教育アクションプラン2021
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18 *情報モラル教育 情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度を、各教科等の指導の中で身に付けさせる教育のこと。具体的には、他者への影響を考え、自他の権利を尊重し、情報社会での行動に責任を持つことや、情報を正しく安全に利用できること、情報機器の使用と健康との関わりを理解することなどである。 *ネットパトロール 児童生徒のインターネットトラブルやSOSを早期に発見するため、専門機関に依頼し、インターネット内のパトロールを行う。 *SDGs(エス・ディ・ジー・ズ) Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で、「誰一人取り残さない」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標のこと。2030年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されている。 *道徳教育推進教師 小・中学校学習指導要領において、「校長の方針の下に、道徳教育の推進を主に担当する教師(以下「道徳教育推進教師」という。)を中心に、全教師が協力して道徳教育を展開する」と示されている。その役割として、道徳教育の指導計画の作成に関すること、全教育活動における道徳教育の推進・充実に関すること、道徳科の充実と指導体制に関することなどがある。 *性的マイノリティ 別名、性的少数者とも称され、レズビアン(女性の同性愛者)やゲイ(男性の同性愛者)、バイセクシャル(同性愛者)、トランスジェンダー(自己の身体の性別と心で自認する性別に違和感のある人)など、様々な性的指向や性自認を持つ方々を指す。 *心の絆プロジェクト 児童会・生徒会を中心にした児童生徒の自発的・自主的な活動を通して、仲間との心の絆を深め、誰もが行きたくなる学校・学級づくりをめざす活動のこと。「心の絆宣言」に基づいた取組を各校・ユニットで行っている。 *ふるさと教育 地域の自然、歴史、文化、伝統行事、産業といった教育資源(ひと・もの・こと)を活かし、学校・家庭・地域が一体となって、ふるさとに誇りを持ち、心豊かでたくましい子どもを育むことを目的とした教育活動のこと。 *キャリア教育 児童生徒一人一人が将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力を育てる教育のこと。 *全国体力・運動能力、運動習慣等調査 全国的な子どもの体力の状況を把握・分析し、学校における体育・健康に関する指導などの改善に役立てるとともに、子どもの体力向上に関する継続的な検証改善サイクルを確立することを目的とした文部科学省による全国調査のこと。小学校5年生、中学校2年生の児童生徒を対象としており、平成20年度から実施している。調査内容は、「実技に関する調査(新体力テスト8種目)」と、「生活習慣、食習慣、運動習慣に関する児童生徒質問紙調査」が行われる。

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