加古川市下水道ビジョン2028
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第7章 ビジョンの実現に向けて 87 第7章 ビジョンの実現に向けて 今後10 年間で下水道ビジョン実現に向けて、次の6つの目標を掲げています。 ■快適な生活環境の創出・・・『快適』 ⑴ 下水道普及率の向上 ⑵ 良質な水環境の確保 ■危機に強い安全・安心な下水道の実現・・・『安心』 ⑶ 災害への備え ⑷ 管渠・施設の機能維持 ■信頼される健全な経営・・・『持続』 ⑸ 持続可能な経営 ⑹ お客さまとのコミュニケーション 本ビジョンに掲げる基本理念『未来へつなぐ 安全で快適な暮らしを支える下水道』の実現に向けて、平成40年度を目標年度とし、毎年度、PDCAサイクル※に基づく事業の進行管理を行い、各種数値目標の達成を目指します。 毎年度の具体的な取り組みとしては、本ビジョンに基づく経営方針(Plan)を策定した上で事業を実施(Do)し、事業の進捗状況を決算審査や事業評価、外部の有識者・市民委員で構成される上下水道事業運営審議会に諮り、評価(Check)します。 次年度以降は、これらの評価結果を次年度予算に反映させるなど個々の事業の見直し(Action)を図ります。 なお、計画期間内においては、毎年度のPDCAサイクルの実施に加え、計画の中間年度にあたる平成35年度には、数値目標の中間評価を行うとともに、社会情勢の変化も考慮し、必要に応じてビジョンの見直しを行うことで、より大きなPDCAサイクルを実現します。 ※PDCAサイクル 事業活動における生産管理や品質管理など管理業務を円滑に進めるための手法。 計画(Plan)、実施(Do)、評価(Check)、改善(Action)の段階を繰り返すことで、業務を継続的に改善する。

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