加古川市水道ビジョン2028
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第3章 現状と課題 30 管路の更新・耐震化 (2) ① 基幹管路の更新・耐震化 本市では、昭和40年代から60年代にかけて整備した水道管が法定耐用年数の40年を超えてきており、今後水道管の老朽化が急速に進行します。 現行ビジョンでは、平成30年度の管路耐震化率 31.0%を目標に設定し、事業を進めてきましたが、平成29年度末の管路耐震化率は 26.3%と目標の達成は厳しい状況です。 しかしながら、基幹管路※は地震などで破損した場合、市民生活に多大な影響を与えるおそれがあり、早急に更新し耐震化を進める必要があることから、平成30年度に「老朽管更新(耐震化)計画」を策定しました。 今後の10年間については、基幹管路の更新・耐震化を最優先課題として、計画的に管路更新を進めていきます。 計算式:(基幹管路のうち耐震管延長/基幹管路延長)×100 図3.4 基幹管路の耐震化率 ※基幹管路 河川から浄水場へ水を取水するための導水管、浄水場から各配水池へ水道水を送るための送水管、配水池から各家庭へ水道水を送るための配水管のうち口径が400ミリ以上のものをいう。 21.522.322.522.522.50.05.010.015.020.025.020132014201520162017基幹管路の耐震化率(%)

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