令和元年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する報告書
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■主な取組 ③-◆就学前教育全体の質の向上 ・全園で、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を踏まえ、保育研究を行い共通理解を図った。また、幼小の円滑な接続を図るために研究指定園を中心に保育カンファレンスを行い、各園の保育に反映した。 ③-◆認定こども園、幼稚園及び保育所を活用した子育て支援の充実 ・各園で年間10回以上のふれあい保育の実施を行った。各園の創意工夫により、参加者アンケート実施における満足度は99%となった。 ④-◆学習指導要領の趣旨に沿った取組の推進 ◎「習得・活用及び探究の学習過程を見通した指導方法の改善及び工夫をした」と肯定的に回答した学校の割合が88%であった。 ◎CAN-DOリスト(中学校版)やENJOYリスト(小学校版)等のチェックシート、パフォーマンステストを積極的に活用した結果、CEFR A1レベル相当以上を取得しているあるいはA1レベル以上の英語力を有すると思われる中学校3年生の割合が43.9%であった。 ⑤-◆人権教育の推進 ◎自分には良いところがあると感じている児童生徒の割合は、児童85.6%、生徒77.8%であった。 ⑤-◆体験活動の充実 ◎オリンピック・パラリンピックに興味を持った児童生徒の割合が84.6%であった。 ⑥-◆「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」結果の分析を活用した体力・運動能力の向上 ・「健康な生活を送るには、運動・睡眠・食事が大事」だと感じている児童生徒の割合前年度比並(R1:94.2%) ⑥-◆食育の推進 ・家庭や地域と連携した取組実施率は90%であった。 ⑦-◆キャリア教育の推進 ・将来の夢や目標を持っている児童生徒の割合79%(小学校86.7%、中学校71.1%)であった。 ⑦-◆高等学校等と連携した適切な進路選択と継続した指導の推進 ・進路担当者による会議を年3回開催したり、高校を招いての説明会などを実施することで、情報共有の機会の充実を図った。 ⑧-◆インクルーシブ教育システムの構築を見据えた取組の推進 ◎福祉関係機関と連携した学校の割合は82.5%であった。 ⑧-◆特別な支援に関する更なる専門性の向上 ・医療的ケアを必要としている児童生徒の保護者アンケートでは、95%が概ね「できている」と回答している。 ⑨-◆いじめ、不登校及び問題行動等に対する取組の推進 ◎いじめの認知件数は令和2年3月末現在1,189件となっており、前年同時期比1.75倍となった。認知に対する教員の意識は高まってきており、早期発見、早期対応に努めることができている。 ⑨-◆学校不適応児童・生徒に対する指導や支援の充実 ◎事業計画通り実施することができた。学校生活に関するアンケート等の結果を市教育委員会と情報共有し、見逃しが無いよう取り組むことができた。 ◎:最重要取組事項58

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