加古川市下水道ビジョン2028
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第6章 具体的施策 79 3.信頼される健全な経営 下水道事業は、お客さまからの使用料収入で成り立っており、適正な使用料と不断の経営努力により、下水道機能を維持することが必要です。そのためには効率的な運営と経営基盤の強化を図ることで、将来を見据えた経営を行う必要があります。 また、引き続きお客さまサービスの向上に努めるとともに、事業の内容についてわかりやすい情報提供を行い、下水道事業に対するお客さまの関心や満足度を高めることを目指します。 (1)持続可能な経営 ① 将来を見据えた経営 汚水量の減少により、今後の使用料収入の減少が見込まれる中、管渠や施設の改築・更新を行うには多額の費用が必要になります。 そこで、策定したアセットマネジメント計画に基づき、更新時期の平準化と費用の最小化を図るとともに、将来的な使用料収入の減少も勘案し、50年先を見据えた中長期的な視点での経営に取り組みます。 また、上下水道局では、10年間の経営の基本計画である「加古川市下水道事業経営戦略」を平成28年度に策定しています。 経営戦略の内容については、定期的な見直しを行い、精度の高い財政計画を策定します。

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