第2期加古川市人口ビジョン
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1 1 はじめに 1-1 策定の背景・趣旨 平成26(2014)年11月、「まち・ひと・しごと創生法」が制定され、国においては、今後5か年の施策の方向を提示する「まち・ひと・しごと創生総合戦略」及び、人口の現状と将来の姿を示し、今後の目指すべき将来の方向を提示する「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」が策定されました。その後、令和元(2019)年12月には、第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」及び「『まち・ひと・しごと創生長期ビジョン(令和元年改訂版)』(以下、「長期ビジョン」という。)」が閣議決定され、地方創生のより一層の充実・強化に取り組む方針が示されました。 また、平成27(2015)年の国勢調査結果に基づき公表された国立社会保障・人口問題研究所(以下、「社人研」という。)による推計結果では、国の人口減少のスピードはやや遅くなっているものの、本市の人口減少には歯止めがかからないことが予測されており、本市を取り巻く状況はますます厳しさを増しています。 このことを受け、本市では、平成27 (2015)年10月に策定しました「加古川市人口ビジョン」について、人口の現状分析をあらためて行い、「第2期加古川市人口ビジョン(以下、「本ビジョン」という。)」として改訂を行いました。 本ビジョンは、国の長期ビジョンの趣旨を尊重し、本格的な人口減少社会を迎える中で、本市の人口に関する共通認識を深めるとともに、将来にわたって活力あるまちづくりを進めていくため、目指すべき人口の将来展望を示すものです。 1-2 対象期間 本ビジョンの対象期間は、国の長期ビジョンを勘案し、令和42(2060)年までとします。

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