加古川市水道ビジョン2028
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第6章 具体的施策 70 ② 消毒副生成物の抑制 浄水処理に用いる次亜塩素酸ナトリウムを高温下で長期間貯蔵すると、その分解により塩素酸が生成されます。次亜塩素酸ナトリウムを貯蔵する環境を整備し、適切な温度管理を行うことで、塩素酸の発生を抑制します。 さらに、原水の温度が上昇する夏季を中心に、中間塩素処理による浄水処理を行うほか、粉末活性炭を用いることにより、消毒副生成物の生成を抑制します。 ③ 異臭味対策の強化 水道水の不快な臭気の原因となるカビ臭対策については、必要に応じて活性炭処理を行い、カビ臭物質の低減を図ります。 また、水質変化に柔軟に対応できるよう、活性炭注入施設を改善します。 消毒副生成物の抑制に努めることで、より一層安全な水をお届けできます。 効果

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