令和元年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する報告書
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④ 「確かな学力」を培う具体的な方針最重要取組事項教育アクションプラン2019 記載内容関連事業名・実施内容評価指標(数値目標)担当所属◎小中学校では、子どもたちの「主体的・対話的で深い学び」を大切にした質の高い授業づくりを行うため、協同的探究学習を校内研究の中心に位置づけ授業改善に取り組みます。未来を拓く学び推進事業(協同的探究学習)「習得・活用及び探究の学習過程を見通した指導方法の改善及び工夫をした」と肯定的に回答した学校の割合前年度比増(H30:82%)学校教育課B「習得・活用及び探究の学習過程を見通した指導方法の改善及び工夫をした」と肯定的に回答した学校の割合(R1:88%)は前年度比6%増となったが、「話し合いで自分の考えを深めた児童生徒の割合」に課題が見られた。各教科・領域において、「ことばの力育成プログラム」に基づいた授業実践を行い、子どもたちが主体的に学習に取り組みながら、思考力・判断力・表現力等を高めます。ことばの力総合推進事業「今まで受けた授業で、自分の考えを発表する機会で、自分の考えがうまく伝わるよう、話の組立てなどを工夫して発表していた」と肯定的に回答した児童生徒の割合前年度比増(H30:54%)学校教育課B「今まで受けた授業で、自分の考えを発表する機会で、自分の考えがうまく伝わるよう、話の組立てなどを工夫して発表していた」と肯定的に回答した児童生徒の割合前年度比増(R1:54%)加古川市学習評価等検討委員会により、学校における学習評価状況の検証を行うとともに、新学習指導要領に基づいた通知簿の観点例作成や学習評価の在り方に関する調査研究に取り組みます。学習評価等の検討新学習指導要領完全実施に向けて、評価方法について参考になったと回答した学校(80%)学校教育課B新学習指導要領完全実施に向けて、評価方法について参考になったと回答した学校(R1:70%)小学校には来年度からの全面実施に向け、評価方法の基本的な考え方を周知することができたが、中学校にはより具体的な調査研究を進める必要がある。プログラミング教育を推進するため、教職員の指導力向上を図る研修の充実を図ります。 研修の計画的な実施受講者アンケート満足度(80%)学校教育課A教育研究所における研修講座及び教務研修(6月)にて、研修を行い、97%の満足度を得た。今後も教職員の指導力向上に向け、さらなる研修の充実を図る必要がある。◎CAN-DOリスト(中学校版)、ENJOYリスト(小学校版)を積極的に活用するとともに、学期ごとに実施するパフォーマンステストやチェックシートの結果を基に授業改善を行い、実際のコミュニケーションにおいて活用できる英語力の育成に努めます。リストやチェックシートの活用パフォーマンステストの実施・チェックシートにおける目標達成率(75%)・CEFR A1レベル相当以上を取得しているあるいはA1レベル以上の英語力を有すると思われる中学校3年生の割合(50%)・パフォーマンステストにおける目標達成率(80%)学校教育課B・チェックシートにおける目標達成率(75.2%)・CEFR A1レベル相当以上を取得しているあるいはA1レベル以上の英語力を有すると思われる中学校3年生の割合(43.9%)・パフォーマンステストにおける目標達成率(77.7%)ALT(外国語指導助手)配置については、認定こども園、幼稚園や保育所への年間5~6時間程度の配置を継続します。小学校1・2年生には年間6時間程度、小学校3・4年生には年間25時間、小学校5・6年生には年間35時間配置するとともに、中学校には年間24時間程度配置します。また、長期休業日等にALTを派遣して実施する「ENJOYチャレンジ」等、小学生が英語に親しむ機会を増やします。英語活動支援事業・ALTとの授業や交流を楽しんでいる児童生徒の割合(80%)・パフォーマンステスト実施率(100%)学校教育課B・ALTとの授業や交流を楽しんでいる児童生徒の割合(R1: 小5~中3まですべて80%以上)・パフォーマンステスト実施率(100%)グローバル化に対応した英語教育を推進するため、教職員の指導力向上を図る研修の充実を図ります。研修の計画的な実施受講者アンケート満足度前年度比増(H30:90%)学校教育課A・全小学校外国語活動担当者および希望者が受講・受講者アンケート満足度(R1:96%)新学習システムの推進を図り、少人数指導による学力向上に努めます。兵庫型教科担任制を活用して、学力向上に効果があると感じた学校(3.4(4点法))学校教育課B兵庫型教科担任制を活用して、学力向上に効果があると感じた学校(3.5(4点法))小学校1~4年生では、35人学級を継続することで、きめ細やかな指導の充実を図ります。「きめ細やかな指導」に関する満足度(80%)学校教育課A35人学級による「きめ細やかな指導」に関する満足度(R1:100%)全国学力・学習状況調査の結果を踏まえ、成果と課題を検証し、授業改善に活用します。結果分析及び改善策の提示効果的に授業改善に活用した学校の割合前年度比増(H30:85%)学校教育課A効果的に授業改善に活用した学校の割合前年度比増(R1:87%)全国学力・学習状況調査結果から、学習状況や学力と生活習慣の関係等を分析し、その内容を公表します。全国学力・学習状況調査の活用児童生徒に授業で説明した学校の割合前年度比増(H30:70%)学校教育課A児童生徒に授業で説明した学校の割合前年度比増(R1:75%)読書に親しむ活動を充実させ、児童生徒の読書に対する興味を高め、読書習慣の形成を図ります。読書活動の充実学校の授業以外で、1日あたり30分以上読書をしている児童生徒の割合(40%)(H30:小学校39.6%、中学校25.4%)学校教育課B学校の授業以外で、1日あたり30分以上読書をしている児童生徒の割合前年度比増(R1:小学校40.8%、中学校24.7%)図書ボランティアとの連携を通して、子どもの読書環境の充実を図ります。図書ボランティアの活用ボランティアの活動実績前年度比増(H30:2082回)学校教育課Bボランティアの活動実績前年度比減(R1:1928)だが、1ケ月臨時休業のため1ケ月あたりでは変わりない。幼稚園での読み聞かせが増えた一方で、小学校での読み聞かせ・図書室整備とも減少している。図書ボランティアの募集方法に工夫が必要。学校用図書室管理システムを利用した、学校図書館の蔵書検索を推進します。学校用図書室管理システムによる蔵書検索の推進・蔵書検索実態調査による、各校における蔵書検索の実施率(100%)・図書室管理の効率化に効果があると感じた学校(90%)教育研究所A各学校の実施率は100%であった。アンケートで、効率化に効果があると回答した学校の割合は100%で成果を上げている。図書館では、市内の公立学校園や市の関係部署と連携し、第2次「加古川市子どもの読書活動推進計画」に基づいた取組を推進します。第2次「加古川市子どもの読書活動推進計画」に基づく「実施計画」の策定・進捗管理実施計画の取組事項の達成(70%)中央図書館B実施計画の達成は評価A及びBの割合から約80%の達成度であるが、できていない項目もある。◆ 「全国学力・学習状況調査」結果の分析を活用した学力向上・指導改善の取組の推進◆ 読書活動の推進重点目標評価:A個別評価◆ コミュニケーション能力育成を含めた学力向上に向けた取組の充実新学習システムの推進◆ 学習指導要領の趣旨に沿った取組の推進9

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