加古川市水道ビジョン2028
82/111

第6章 具体的施策 77 危機管理体制の構築 (3) ① 有事対応への備え 施設や管路のハード面での耐震化だけではなく、自家発電設備の設置、危機管理マニュアルの整備、災害を想定した訓練などソフト面でも有事への対策を行い、水道事業全体で危機管理を進めます。 • 災害対応訓練の実施 上下水道BCPに基づく机上訓練や実践的な訓練を実施し、迅速かつ的確な状況判断ができる職員を養成します。 さらに、公益社団法人日本水道協会などの関係機関が実施する情報伝達訓練や応急給水訓練などに参加し、災害時の対応力を向上させます。 • 電力確保 東日本大震災などの大規模地震では、長期の停電により、給水に大きな支障が出ました。 現在、主要な施設では自家発電設備を整備しています。その他の施設については、必要に応じて、自家発電設備の整備を進めます。 また、電力会社からの受電系統の2系統化についても検討します。

元のページ  ../index.html#82

このブックを見る