加古川市下水道ビジョン2028
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第3章 現状と課題 46 【アセットマネジメント計画の策定】 汚水量の減少に伴い、今後使用料収入の減少が見込まれる一方、施設や管渠を更新するためには多額の費用が必要です。持続可能な経営を行うためには、資産の健全度などの状況を把握することと合わせ、更新資金の計画的な確保が必要となります。 このため、下水道資産全体のデータを整理し、重要度や優先度に応じた更新時期をストックマネジメント計画で検討した上で、財政収支見通しを反映させて策定するアセットマネジメント計画において、更新需要の平準化を図り、更新に必要な費用と財政収支のバランスが取れた50年間の投資計画を策定します。 図 3.16 アセットマネジメント(マクロマネジメント)計画の実施の概念図 これまでの取り組み 平成28年度に10年間の経営の基本計画となる「加古川市下水道事業経営戦略」を策定しました。 平成30年度に「加古川市下水道事業アセットマネジメント計画」を策定しました。 課 題 使用料収入の減少が見込まれる中、中長期的な視点で施設・管渠の計画的な更新と費用の平準化を行い、持続可能な安定した下水道事業の経営が必要です。

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