- 102 - (2)兵庫県の取組 平成18年3月 ひょうご子ども未来プラン(平成18~22年度) 「一人一人が生命の大切さ、家庭や子育ての大切さを考え、だれもが安心して子どもを生み育てることができる地域社会の実現」を目指して、少子対策の行動計画となる「ひょうご子ども未来プラン」が策定されました。 ひょうご子ども未来プランでは、「未来の親づくりへの支援」、「子どもを生み育てることへの支援」、「子どものすこやかな育ちへの支援」、「社会システムの再構築」を4本柱として、総合的な少子対策に取り組むこととされました。 平成22年3月 新ひょうご子ども未来プラン(平成22~26年度) 女性人口の減少、結婚・子育てに対する若者の意識の変化、子育て中の親の孤立化や深刻な児童虐待など、子育てをめぐる環境の様々な課題に直面している中で、地域団体・NPO・企業・職域団体・大学・市町村等と連携し、地域における少子対策・子育て支援に積極的に取り組むことを目的として、「新ひょうご子ども未来プラン」が策定されました。 新ひょうご子ども未来プランでは、①子育て支援制度の充実や働き方の見直しにより、子育て支援環境を整備する、②家庭・地域・職域で共感をもって子どもたちを包む、安心と喜びの子育てを進める、③家族や地域の大切さ、失ってはならないかけがえのないものを次世代につなぐことを3つ理念目標に据え、県内の平成23年から平成27年までの5年間の出生数を24万人とするという目標の下で、取り組むこととされました。 平成27年3月 ひょうご子ども・子育て未来プラン(平成27~令和元年度) 20~30代の女性人口の減少、未婚化や晩婚化の進行、仕事と子育ての両立の難しさなどによる出生数の減少などにより、労働力不足、社会保障負担の増大、地域社会の存続困難、子どもの成育にとって望ましい集団規模の維持困難など、様々な課題が懸念されている中で、NPO・地域団体・企業、住民等と連携して、地域における少子対策・子育て支援に積極的に取り組むことを目的として、「ひょうご子ども・子育て未来プラン」が策定されました。 ひょうご子ども・子育て未来プランでは、「誰もが安心して子育てできる兵庫の実現」を基本理念に、①豊かな人間性を育み、安定した生活を築く未来の親づくり、②すべての子どもと子育て家庭への切れ目のない支援による、子育てしやすい環境づくり、③仕事と生活が調和し、職場・地域が子どもと子育て家庭を支える社会づくりの3つを基本目標とし、平成28年から令和2年までの5年間の出生数を22万人とするという数値目標の下で、取組が進められています。
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