加古川市下水道ビジョン2028
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第5章 これからの下水道事業 59 第5章 これからの下水道事業 1.基本理念 加古川市下水道事業は、昭和38年に認可を受け事業着手し、昭和42年から汚水処理を開始して以降、整備区域を拡大しながら生活環境の向上、公共用水域の水質保全及び浸水被害の軽減など、様々な役割を果たしてきました。 平成37年度を目標に、汚水処理の未整備区域の早期解消に取り組むことと合わせ、大規模地震や多発する集中豪雨などの自然災害に対する備えや、耐用年数を経過した管渠・施設の更新などへの多額の投資が必要です。 一方、今後は人口減少という新たな局面を迎え、下水道事業を取り巻く経営環境は一段と厳しさを増していきます。 そのような厳しい状況を乗り越え、安心で快適な暮らしを市民の皆さまに世代を超えて提供し続けるため、『未来へつなぐ 安心で快適な暮らしを支える下水道』を基本理念として掲げ、下水道事業の運営を行います。

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