加古川市国民健康保険第2期データヘルス計画
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第1章 計画策定の概要 5 (2)特定保健指導 ● ● ● ● ● ● ● ● ① 特定健診当日保健指導 対象者 30~74歳の国民健康保険の被保険者 事業内容 特定健診(集団健診)の受診会場において、腹囲またはBMI※が基準値を超えている者に対し、当日に保健指導を行い、特定保健指導利用勧奨を行う。 評価指標・実施目標 当該事業を実施した者の特定保健指導利用率20% 実績(平成28年度) 健診当日に特定保健指導対象者と判明した者のうち、特定保健指導初回面接率:26.1%後日血液検査にて特定保健指導対象者と判明した者のうち、特定保健指導初回面接率:31.6% 評価 目標達成。特定健診当日に特定保健指導について説明することは特定保健指導初回面接率の向上に効果があるため、第3期特定健診等制度改正に伴い、集団健診当日の特定保健指導の実施について検討が必要。 ※ BMI:肥満度を測るための国際的な指標で、以下の計算式で示される。 BMI=体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)で、肥満とされるのは25.0以上。 ② 加古川市ウォーキング手帳の利用 対象者 特定保健指導対象者全員 事業内容 加古川市で作成したウォーキング手帳を特定保健指導実施時に配布し、歩数や体重等を記録することで、ウォーキングの継続取組を促し、健康の自己管理を目指す。 評価指標・実施目標 ウォーキング手帳の利用率:特定保健指導6か月後70% 実績(平成28年度) 特定保健指導時にウォーキング手帳を配布した。 評価 目標未達成。ウォーキング手帳の配布及び評価方法について検討が必要。 (3)保健指導 ● ● ● ● ● ● ● ● ① 特定健診要医療者受診勧奨訪問指導 対象者 特定健診結果により、3疾患(高血圧症、脂質異常症、糖尿病)内服治療なしでHbA1c8.0以上の特定保健指導対象外の者 事業内容 保健師等が対象者宅を訪問し、医療機関への受診勧奨及び保健指導を行う。訪問後、必要に応じて再度保健指導を行う。 評価指標・実施目標 支援実施者の訪問後の受療割合80% 実績(平成28年度) 平成28年度:45.5% 平成29年度は、対象者選定の見直し(3疾患内服治療なしでHbA1cが8.0以上またはⅢ度高血圧の者)を行い、1人に対し複数回の訪問を行っている。 評価 目標未達成。実施方法を改善し、効果的なアプローチの検討が必要。

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