向き合える環境を整えることで、より良い親子関係を形成し、ひいては子どものより良い育ちや健やかな成長の実現が図られるように取り組んでいくことが大切です。 視点(3) 『地域・社会の視点』 子どもが健やかに成長することのできる社会の実現には、親・保護者といった家庭のみならず、行政や学校、地域、職域その他の社会のあらゆる人が、それぞれの役割を果たし、相互に協力して子育てを支えあい、子どもの健やかな成長を見守りはぐくむように取り組んでいくことが大切です。 2 基本理念 子育てをみんなで支えあい、子どもが健やかに成長することができるまち加古川 ~子育てするなら加古川市といわれるまちをめざして~ 3 基本的な視点

元のページ  ../index.html#18

このブックを見る