加古川市下水道ビジョン2028
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第4章 将来の事業環境 57 3.職員数の動向 本市は、水道事業と下水道事業に共通している業務の一元化や類似業務の統合による経営コストの削減、上下水道の連携強化によるお客さまサービスの向上などを目的に、平成27年4月に水道局と下水道部を組織統合し、上下水道局が発足しました。 平成30年度当初の下水道事業に従事する職員数は、41人(事務14人・技術27人)で、職員の平均年齢は、事務職約39歳、技術職約45歳となっています。 特に技術職では、50歳以上が技術職全体の約37%(10人)となっており、職員の高齢化が進行しています。 今後10年間に、熟練技術者が大量退職するため、下水道の新規整備や老朽化した管渠・施設の更新、維持管理を担う技術職の負担増が懸念されます。 図 4.5 職員年齢構成(平成30年4月1日現在) 52362125010246810技術職1112221130024681060歳~55~59歳50~54歳45~49歳40~44歳35~39歳30~34歳25~29歳20~24歳20歳未満事務職課 題 職員が減少傾向にある中、事業運営を維持するためには、職員一人ひとりの資質の向上が必要です。 経験豊富な職員が今後退職することにより、組織全体の技術力低下をきたすことがないように、若手・中堅職員への技術継承を実施していく必要があります。技術職のうち 50歳以上の 割合が約37% 平均年齢 約39歳 平均年齢 約45歳

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