加古川市下水道ビジョン2028
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第3章 現状と課題 35 【ポンプ場】 ポンプ場の設備を、標準耐用年数※で単純に改築する場合、図3.11に示すように施設の健全率※は平成29年度末時点より改善するものの、年間で平均6.7億円、最大で年間30億円を超える事業費が必要となります。 このため、ポンプ場についても平成29年度から平成30年度にかけて、管渠と同様に効率的かつ計画的に設備を改築更新するため、ストックマネジメント計画を策定しました。 表 3.4 ポンプ場の耐用年数の設定例 出典)「効率的な改築更新事業計画策定について:下水道主要設備機能診断」2005年8月 (公財)日本下水道新技術機構 ※標準耐用年数 国の通知によって定められた耐用年数。 ※健全率 ポンプ施設の劣化の進行状況を示す指標。 ※目標耐用年数 実態に合わせた耐用年数。 設備名①標準耐用年数②目標※耐用年数比率②/①除塵機1515~251.0~1.7汚水ポンプ1515~501.0~3.3雨水ポンプ2020~401.0~2.0受変電設備20301.5自家発電設備15221.5制御電源及び計装用電源設備7~1510~221.5負荷設備15221.5計測設備10221.5監視制御設備7~1510~221.5

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