令和元年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する報告書
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 って教育成果にもつながる。「教職員定時退勤日(ノー 残業デー)」の完全実施に向けて、各校の実態に応じた 努力を継続していただきたい。 ⑪教職員の資質能力の向上を図る ○関連事業・実施内容 ・学校園からの要請を受けての指導主事による訪問指導は年118回と目標値(100回)を超えて実施されており、授業力の向上に寄与していると思われる。 ・初任者からベテラン教員で、経験年数や役職に応じた系統的な研修が企画、実施され、受講生の満足度が非常に高いことも評価できる。 ・教育委員会が主催する各種の研修講座と併せて、県教育委員会や大学が主催する研修講座、各学校園でのOJTによる研修や学校外での自主的な研究活動等、様々な機会を通じて資質・能力の一層の向上が図られるように、教員への広報と研修参加の条件整備に努めていただきたい。 ⑫安全・安心で、質の高い教育を支える環境を整備する ◎学校園施設長寿命化計画策定事業 ・建築基準法第12条に定める点検と老朽化状況調査に基づき、全ての学校園を対象とした学校園施設長寿命化計画を策定できたことは評価できる。 ・今後は策定した学校園施設長寿命化計画にしたがって、施設の整備を着実に実施し、安全・安心で教育効果の期待できる学校園施設を実現していただきたい。 ◎小学校空調設備導入事業 ・地球温暖化が進む中、児童の健康の保護とより良い学習環境の整備のために、小学校28校で空調設備を設置・稼働させることができたことは評価できる。 ◎中学校空調設備導入事業 ・地球温暖化が進む中、生徒の健康の保護とより良い学習環境の整備のために、工程表の工夫により、中学校12校で空調設備を設置・稼働させることができたことは評価できる。 ◎中学校給食準備事業 ・市内全12中学校での給食実施に向けて、学校給食センター2カ所の新設準備と各校の配膳室の整備が着実に進んでいることは評価できる。 68

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