第2期加古川市人口ビジョン
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25 4 人口の将来展望 これまでの人口の現状分析と将来人口の推計を踏まえると、本市の人口は今後より一層減少が進むことが推測されます。 そのため、国の長期ビジョンを踏まえつつ、人口減少に歯止めをかけることを目標に、長期的に合計特殊出生率の引き上げと純移動率(社会動態)の改善を図ることとし、将来の目標人口としての条件設定を行いました。 将来の目標人口では、令和7(2025)年に総人口25万5千人程度を、令和42(2060)年に総人口20万人程度の確保を目指します。 【条件設定】 合計特殊出生率 純移動率(社会動態) 市推計人口 令和42(2060)年まで1.5台で推移すると仮定。 平成27(2015)年の人口と令和2(2020)年の人口(いずれも6月1日時点の住民基本台帳人口)をもとに純移動率を仮定。 将来の目標人口 令和7(2025)年まで1.56(※1)を維持・向上、令和12(2030)年に「国民希望出生率1.8」(※2)に達し、以降横ばいとなるように仮定。 市推計人口で仮定した純移動率において、転出超過の大きい20~44歳までと、0~14歳までの純移動率が令和7(2025)年までに半減し、令和12(2030)年までに均衡、以降横ばいになるように仮定。 その他の年齢区分では、市推計人口で仮定した純移動率が令和2(2020)年以降も横ばいで推移すると仮定。 (※1)平成27(2015)年国勢調査における本市の合計特殊出生率 (※2)国の「少子化社会対策大綱」に掲げられた数値目標で、若い世代における結婚、妊娠・出産、子育ての希望等がかなうとした場合に想定される出生率 市推計人口と将来の目標人口 ※ 平成27(2015)年は国勢調査(10月1日時点)の人口 令和2(2020)年は6月1日時点の推計人口、令和7(2025)年以降は6月1日時点の推計値 261,610253,215242,887230,968218,213205,743193,076179,804165,909267,435261,610254,860248,836241,178232,624224,366215,740206,367196,300150,000170,000190,000210,000230,000250,000270,000290,000平成27(2015)令和2(2020)令和7(2025)令和12(2030)令和17(2035)令和22(2040)令和27(2045)令和32(2050)令和37(2055)令和42(2060)市推計人口将来の目標人口(人)(年)

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