加古川市水道ビジョン2028
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第6章 具体的施策 87 ② 経営基盤の強化 • 民間委託の拡大と民間活力の導入 本市では、浄水場などの運転管理業務、漏水修繕業務、水道お客さまセンター業務(窓口業務・検針業務・料金の賦課及び収納業務)など、民間委託を積極的に導入しています。引き続き民間委託を行いつつ、委託業務の拡大などを検討します。 また、維持管理業務だけではなく、管路や施設の更新における官民連携手法の導入について、調査研究を進めます。 • 広域連携の検討 今後、人口減少などの影響を受けて料金収入が減少し、現在の施設規模が需要に対して過大となることが想定される中で、施設・管路の更新を進めるとともに経営基盤の強化を図るための手段の一つとして、水道事業の広域化があります。 兵庫県下において、各ブロック単位で広域化が検討されています。 本市が属している東播磨ブロックの中では、他事業体との共同事務や物品の共同発注など主にソフト面の連携方策について検討しており、今後もブロック内での広域連携について検討を進めます。あわせて、地域の実状に応じた広域化のあり方についても検討を進めます。 • 未収金対策 水道料金の未収金は、滞納者の生活状況を考慮しながら、文書や電話による督促及び現地訪問による早期接触並びに給水停止などの実効性のある処分も取り入れ、収納率の向上を図っています。 今後もこの取り組みを継続することで、料金収入を確保します。 経営の効率化を図り経営基盤を強化することで、安定的な経営ができます。 効果

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