加古川市水道ビジョン2028
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第3章 現状と課題 46 【料金体系の検討】 全国的な傾向として、節水機器の普及や人口減少による水需要の減少、需要構造の変化など経営環境の変化が急速に進んでいます。 本市の料金体系は、工場などの大口需要者の料金負担が大きくなる累進逓増型になっており、今後の水需要の動向によっては、料金体系自体を見直す必要があります。 これまでの取り組み • 平成30年度に「加古川市水道事業アセットマネジメント計画」を策定しました。 • 平成18年度に料金改定を実施して以降、料金改定は行っていません。 課 題 • 中長期的な視点での施設・管路の計画的な更新と更新費用の平準化を行い、持続可能な水道事業の経営が必要です。 • 水需要の減少は続いており、今後の料金収入見込や施設・管路の更新費用を勘案し、料金改定の検討が必要です。

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