令和元年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する報告書
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2  「生きる力」の育成③ 幼児期における質の高い就学前教育を推進する具体的な方針最重要取組事項教育アクションプラン2019 記載内容関連事業名・実施内容評価指標(数値目標)担当所属子ども・子育て支援新制度における教育機会の供給確保の一環として、市立幼稚園の2年保育の利用希望に応えるため、申込状況を踏まえ定員の拡充を図ります。加古川市立幼稚園での2年保育の実施申込状況をふまえてのクラス増設教育総務課A申込状況に合わせ、クラス設置した。(R1:20クラス)「加古川市子ども・子育て支援事業計画」に沿って、地域型保育事業を整備し、「量の見込み(ニーズ量)」に対応した提供体制の確保に努めます。・既存の特定教育・保育施設の定員増・地域型保育事業の新設・認可外保育施設の認可化加古川市子ども・子育て支援事業計画において平成31年度末の目標としている提供体制(定員数)の確保こども政策課B令和元年度は69人の定員増を行い、5,510人の提供体制を確保した。幼児教育の無償化をはじめとする負担軽減措置を講ずることで、子どもたちに質の高い幼児教育の機会を保証します。子育て支援事業の推進対象者の確実な財政支援幼児保育課A令和元年10月から、幼児教育の無償化が始まり、負担軽減を講ずることで、幅広く子どもたちに教育の機会を保障することができた。小学校教育との円滑な接続を図るため、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」(10の姿)を踏まえた教育・保育を実践します。加古川市立幼稚園・こども園における教育・保育の実施市立幼稚園及び認定こども園全園(20園)での教育課程への反映教育総務課A全園で、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」(10の姿)を踏まえ、保育研究を行い共通理解を図った。また、幼小の円滑な接続を図るために研究指定園を中心に保育カンファレンスを行い、各園の保育に反映した。教育目標の実現に向けて、計画的かつ組織的なカリキュラム・マネジメントを推進し、教育・保育の質の向上を図ります。 加古川市立幼稚園・こども園でのカリキュラム・マネジメントの確立園内教育課程活動評価委員会の実施・市立幼稚園及び認定こども園全園(20園)で実施・園内教育課程活動評価委員会の実施(月1回)教育総務課C全園でカリキュラムの見直し・作成を行い、実態に合わせた内容を工夫することができた。また、保育カンファレンスを通して、個々・集団の育ちを明確にしていくことが出来た。日々保育の振り返りをして改善を行っているが、月1回組織として評価することはできていない。しかし、学期ごとの評価は実施している。感動体験を豊かにし、主体的な遊びを通して、基本的な生活習慣、道徳性、思いやりの心、知的好奇心、協同性、探究心等を培います。加古川市立幼稚園・こども園教育研究会の実施・総会、研究大会の開催(年間2回)・各部別研修会(園長・視聴覚・特別支援教育・人権)の実施(年間3~6回)・グループ別研修会、自主研修会の実施(年間10回)教育総務課A・総会、研究大会の開催(R1:年間6回)・園長研修(R1:年間2回)、職員研修(各園)(R1:年間3回)、グループ研修会(R1:年間12回程度)部別研修会(R1:7回)の実施ふれあい保育「親育ち」応援事業の推進・市立幼稚園及び認定こども園でのふれあい保育の開催(保育・施設開放含め年20回程度)・参加者アンケート実施における満足度(95%)教育総務課幼児保育課A・各園でのふれあい保育の開催(R1:年間10回以上)・各園の創意工夫により、参加者アンケート実施における満足度は99.6%となった。・保護者のニーズに応えて施設開放日を園の実態に合わせて10回程度実施したことに対して評価を得ている。子育て支援事業の推進・保育園開放や育児相談を行う「子育て支援事業」を市立保育園3園で実施(各園年6回)・参加者アンケート実施における満足度(90%)教育総務課幼児保育課B・「子育て支援事業」を各園年6回実施・参加者アンケート実施における満足度(86%)子育てについて、相談や助言体制の充実を図るため、全ての幼稚園等で、「すこやか子育て相談室」を開設します。子育て応援事業の推進子育ての悩みに答える「すこやか子育て相談」の全市立幼稚園及び認定こども園での実施(随時)教育総務課幼児保育課A「すこやか子育て相談」を全幼稚園及び認定こども園で実施し、相談件数が150件近くあった。また、毎日の降園時を活用し、相談ができる環境を作っている。就学前教育の理解を図るため、「全国国公立幼稚園・こども園ウィークin加古川」を実施します。「全国国公立幼稚園・こども園ウィークin加古川」を通じた市立幼稚園及び認定こども園のPRの推進造形展や子育て講演会、オープンスクール等の催しを全園で実施教育総務課幼児保育課B全園で「幼稚園・こども園ウィーク」期間に、様々な取組や催しを実施し、就学前教育の大切さを発信したり、学び合う機会を持ったりした。子育てサポートの一環として、幼稚園及び認定こども園における「預かり保育」を実施します。預かり保育の実施対象者の確実な受入教育総務課幼児保育課B必要に応じて「預かり保育」を実施し、確実な受入を行った。重点目標評価:A個別評価◆ 就学前教育の提供体制の整備◆ 就学前教育全体の質の向上◆ 認定こども園、幼稚園及び保育所を活用した子育て支援の充実0~5歳の子どもを持つ保護者の教育力向上を図るため、ふれあい保育を実施します。8

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